丸
丸善CHIホールディングス株式会社
マルゼンシーエイチアイホールディングスカブシキガイシャ上場小売業3159EDINET: E23841Maruzen CHI Holdings Co., Ltd.
決算期: 01月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
1656億円
1.61%営業利益 (FY25)
34.0億円
6.14%経常利益 (FY25)
34.5億円
6.17%純利益 (FY25)
39.1億円
78.12%総資産
1327億円
2.98%自己資本比率
39.0%
—ROE
8.0%
3.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
丸善CHIホールディングスは、丸善ジュンク堂書店(書店チェーン)、図書館流通センター(文教販売)、丸善雄松堂(学術・研究機関向け)などを傘下に置く持株会社である。事業は文教市場販売・店舗ネット販売・図書館サポート・出版の4セグメントで構成され、FY2025売上高は1,656億円と横ばい圏で推移している。売上規模は2019年の1,772億円から緩やかに縮小した後、FY2023以降はやや回復基調にあるが、書籍販売の構造的縮小を補う成長エンジンの確立が最大の経営課題となっている。 収益面では、FY2025に人件費・物価高騰で営業利益が前期比6.1%減の34億円と圧迫された一方、固定資産売却益により純利益は前期比78.1%増の39億円と大幅増益を計上した。2024年3月に公表した5カ年中期経営計画では、2029年1月期に売上高2,000億円・営業利益85億円・ROE7.5%以上を掲げ、グループ資産活用・成長領域創出・収益構造転換の3本柱で事業変革を進める。図書館受託館数1,840館という業界随一のネットワーク、電子コンテンツ・AIの活用、店舗内複合業態化などが変革の核となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 書店(店舗・ネット販売)が売上の40%、文教市場販売28%、図書館サポート23%で3本柱を形成する。
- 2顧客: 公共図書館・大学・企業・個人消費者と幅広く、官公庁や大学の予算動向に収益が連動しやすい。
- 3価値提案: 書籍販売からデジタルコンテンツ・施設設計・図書館運営受託まで知の流通を川上から川下まで包括的に支援する。
- 4コスト構造: 人件費比率が高く、図書館サポート事業や書店運営における採用・育成コストが収益性を左右する。
Risks · リスク要因
- 1官公庁・大学予算削減リスク: 売上の約5割が公的機関向けであり、政府・自治体の予算削減や文科省補助縮小が業績直撃となりうる。
- 2書籍市場の構造縮小: 紙の書籍市場が長期的に縮小傾向にあり、電子化への移行が既存売上を蚕食するリスクが続く。
- 3人件費・物価高騰: FY2025に販管費増加で営業利益が6.1%減となったように、最低賃金上昇や物価高が収益を継続的に圧迫する。
- 4情報セキュリティ: 図書館利用者や大学研究者など多数の個人情報を管理しており、情報漏えい発生時の信用失墜・賠償リスクが大きい。
Strengths · 強み
- 1図書館受託ネットワーク: 公共・大学・学校合計1,840館を受託し、国内最大規模の図書館運営実績で参入障壁が高い。
- 2書誌データベース: 「TRC MARC」は図書館システムの業界標準的データベースとして広く採用され、高い代替困難性を誇る。
- 3ブランド多層展開: 丸善・ジュンク堂・図書館流通センターの複数ブランドで大学・公共・一般市場を同時にカバーできる。
- 4親会社DNPとのシナジー: 大日本印刷グループの傘下として、デジタル出版・電子書籍インフラの共同活用が可能な点が強みである。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期5カ年目標: 2029年1月期に売上高2,000億円・営業利益85億円・ROE7.5%以上を目指し、事業ポートフォリオを転換する。
- 2デジタル化推進: GIGAスクール対応の電子図書館・電子教材、学術電子ジャーナル拡充で高付加価値サービスへシフトを図る。
- 3店舗複合業態化: 「駿河屋」リユースや「EHONS」グッズ、ガシャポン専門店などインショップ展開で書店単体の収益依存を低減する。
- 4新規事業・M&A: 「丸善リサーチ」(会員数5,000人超)など新サービスを育成し、M&Aも含む投資で成長領域を継続的に開拓する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高1,656億円(前期比+1.6%)だが、営業利益は34億円と前期比6.1%減で人件費・物価高の影響が顕在化した。
純利益は固定資産売却益による特別利益増加で39億円(前期比+78.1%)と大幅増益となり、ROEは8.0%を達成した。
自社ネットストア「丸善ジュンク堂書店ネットストア」を2024年7月に開設し、デジタル顧客接点の内製化に着手した。
図書館受託館数が期初比34館増の1,840館に拡大し、図書館サポート事業売上は前期比5.7%増の377億円と主要成長源となっている。
02
業績推移
売上高
1,656億円▲1.6%FY25
営業利益
34億円▼6.1%FY25
純利益
39.1億円▲78.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1772 | 1763 | 1716 | 1744 | 1628 | 1629 | 1656 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 40.8 | 31.3 | 36.2 | 34.0 |
| 経常利益 | 31.2 | 33.0 | 37.1 | 38.5 | 30.6 | 36.8 | 34.5 |
| 純利益 | 24.2 | 20.8 | 20.9 | 21.7 | 17.7 | 21.9 | 39.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1322 | 1323 | 1344 | 1284 | 1288 | 1289 | 1327 |
| 純資産 (自己資本) | 375 | 398 | 416 | 435 | 457 | 478 | 517 |
| 自己資本比率 (%) | 28.4 | 30.1 | 30.9 | 33.9 | 35.5 | 37.1 | 39.0 |
| 現金及び預金 | 215 | 223 | 227 | 232 | 237 | 258 | 283 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 49.2 | 50.6 | 66.4 | 74.3 | 19.7 | 56.9 | 30.1 |
| 投資CF | ▲23.7 | ▲10.7 | ▲38.9 | ▲14.6 | ▲7.1 | ▲11.1 | 17.4 |
| 財務CF | ▲35.1 | ▲31.2 | ▲25.7 | ▲54.4 | ▲7.4 | ▲24.8 | ▲24.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
42.23
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.0%
自己資本利益率
ROA
2.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
HigherEducationAndLibrarySolution0.0兆28.3%0.00兆6.9%
LibrarySuppliesAndSupportBusiness0.0兆22.8%0.00兆7.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆6.8%0.00兆3.1%
Publishing0.0兆2.2%▲0.00兆-2.9%
RetailStoreChainAndOnlineStoreManagement0.1兆39.9%0.00兆0.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
33人
平均年齢
53.6歳
平均勤続
6.8年
単体 平均年収
634万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
3.00円+1
配当性向
626.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
2
FY21
2
FY22
2
FY23
2
FY24
2
FY25
3
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。