株
株式会社ハイパー
カブシキガイシャハイパー上場卸売業3054EDINET: E05627HYPER Inc.
決算期: 12月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
138億円
11.01%営業利益 (FY25)
3.2億円
22.14%経常利益 (FY25)
3.3億円
36.25%純利益 (FY25)
2.4億円
10.55%総資産
68.7億円
7.95%自己資本比率
44.7%
—ROE
8.1%
0.33%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ハイパーは、「人とITで日本の会社を元気に」をミッションに掲げる法人向けIT商社である。主力のITサービス事業では、PC・サーバー等のハードウェア調達から設置・設定・セキュリティ・運用管理までをワンストップで提供する「ビジネスコアネクスト」をブランド化し、企業のIT部門支援を深耕している。第2の柱であるアスクルエージェント事業は、オフィス用品通販「ASKUL」の代理店業務を担うが、FY2025第4四半期にアスクル社がランサムウェア攻撃を受けてシステム障害が発生し、同事業の売上高は前期比13.2%減、営業利益は同37.4%減と大きく落ち込んだ。 財務面では、FY2025の売上高138億円(+11%)、経常利益3.3億円(+36%)と3期連続増収増益を達成し、自己資本比率も44.3%(前期38.5%)に改善した。ただし、売上高はピークの2019年251億円の約55%水準にとどまり、規模縮小からの本格回復には至っていない。Windows 10サポート終了に伴うPC買い替え特需がITサービス事業を牽引しているが、当該特需の一巡後の成長維持が課題となる。ストックビジネス強化やセキュリティサービス開発など付加価値シフトを志向しているものの、依然として薄利の物販依存構造が続いており、収益性向上が経営上の最重要テーマである。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ITサービス事業が売上高の90.8%を占め、アスクルエージェント事業8.7%とその他0.5%が補完する。
- 2顧客: 製造業・金融業を中心とした法人企業のIT部門に対し、PC・サーバー調達から運用管理まで提供する。
- 3価値提案: 「ビジネスコアネクスト」ブランドで調達・設置・セキュリティ・運用管理を一括サポートし利便性を訴求する。
- 4コスト構造: 商品仕入れが95億円超と売上原価の大半を占め、売れ筋在庫限定仕入れで価格競争力を維持する構造である。
Risks · リスク要因
- 1アスクル依存リスク: ランサムウェア攻撃でアスクルのシステムが停止し、エージェント事業の売上が13.2%減と外部要因に脆弱である。
- 2PC特需剥落リスク: Windows 10サポート終了需要は一時的であり、特需一巡後の売上維持・代替需要の獲得が不透明である。
- 3仕入先集中リスク: 上位数社の仕入先に大きく依存しており、取引変動時は調達・価格競争力が即座に毀損する可能性がある。
- 4収益性の低さ: 営業利益率約2%台と薄利構造が続き、価格競争激化や原材料コスト上昇局面では利益が急速に圧縮されるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1PC特需捕捉力: Windows 10サポート終了需要を機敏に取り込み、ITサービス事業売上+14%・営業利益+218%を実現した。
- 2ストック事業の保有: アスクルエージェント事業が安定的な日用品需要を創出し、ITサービス事業の変動リスクを一定程度緩和する。
- 3財務健全性の回復: 自己資本比率44.3%、現金3.1億円を確保し、短期借入金削減で財務基盤が着実に改善している。
- 4地域分散拠点網: 名古屋・大阪・広島・福岡の4拠点と東京物流センターで全国法人顧客へのサービス提供体制を構築する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ストックビジネス強化: 運用管理・セキュリティ等のサービス型収益を拡大し、物販依存の薄利構造からの脱却を図る方針である。
- 2新規事業の早期収益化: 就労移行支援事業など新規分野の売上高が+18%と伸長しており、収益化体制の構築を急ぐ方針である。
- 3資本効率改善: ROE 8.1%を踏まえ、自己資産の有効活用と株主への安定配当継続により資本効率の継続的改善を目指す。
- 4子会社シナジー最大化: M&Aや事業譲受で組織拡充を継続しつつ、子会社との連携強化で売上・利益の相乗効果を追求する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高138億円(+11%)、経常利益3.3億円(+36%)と3期連続増収増益を達成し、自己資本比率は44.3%に改善した。
ITサービス事業が急回復: Windows 11入替需要でPC出荷台数が急増し、営業利益は前期比+218%の2億円と大幅に拡大した。
アスクルランサムウェア被害: 2025年10月にアスクル社がサイバー攻撃を受け、エージェント事業の第4四半期売上が急減した。
キャッシュフロー改善: 営業CFは8.2億円(前期比+6.2億円)と大幅増加し、現金残高は前期末比7.5億円増の31億円となった。
02
業績推移
売上高
138億円▲11.0%FY25
営業利益
3.2億円▲22.1%FY25
純利益
2.4億円▲10.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 251 | 214 | 205 | 106 | 114 | 124 | 138 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -0.5 | 1.2 | 2.6 | 3.2 |
| 経常利益 | 5.4 | 2.7 | 0.4 | -0.4 | 1.3 | 2.4 | 3.3 |
| 純利益 | 3.3 | 1.8 | -0.5 | -5.0 | 0.8 | 2.2 | 2.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 66.4 | 68.0 | 68.3 | 71.3 | 72.8 | 74.6 | 68.7 |
| 純資産 (自己資本) | 29.4 | 31.5 | 33.6 | 27.8 | 27.7 | 29.2 | 30.7 |
| 自己資本比率 (%) | 44.3 | 46.4 | 49.2 | 39.0 | 38.0 | 39.1 | 44.7 |
| 現金及び預金 | 22.4 | 30.6 | 30.3 | 25.0 | 25.3 | 23.6 | 31.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 7.0 | 2.6 | 0.8 | ▲7.4 | 3.9 | 2.0 | 8.2 |
| 投資CF | ▲1.1 | ▲0.3 | ▲0.8 | ▲4.0 | 0.1 | ▲0.3 | 0.1 |
| 財務CF | ▲4.4 | 6.0 | ▲0.3 | 6.1 | ▲3.8 | ▲3.3 | ▲0.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
24.94
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.1%
自己資本利益率
ROA
3.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AskulAgentBusiness0.0兆8.7%0.00兆9.9%
EquipmentSalesBusiness0.0兆90.8%0.00兆1.6%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.5%0.00兆2.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
202人
平均年齢
41.1歳
平均勤続
11.3年
単体 平均年収
533万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
10.50円
配当性向
28.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
14
FY21
14
FY22
12
FY23
11
FY24
11
FY25
11
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。