株
株式会社銚子丸
カブシキガイシャ チョウシマル上場小売業3075EDINET: E03507Choushimaru Co.,Ltd.
決算期: 02月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
174億円
18.60%営業利益 (FY25)
10.5億円
38.44%経常利益 (FY25)
10.7億円
38.33%純利益 (FY25)
5.8億円
45.76%総資産
108億円
15.92%自己資本比率
72.9%
—ROE
6.8%
5.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社銚子丸は「すし銚子丸」を主力ブランドに、千葉・東京・埼玉・神奈川の一都三県で91店舗を直営展開するグルメ回転寿司企業である。職人が握る本格寿司と本まぐろ・光物を強みとした高品質路線で、低価格チェーンとの二極化が進む業界において独自ポジションを築いている。早朝に水産物卸売市場で仕入れた鮮魚を当日配送する独自ロジスティクスが品質競争力の源泉であり、価格帯はグルメ業態に属しながら「市場価格よりお得」な価格設定を志向している。 FY2025(2024年5月〜2025年2月の変則9か月13日)の売上高は174億円、営業利益10億円、経常利益率6.2%、ROE6.8%と収益性は一定水準を維持した。一方で決算期変更に伴う変則決算のため単純比較は困難であり、前期比較ベースでは売上高-18.6%と大幅減収に見える。中期的な成長施策として、神奈川未展開エリアへの出店拡大・新業態「Standing鮨Bar Yasuke」のエキナカ展開・ロイヤルHDおよび双日との合弁による米国カリフォルニア進出・縁アプリを活用したDXマーケティングを推進しており、人材確保と原材料コスト上昇が今後の主要課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内91店舗(全直営)での飲食売上が収益の100%を占める単一寿司事業で構成されている。
- 2顧客: 首都圏在住の中間〜上位所得層を主対象とし、グルメ回転寿司として日常使いからハレの日利用まで取り込む。
- 3価値提案: 職人握り・本まぐろ・目利き仕入れにより、立ち寿司に近い品質を回転寿司の利便性と割安感で提供する。
- 4コスト構造: 原価率38.6%と高品質食材を維持しつつ、早朝市場直仕入れ・自社配送で中間コストを抑制している。
Risks · リスク要因
- 1原材料価格・為替変動リスク: まぐろ等主要品目は世界情勢・漁獲状況・円安の影響で価格が大きく変動し、単一寿司事業のため価格転嫁が困難になると業績直撃となる。
- 2人件費・光熱費の上昇リスク: 労働市場の逼迫により一律3万円ベースアップを実施済みで、パート労働法改正等により追加的な人件費増加が生じた場合の利益圧迫リスクが大きい。
- 3食中毒・衛生事故リスク: 生鮮魚介を主食材とするためアニサキス等の食中毒発生時は企業存続に重大な影響を与えうると有報に明示されている。
- 4競合激化・市場縮小リスク: 大手回転寿司チェーンの出店攻勢や異業種参入により、グルメ業態での顧客獲得競争が今後も激化する見込みである。
Strengths · 強み
- 1鮮魚当日直送体制: 水産物卸売市場から早朝仕入れ・当日店舗配送という独自ロジスティクスが他の回転寿司チェーンに対する品質差別化の核となっている。
- 2本まぐろ・光物への特化: 主要品目で固定価格長期契約や仕入ルート多様化を実施し、品質と安定供給を両立させたブランド認知を構築している。
- 3首都圏91店舗の直営ネットワーク: 一都三県に集中した直営体制により品質管理・人材育成・DXデータ活用を一元管理できる強みがある。
- 4堅実な財務基盤: 自己資本比率は高く、設備投資を内部留保と営業CFの範囲内で賄う無借金経営に近い方針を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1既存店磨き上げと改装投資: 2025年2月期に6店舗の大規模改装を実施し、席数増加・省力化・イメージ向上により既存店の収益力を継続的に高める方針である。
- 2神奈川・都心への出店拡大: 未展開の神奈川エリアを重点に新規出店を強化し、新業態「Standing鮨Bar Yasuke」はエキナカ立地へ集中投下する計画である。
- 3米国カリフォルニア進出: ロイヤルHD・双日との合弁会社を2024年3月設立し、2025年度中に1号店を出店して多店舗展開の基盤を構築する予定である。
- 4DX・縁アプリ活用: 2023年11月導入の縁アプリで蓄積した顧客データを用い、ピンポイント販促・テーブル決済・統合基盤開発を推進して来店数と効率を高める計画である。
Recent Highlights · 直近の動向
変則決算(9か月13日): 決算期を5月から2月末に変更したため当期は変則決算となり、売上高174億円・営業利益10億円・経常利益率6.2%を計上した。
自己株式取得18億92百万円: 積極的な株主還元として大規模な自己株取得を実施し、純資産は14億39百万円減少して78億70百万円となった。
新業態3店舗出店: 「鮨元」(高級江戸前・市川)、「Standing鮨Bar Yasuke」(エキナカ・赤羽)、「アリオ橋本店」(フードコート・相模原)を開業し期末91店舗となった。
不採算店減損1億99百万円計上: 収益改善に向けた不採算店舗整理を進め、減損損失を計上した結果、当期純利益は5億82百万円(純利益率3.3%)にとどまった。
02
業績推移
売上高
174億円▼18.6%FY25
営業利益
10.5億円▼38.4%FY25
純利益
5.8億円▼45.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 193 | 181 | 178 | 170 | 193 | 214 | 174 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.3 | 6.7 | 17.1 | 10.5 |
| 経常利益 | 9.8 | 1.4 | 8.6 | 16.8 | 7.9 | 17.4 | 10.7 |
| 純利益 | 5.0 | -0.9 | 3.8 | 10.6 | 5.6 | 10.7 | 5.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 99.7 | 87.5 | 127 | 110 | 114 | 128 | 108 |
| 純資産 (自己資本) | 66.6 | 65.2 | 69.1 | 78.8 | 83.7 | 93.1 | 78.7 |
| 自己資本比率 (%) | 66.8 | 74.5 | 54.4 | 71.8 | 73.4 | 72.5 | 72.9 |
| 現金及び預金 | 59.6 | 48.4 | 86.0 | 63.8 | 57.7 | 61.8 | 40.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 11.5 | ▲4.6 | 10.5 | 13.9 | 4.3 | 23.8 | 6.2 |
| 投資CF | ▲4.6 | ▲6.0 | ▲1.3 | ▲6.4 | ▲10.2 | ▲18.4 | ▲10.3 |
| 財務CF | ▲1.3 | ▲0.6 | 28.4 | ▲29.7 | ▲0.1 | ▲1.3 | ▲17.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
42.82
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.8%
自己資本利益率
ROA
5.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
511人
平均年齢
43.7歳
平均勤続
10.5年
単体 平均年収
521万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
12.00円
配当性向
28.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
6
FY21
6
FY22
6
FY23
12
FY24
12
FY25
12
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。