フ
フォルシア株式会社
フォルシアカブシキガイシャ上場情報・通信業304AEDINET: E40230FORCIA, Inc.
決算期: 02月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
23.1億円
18.64%営業利益 (FY25)
2.1億円
54.68%経常利益 (FY25)
2.0億円
41.43%純利益 (FY25)
1.3億円
33.33%総資産
21.9億円
34.81%自己資本比率
88.5%
—ROE
7.8%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
フォルシアは独自の高速検索技術「Spook」を基盤に、旅行・観光業界向けシステム開発(ソリューション型)とSaaSプロダクト「webコネクト」(SaaS型)の2軸で事業を展開する小規模ながら高収益なITベンダーである。大手旅行会社10社中8社への導入実績を誇り、クラブツーリズム・JTB・日本旅行など業界大手との深い取引関係を持つ。FY2025(2025年2月期)の売上高は23.1億円(前期比+18.7%)と4期ぶりの2桁増収を達成し、外注費抑制と販管費の効率化により営業利益は2.2億円(+54.7%増)と大幅に拡大した。コロナ後の国内旅行市場の急回復(2024年国内旅行消費額25.2兆円・前年比+14.8%)が追い風となり、webコネクトの月額収入増加が安定収益源として機能している。一方で、上位3社への売上集中度が41.8%と高く、旅行業界への依存度(売上の77%)という構造的リスクも抱える。中長期的には、新規参入事業者(MaaS・地方自治体・DMO等)へのサービス拡大と、業界ステークホルダーをつなぐマーケットプレイス構築を成長シナリオとして描いており、今後の顧客基盤の多様化が評価のカギとなる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: SaaS型webコネクトが売上の61.2%(14.2億円)を占め、月額課金による安定収入と初期開発収入が両輪となっている。
- 2顧客: 大手旅行会社10社中8社をはじめ、鉄道事業者・会員制サービス事業者・専門商社などB2B顧客に特化している。
- 3価値提案: 汎用検索では対応困難なリアルタイム在庫・複雑条件を高速処理するSpookで、旅行EC特有の技術課題を解決する。
- 4コスト構造: 売上原価の大半が人件費・外注費で、外注費抑制とリソース最適化により売上総利益率53.5%を維持している。
Risks · リスク要因
- 1大口顧客集中リスク: 上位3社(クラブツーリズム・JTB・日本旅行)で売上の41.8%を占め、取引縮小時の業績影響が大きい。
- 2旅行業界依存リスク: 全売上の77%が旅行関連で、海外OTAの台頭や旅行会社の事業方針変更に業績が左右されやすい。
- 3人材確保・離職リスク: FY2025の従業員離職率12.4%と目標の10%以下を超過し、技術者不足が受注能力や開発品質に影響しうる。
- 4売上計上の期ずれリスク: 顕在化可能性「大」と自社評価する通り、顧客都合による納期変更で四半期業績が大きくブレる構造を持つ。
Strengths · 強み
- 1旅行業界への深い浸透: 大手10社中8社への導入実績と長年の取引関係が、競合参入を阻む実質的な参入障壁となっている。
- 2独自技術「Spook」の優位性: ダイナミックプライシングや複雑条件検索を高速処理する技術は旅行EC領域で代替が難しい。
- 3リカーリング収益モデル: webコネクト月額収入が売上の約4割を占め、FY2025に前期比+36.4%と高成長し収益安定性を高めている。
- 4ハイブリッドモデルの柔軟性: 汎用SaaSでは対応困難な個別要件にカスタマイズ対応できる点が大手・中堅顧客から高評価を得ている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1既存顧客へのサービス拡充: 大手旅行会社の基幹システム全体の刷新ニーズに対応し、予約・在庫管理機能を強化して単価向上を目指す。
- 2新規参入企業への拡販: 観光MaaS市場の拡大を背景に、鉄道・地方自治体・DMOなど旅行業界外からの新規顧客を積極獲得する。
- 3マーケットプレイスの構築: 旅行素材提供者と販売事業者をつなぐB2Bプラットフォームを中長期目標として段階的に構築していく方針である。
- 4人材育成と採用強化: 研修体制・資格取得支援・新卒採用を継続強化し、離職率10%以下の維持とエンゲージメント向上を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益を達成: 売上高23.1億円(+18.7%)、営業利益2.2億円(+54.7%)と大幅改善し、外注費抑制が利益率向上に貢献した。
webコネクト売上が36.4%増: 新規の会員制サービス事業者獲得と大手旅行会社でのシェア拡大により、月額・初期収入が大きく伸長した。
上場関連費用が経常利益を圧迫: 株式発行で3.7億円を調達した一方、上場費用発生により経常利益は1.98億円にとどまった。
営業CFが前期比で大幅減少: 売上債権1.4億円・契約資産0.9億円の増加により、営業CFは前期5.2億円から0.3億円へと急減した。
02
業績推移
売上高
23.1億円▲18.6%FY25
営業利益
2.2億円▲54.7%FY25
純利益
1.3億円▲33.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 14.4 | 16.5 | 21.5 | 19.5 | 23.1 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.4 | 2.1 |
| 経常利益 | 0.5 | 0.6 | 1.1 | 1.4 | 2.0 |
| 純利益 | 0.3 | 0.3 | 1.3 | 1.0 | 1.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 13.3 | 14.4 | 15.1 | 16.3 | 21.9 |
| 純資産 (自己資本) | 11.9 | 12.1 | 13.3 | 14.3 | 19.4 |
| 自己資本比率 (%) | 89.5 | 84.5 | 88.4 | 88.2 | 88.5 |
| 現金及び預金 | — | — | 5.2 | 9.6 | 12.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | ▲2.5 | 5.2 | 0.3 |
| 投資CF | — | — | 0.8 | ▲0.8 | ▲1.1 |
| 財務CF | — | — | — | — | 3.6 |
| FCF | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
126.72
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.8%
自己資本利益率
ROA
6.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
131人
平均年齢
36.5歳
平均勤続
5.7年
単体 平均年収
715万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。