メ
メディアスホールディングス株式会社
メディアスホールディングスカブシキガイシャ上場卸売業3154EDINET: E22995MEDIUS HOLDINGS Co.,Ltd.
決算期: 06月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
2887億円
11.12%営業利益 (FY25)
18.8億円
41.37%経常利益 (FY25)
24.2億円
38.40%純利益 (FY25)
13.8億円
22.22%総資産
1130億円
1.57%自己資本比率
18.1%
—ROE
6.8%
0.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
メディアスホールディングスは、国内の病院・医療施設向けに医療機器(消耗品・備品)を販売する専門ディーラーである。売上の97.9%を占める医療機器販売事業を中核に、介護・福祉事業を展開し、首都圏を最重要市場として2019年から2025年の6年間で売上高を約1,977億円から2,887億円へと着実に拡大してきた。競合優位の源泉は、国内最大級の医療材料データベース「ASOURCE® DATABASE」を基盤とした手術室運営支援「SURGELANE®」や材料価格最適化「meccul®」等のソリューション提供にある。単なる物販ではなく医療機関の経営改善を支援することで顧客粘着性を高めている点が特徴だ。成長戦略はM&Aによる商圏拡大を軸とし、中小ディーラーが乱立する業界での統合需要を取り込んでいる。一方、利益率は低水準(FY2025営業利益率0.65%)であり、診療報酬改定による償還価格引き下げや、M&Aのれん減損リスク、販管費増加圧力が収益性改善の課題として残る。ROEは6.8%と改善傾向にあるものの、持続的な利益率向上が株主価値拡大の鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 医療機器販売事業が売上の97.9%(2,827億円)を占め、介護・福祉事業60億円が補完する低マージン卸売モデルである。
- 2顧客: 首都圏を中心とする全国の急性期病院・医療施設に消耗品(整形・循環器等)と備品を供給している。
- 3価値提案: ASOURCE® DATABASEを核にSURGELANE®等のITソリューションで医療機関の業務効率化と経営改善を総合支援している。
- 4コスト構造: 仕入原価率が極めて高く、売上総利益率は約11.9%程度で、販管費増加が営業利益を圧迫しやすい構造である。
Risks · リスク要因
- 1償還価格引き下げリスク: 売上の約1/3を特定保険医療材料が占め、2年ごとの診療報酬改定で材料価格が下落すると売上・粗利が直撃される。
- 2M&Aのれん減損リスク: 非上場の中小企業を相次ぎ買収するため財務透明性が低く、事業計画未達時にのれん減損が発生し利益を毀損する可能性がある。
- 3医薬品医療機器等法の許認可リスク: 高度管理医療機器販売業等の許認可を複数保有し、法令違反により取消・業務停止が生じると事業継続が困難となる。
- 4コスト増加と利益率の低さ: 人件費・物流費・システム費が拡大する一方、営業利益率は0.65%と極めて低く、増収でも費用増が利益を飲み込むリスクが高い。
Strengths · 強み
- 1国内最大級データベース: ASOURCE® DATABASEは競合が容易に模倣できないデータ資産であり、ソリューション提案の差別化基盤となっている。
- 2M&A実績と統合力: 中小ディーラーを継続的に買収・統合し、FY2025も売上が前年比+11.1%増と業界再編の受け皿として機能している。
- 3首都圏No.1商圏: 国内最大市場の首都圏で高い顧客密度を持ち、急性期医療機関への営業ネットワークが競争優位を支えている。
- 4プライベートブランド展開: ASOURCE® SELECTにより仕入コストを抑制しつつ、医療機関への価格競争力と粗利改善余地を両立している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1M&A継続による規模拡大: 中小ディーラーが多い業界の統合機運を捉え、地域密着企業の買収を継続して商圏と人材を獲得する方針である。
- 2首都圏急性期・低侵襲手術への注力: 国内最大市場でシェア拡大を優先し、循環器・整形外科領域での新規症例獲得を強化する計画である。
- 3DXと物流インフラ整備: 倉庫管理システムの活用・業務集約・グループ基幹システム統合でコスト削減と生産性向上を2025年以降も継続推進する。
- 4PMI(統合効果最大化)の加速: M&A後のシナジー早期発現を重点課題とし、グループ横断の人事交流・ノウハウ共有で収益性向上を図る方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高2,887億円(+11.1%)、営業利益19億円(+41.3%)、純利益14億円(+22.3%)と主要利益指標が大幅改善した。
マコト医科精機の通期寄与: 2024年3月子会社化したマコト医科精機が初の通期計上となり、放射線治療装置等大型備品販売を押し上げた。
補助金受取で営業CFが急増: 営業CF7,011百万円(前期比+5,090百万円)は補助金受取3,315百万円が主因で、実力ベースのCF改善とは区別が必要である。
販管費の構造的増加: PC入れ替えライセンス費用・倉庫管理システムランニングコスト・人員採用費が重なり、増収益分の多くが吸収される費用構造が顕在化した。
02
業績推移
売上高
2,887億円▲11.1%FY25
営業利益
18.8億円▲41.4%FY25
純利益
13.8億円▲22.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1977 | 2104 | 2133 | 2266 | 2391 | 2598 | 2887 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 22.7 | 18.8 | 13.3 | 18.8 |
| 経常利益 | 14.4 | 16.0 | 31.8 | 27.6 | 24.2 | 17.5 | 24.2 |
| 純利益 | -0.7 | 9.5 | 20.7 | 18.7 | 15.0 | 11.3 | 13.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 620 | 700 | 845 | 930 | 975 | 1148 | 1130 |
| 純資産 (自己資本) | 127 | 139 | 158 | 173 | 186 | 197 | 205 |
| 自己資本比率 (%) | 20.5 | 19.8 | 18.8 | 18.6 | 19.1 | 17.2 | 18.1 |
| 現金及び預金 | 62.6 | 84.5 | 126 | 90.7 | 103 | 135 | 143 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲10.8 | 11.7 | 68.5 | ▲39.0 | 12.2 | 19.2 | 70.1 |
| 投資CF | 17.0 | 1.4 | ▲46.2 | ▲48.2 | ▲8.6 | ▲26.7 | ▲25.0 |
| 財務CF | ▲13.1 | 7.9 | 19.0 | 52.1 | 8.6 | 40.1 | ▲34.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
61.91
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.8%
自己資本利益率
ROA
1.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
MedicalEquipmentSales0.3兆97.9%0.01兆3.7%
NursingWelfare0.0兆2.1%0.00兆8.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
93人
平均年齢
40.0歳
平均勤続
5.0年
単体 平均年収
648万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円-1
配当性向
93.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
14
FY21
21
FY22
19
FY23
22
FY24
21
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。