株
株式会社マーケットエンタープライズ
カブシキガイシャマーケットエンタープライズ上場サービス業3135EDINET: E31551MarketEnterprise Co.,Ltd
決算期: 06月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
248億円
30.32%営業利益 (FY25)
6.3億円
109.36%経常利益 (FY25)
6.8億円
1610.00%純利益 (FY25)
4.9億円
201.89%総資産
62.4億円
16.71%自己資本比率
30.7%
—ROE
43.3%
86.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社マーケットエンタープライズは、実店舗を持たないネット専業リユース事業を基幹に、インターネットメディア事業とMVNO(仮想移動体通信事業者)であるモバイル通信事業「カシモ」を運営する3事業体制の企業である。FY2025(2025年6月期)の売上高は248億円(前期比+30.3%)と6期連続で増収を達成し、営業利益は6億円(前期比+109%)と黒字幅を大きく拡大、親会社株主帰属純利益は4.8億円と前期の4.8億円の損失から大幅に改善した。ROEは43.3%に達している。 ネット型リユース事業では、宅配・出張・店頭の複数買取チャネルを持ち「高く売れるドットコム」を軸にYahoo!オークション・楽天・Amazon等6チャネルで販売する。リユースプラットフォーム「おいくら」は263自治体と連携し人口カバー率42.6%に達しており、中長期成長の核となっている。一方で中古農機具(マシナリー)分野は海上運賃高騰・コンテナ抜港問題で減収減益となり、2026年6月期に個人向けリユースへ統合して立て直しを図る。中期経営計画(2026年6月期:売上高300億円・営業利益20億円)は現時点で達成困難とし、先行投資期を終えた投資回収フェーズへの移行を宣言している点が投資判断上の焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ネット型リユース事業が売上の約50%を占め、モバイル通信(カシモ)が高成長で補完、メディアが集客基盤を担う3層構造である。
- 2顧客: 不要品を売りたい個人消費者から買取り、Yahoo!オークション等6チャネルを通じ個人・法人へ再販するCtoBtoCモデルである。
- 3価値提案: 大型・高額・大量品のリユースをネット完結で提供し、品質保証と利便性でCtoC(フリマ)との差別化を図っている。
- 4コスト構造: 仕入(買取)コストと広告・Webマーケティング費が主要コストで、DXとAI活用による要員生産性向上で販管費率の低減を目指している。
Risks · リスク要因
- 1Yahoo!オークション依存: ネット型リユース売上の過半数が同1プラットフォームに依存しており、サービス廃止・条件変更で業績が急変するリスクがある。
- 2検索アルゴリズム変動: Googleコアアップデートによりメディア事業のPVが既に大幅減少しており、集客基盤の脆弱性が繰り返し顕在化しうる。
- 3農機具輸出の海運リスク: コンテナ船の抜港・海上運賃高騰が農機具分野を減収減益に追い込んでおり、地政学リスク次第で再び悪化する可能性がある。
- 4中期経営計画の未達リスク: 2026年6月期目標(売上高300億円・営業利益20億円)の達成困難を公表済みで、成長シナリオの信頼性低下が株価に影響しうる。
Strengths · 強み
- 1買取チャネルの多様性: 宅配・出張・店頭の3形態を持ち、自社買取サイト群とコンタクトセンターで大型・高額品の仕入基盤を構築している。
- 2おいくら自治体ネットワーク: 263自治体・人口カバー率42.6%の官民連携基盤が競合参入障壁となり、買取依頼件数の安定的増加を牽引している。
- 3モバイル通信のストック収益: MVNOカシモが想定超の成長を続け、回線数増加と5G移行による回線単価向上で安定的な収益を積み上げている。
- 4高ROE・資産軽量モデル: 実店舗を持たないネット特化モデルによりROE43.3%を実現、少資本で高収益を生む構造的優位性を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1投資回収フェーズへ移行: 先行投資を終えたネット型リユース事業において売上拡大に伴う販管費率低下で利益拡大を図り、2026年6月期を黒字加速の起点とする。
- 2セグメント再編による効率化: 2026年6月期よりメディア事業をリユース・モバイルへ統合し農機具も個人リユースへ集約、顧客接点一元化とクロスセルを促進する。
- 3モバイル通信の中長期ストック拡大: 固定回線サービスの新規展開・オプション拡充・5G移行促進で1回線あたり単価と契約継続期間の向上を目指す。
- 4DX・AI活用と人材育成: オートコールシステムや買取業務AI導入を深化させ、要員あたり生産性を高めながら優秀人材確保のための処遇改善・研修体制を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高248億円(+30.3%)・営業利益6億円(+109%): モバイル通信事業の想定超成長と個人リユースの収益力向上が主因で、純利益は前期損失4.8億円から黒字転換した。
中期経営計画(2026年6月期300億円・営業利益20億円)の達成困難を公表: 農機具海外販売の低迷と事業前提変化を理由に未達を先行開示し、計画修正プロセスが注目されている。
農機具分野が減収減益: 夏場の海上運賃急騰とコンテナ抜港増加で買い控えが発生し、2026年6月期に個人リユースへ統合して体制再構築を図る方針を決定した。
おいくら自治体連携が263自治体へ拡大(前期比+121): 人口カバー率42.6%に達し、官民連携SDGsの枠組みでの不要品買取プラットフォームとしての存在感が急速に高まっている。
02
業績推移
売上高
248億円▲30.3%FY25
営業利益
6.3億円▲109.4%FY25
純利益
4.9億円▲201.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 84.7 | 109 | 109 | 120 | 153 | 190 | 248 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -3.2 | 1.0 | 3.0 | 6.3 |
| 経常利益 | 4.5 | 6.6 | 0.3 | -3.3 | 2.8 | 0.4 | 6.8 |
| 純利益 | 2.0 | 2.9 | -0.4 | -4.0 | 2.9 | -4.8 | 4.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 26.2 | 40.2 | 34.6 | 35.3 | 48.5 | 53.4 | 62.4 |
| 純資産 (自己資本) | 12.4 | 16.3 | 16.5 | 13.0 | 17.0 | 13.1 | 19.1 |
| 自己資本比率 (%) | 47.6 | 40.4 | 47.7 | 36.7 | 35.1 | 24.4 | 30.7 |
| 現金及び預金 | 11.7 | 12.6 | 14.7 | 9.4 | 16.4 | 14.9 | 17.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.2 | ▲0.6 | 6.0 | ▲4.0 | 1.9 | ▲4.2 | 4.8 |
| 投資CF | ▲1.6 | ▲6.0 | ▲0.8 | ▲2.8 | 0.9 | ▲2.3 | ▲0.5 |
| 財務CF | 1.6 | 7.6 | ▲3.1 | 1.3 | 4.2 | 5.0 | ▲2.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
90.75
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
43.3%
自己資本利益率
ROA
7.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
InternetMediaBusiness0.0兆1.9%0.00兆61.3%
MobileBusiness0.0兆47.8%0.00兆4.7%
WebBasedReuseBusiness0.0兆50.3%0.00兆7.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
336人
平均年齢
31.4歳
平均勤続
3.8年
単体 平均年収
426万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。