デ
ディーブイエックス株式会社
ディーブイエックスカブシキガイシャ上場卸売業3079EDINET: E03005DVx Inc.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
503億円
9.75%営業利益 (FY25)
5.4億円
17.76%経常利益 (FY25)
—億円
—純利益 (FY25)
4.1億円
136.99%総資産
255億円
12.60%自己資本比率
35.7%
—ROE
4.5%
2.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ディーブイエックス株式会社は、不整脈・虚血分野を中心とした医療機器の販売代理店・輸入総代理店として国内医療施設に製品を供給する。FY2025(2025年3月期)の売上高は503億円(前期比+9.8%)と過去最高水準を更新し、不整脈事業が425億円(+8.2%)、虚血事業が32億円(+30.0%)といずれも増収となった。しかし、売上原価率の上昇や販管費増加により営業利益は5億円(▲17.7%)に落ち込み、営業利益率はわずか1.1%。ROEも4.5%にとどまり、自社が掲げる「ROE20%以上・営業利益率4%以上」という目標との乖離は依然として大きい。事業構造上、特定保険医療材料の償還価格引き下げという政策的な価格圧力と、関東地区への地域集中という二大脆弱性を抱える。これに対し、自社開発品「RAQUOSインジェクションシステム」の普及、不整脈シミュレーター「EPSトレーナー」の海外輸出、営業エリアの全国展開などによる収益構造の変革を中期戦略として推進中。資本効率の改善と独自製品比率の引き上げが株価評価のカギを握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 医療機器の仕入販売が主体で、不整脈事業が売上の84.5%を占める低マージン商流ビジネスである。
- 2顧客: 主要顧客は国内の病院・クリニック等医療施設で、最大取引先エム・シー・ヘルスケアへの依存度は11.7%である。
- 3価値提案: 輸入総代理店機能と販売代理店機能を兼ねることで医療機器の安定供給と薬事対応を一括提供する。
- 4コスト構造: 売上原価率は約90.1%と極めて高く、販管費比率8.9%を加えると利益余地は薄利構造となっている。
Risks · リスク要因
- 1償還価格引き下げリスク: 診療報酬改定のたびに特定保険医療材料の保険償還価格が引き下げられ、1.1%の薄利率をさらに圧迫するリスクがある。
- 2地域集中リスク: 主力の不整脈事業が関東地区に売上が集中しており、地域固有の競合激化や規制変更で業績が大きく振れる可能性がある。
- 3仕入先契約解除リスク: 主要仕入先の買収・合併等により取引契約が打ち切られた場合、代替不能な商品の供給が途絶し業績に直撃する恐れがある。
- 4ROE・利益率目標の未達リスク: ROE目標20%に対し実績4.5%、営業利益率目標4%に対し実績1.1%と乖離が大きく、投資家の失望売りを誘発するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1不整脈分野の専門性: 関東地区を中心に長年培った不整脈領域の専門知識と顧客関係が高い参入障壁を形成している。
- 2輸入総代理店機能: 薬事承認取得を含む独自の輸入代理店体制が、海外メーカーとの独占的取引権の獲得を可能にしている。
- 3自社開発品の保有: 造影剤注入装置「RAQUOS」や不整脈シミュレーター「EPSトレーナー」など独自品で付加価値を高めている。
- 4安定した財務基盤: 自己資本比率35.7%、流動比率147.6%と財務健全性が高く、医療機関への継続供給体制を支えている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1利益率改善: 独自製品・自社企画品の拡充とDXによる物流・事務効率化を進め、売上高営業利益率4%以上の早期達成を目指す。
- 2全国展開: 不整脈事業の営業エリアを関東以外にも順次拡大し、地域集中リスクを低減しながら売上基盤を強化する。
- 3海外輸出: EPSトレーナーに続きRAQUOSインジェクションシステムの輸出準備を進め、国内依存から脱却した収益源を構築する。
- 4組織強化: 女性活躍推進・多様な人材活用・教育投資を通じて採用競争力を高め、持続成長を支える組織基盤を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は503億円(前期比+9.8%)と過去最高水準を更新し、虚血事業が前期比+30.0%と特に高い伸びを示した。
営業利益は5億円(前期比▲17.7%)に減少し、原価率上昇と人件費増が利益を圧迫して営業利益率は1.1%まで低下した。
当期純利益は4億円(前期比+137.2%)と大幅増益だが、前期に投資有価証券評価損295億円が発生した反動益によるものである。
日銀の2025年1月利上げ(政策金利0.5%)により医療機関の資金調達コストが上昇し、さらなる値下げ要請の圧力強まりが懸念される。
02
業績推移
売上高
503億円▲9.8%FY25
営業利益
5.4億円▼17.8%FY25
純利益
4.1億円▲137.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 404 | 447 | 410 | 455 | 475 | 459 | 503 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 12.5 | 13.4 | 6.5 | 5.4 |
| 経常利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 純利益 | 9.7 | 7.9 | 5.7 | 8.6 | 9.4 | 1.7 | 4.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 186 | 204 | 206 | 222 | 236 | 227 | 255 |
| 純資産 (自己資本) | 74.6 | 75.7 | 79.2 | 85.9 | 93.1 | 92.0 | 91.3 |
| 自己資本比率 (%) | 40.0 | 37.2 | 38.5 | 38.7 | 39.5 | 40.6 | 35.7 |
| 現金及び預金 | 53.0 | 52.3 | 64.9 | 78.5 | 86.1 | 74.9 | 70.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.9 | 10.4 | 17.4 | 16.9 | 14.8 | ▲4.2 | 7.3 |
| 投資CF | ▲1.9 | ▲3.6 | ▲2.2 | ▲1.0 | ▲4.8 | ▲4.0 | ▲6.3 |
| 財務CF | ▲9.1 | ▲7.5 | ▲2.7 | ▲2.4 | ▲2.4 | ▲3.1 | ▲5.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
39.20
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.5%
自己資本利益率
ROA
1.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
334人
平均年齢
39.5歳
平均勤続
8.1年
単体 平均年収
648万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
50.00円
配当性向
127.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
24
FY21
24
FY22
25
FY23
30
FY24
50
FY25
50
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。