オ
オイシックス・ラ・大地株式会社
オイシックスラダイチカブシキガイシャ上場サービス業3182EDINET: E27260決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
2560億円
72.50%営業利益 (FY25)
68.6億円
33.93%経常利益 (FY25)
65.6億円
48.44%純利益 (FY25)
36.4億円
11.44%総資産
1346億円
6.36%自己資本比率
29.3%
—ROE
12.2%
3.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
オイシックス・ラ・大地は「これからの食卓、これからの畑」を企業理念に掲げ、有機・特別栽培食材や人気ミールキット「Kit Oisix」をサブスクリプション形式で届けるBtoCサブスク事業と、シダックスグループ買収で急拡大したBtoBサブスク(給食受託)事業を両輪とする食インフラ企業である。FY2025の売上高は2,560億円と前期比72.5%増を記録したが、この急拡大の主因はシダックス子会社化(FY2024第4四半期から連結、FY2025は通期寄与)によるもので、BtoBサブスク・社会サービス・車両運行サービスの各セグメントがそれぞれ300~360%増と大きく嵩上げされた。一方、主力のBtoCサブスク事業は売上高972億円と2.2%減にとどまり、内製化推進や物流センター集約で原価・物流費を改善し、セグメント利益は6.8%増の94億円と収益性を維持している。中長期では「プレミアム×時短」の価値強化によるBtoC会員拡大と、給食業界での「タイパ給食モデル」構築・M&Aを通じたBtoBでのトップティア入りを同時並行で追う成長戦略を推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: BtoCサブスク(売上高972億円・38%)とBtoB給食受託(608億円・24%)、社会サービス(524億円)・車両運行(272億円)の4事業で構成される。
- 2顧客: BtoCは共働き・健康意識層の個人会員に週次定期配送、BtoBは高齢者施設・社員食堂・保育園等の法人クライアントに給食を受託する。
- 3価値提案: 独自アルゴリズムで畑の収穫状況と顧客嗜好をマッチングし、フードロスを抑えつつ「プレミアム時短」の食体験を提供している。
- 4コスト構造: 商品原価と物流費が主要コストで、内製化比率拡大・物流センター集約・業務用ミールキット活用による省人化で削減を推進している。
Risks · リスク要因
- 1BtoCサブスク成長鈍化: FY2025売上高が前期比2.2%減と横ばいで、ネットスーパーや冷凍宅配との競合激化により会員数拡大が鈍化するリスクがある。
- 2給食事業の構造的収益性: BtoBサブスク事業のセグメント利益はわずか4億円(利益率0.7%)で、原材料高・最低賃金引上げ・人手不足が続く中での改善が急務である。
- 3ヤマト運輸依存リスク: OisixブランドのBtoC売上高の5割強をヤマト運輸1社が配送しており、大幅値上げや取引縮小が業績に直結するリスクがある。
- 4M&A統合・不正会計リスク: シダックス子会社で棚卸資産の過大計上が発覚し決算訂正を実施、買収先ガバナンスの整備と内部統制の強化が継続課題となっている。
Strengths · 強み
- 1契約生産者ネットワーク: 全国産地との直接調達網を保有し、市況変動に左右されにくい安定調達と高付加価値商品の差別化を実現している。
- 2サブスクモデルの粘着性: 「Kit Oisix」等の定期会員基盤がLTV(顧客生涯価値)を高め、BtoCセグメントEBITDAマージンを安定的に維持している。
- 3BtoC×BtoBのシナジー: ミールキット開発ノウハウや調達網をシダックス給食事業に横展開し、省人化と高付加価値を両立する「タイパ給食モデル」を構築中である。
- 4データ活用: 顧客嗜好×収穫状況をマッチングする独自アルゴリズムがフードロスを削減し、サプライチェーン全体の持続可能性を高める参入障壁となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1BtoCの「プレミアム時短」強化: 「デリOisix」や「ベビー&キッズコース」など特定セグメント向けサービスで定期会員5万人超の新サービス立ち上げを目指している。
- 2タイパ給食モデルの全国展開: ミールキット活用で省人化・高付加価値を両立する「タイパ給食モデル」を構築し、M&Aも活用して給食業界トップティア入りを目指している。
- 3コスト構造改革: 自社製造商品の売上比率引上げと物流センター集約により、商品原価・物流費の両面で2桁%超の削減余地を追求している。
- 4サステナビリティ経営: 2020年開始の「グリーンシフト戦略」の下、2030年を見据えたサプライチェーン全体でのCO2削減とフードロス低減をKPIに組み込んでいる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高2,560億円(+72.5%): シダックスグループの通期連結化が主因で急拡大したが、BtoCサブスク単体は972億円と前期比2.2%減にとどまった。
シダックス子会社で不正発覚: エス・ロジックス社の棚卸資産過大計上が判明し、2024年3月期・2025年3月期半期報告書の決算訂正を2025年3月に実施した。
純利益が前期比11.4%減の36億円: 買収関連コストや棚卸資産の修正影響が重なり、売上急拡大にもかかわらず最終利益が減益となった。
BtoBで約20年ぶりの賃上げ: 慢性的人手不足に対応するため給食事業従事者の賃金を引上げ、人材確保と超過労働縮小を図ったが短期的なコスト増要因となった。
02
業績推移
売上高
2,560億円▲72.5%FY25
営業利益
68.6億円▲33.9%FY25
純利益
36.4億円▼11.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 640 | 710 | 1001 | 1135 | 1152 | 1484 | 2560 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 41.7 | 33.5 | 51.3 | 68.6 |
| 経常利益 | 23.0 | 18.3 | 70.4 | 41.5 | 28.1 | 44.2 | 65.6 |
| 純利益 | 23.9 | 7.9 | 50.3 | 27.3 | 18.1 | 41.1 | 36.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 227 | 261 | 384 | 526 | 645 | 1437 | 1346 |
| 純資産 (自己資本) | 125 | 142 | 200 | 239 | 261 | 374 | 395 |
| 自己資本比率 (%) | 55.0 | 54.4 | 52.1 | 45.4 | 40.5 | 26.0 | 29.3 |
| 現金及び預金 | 80.9 | 76.5 | 156 | 130 | 147 | 294 | 190 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 31.2 | 10.8 | 88.2 | 9.2 | 53.1 | 77.2 | 35.0 |
| 投資CF | ▲22.1 | ▲17.5 | ▲27.8 | ▲41.1 | ▲121 | ▲108 | ▲125 |
| 財務CF | 0.1 | 2.5 | 18.9 | 6.4 | 82.6 | 177 | ▲15.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
103.13
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.2%
自己資本利益率
ROA
2.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BtoBSubscriptionService0.1兆23.7%0.00兆0.7%
BtoCSubscriptionServiceDeliveryService0.1兆37.9%0.01兆9.6%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆7.3%0.00兆5.6%
SocialService0.1兆20.4%0.00兆4.1%
VehicleOperationService0.0兆10.6%0.00兆7.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
800人
平均年齢
41.5歳
平均勤続
10.3年
単体 平均年収
670万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。