株
株式会社技術承継機構
カブシキガイシャギジュツショウケイキコウ上場サービス業319AEDINET: E40269決算期: 12月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
150億円
35.38%営業利益 (FY25)
14.3億円
5.60%経常利益 (FY25)
14.2億円
8.53%純利益 (FY25)
30.9億円
243.06%総資産
308億円
99.96%自己資本比率
29.9%
—ROE
47.5%
21.45%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社技術承継機構は、後継者不在が深刻化する中小製造業を対象に、譲受・経営支援を行う国内唯一に近い製造業特化型Serial Acquirerである。米国Danaherや英国Halmaを参考モデルに据え、高EBITDAマージン企業のみをスクリーニングし、適切なEV/EBITDA倍率での買収と個社自主独立を尊重するポジショニングで、PEファンドや一般事業会社との差別化に成功している。創業から累計2,398件の案件紹介を受け、2025年単年で約700件が持ち込まれるソーシングパイプラインを構築、FY2025は新たに7グループを譲受した。FY2025の連結業績は売上高150億円(前期比+35.4%)、調整後EBITDA28.98億円(同+34.4%)と高成長を継続。純利益は負ののれん発生益の増加等により31億円(同+243%)に急伸した一方、取得関連費用の増加で営業利益は14.32億円(同-5.6%)にとどまった。資金調達は地銀を中心に長期・低金利・原則財務コベナンツなしの好条件を目指し、純有利子負債/調整後EBITDAを3〜4倍の適切水準に管理しながら連続M&Aを推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: グループ傘下17社(製造業関連)の売上・利益が積み上がる連結モデルで、単一セグメントながら顧客最終市場を幅広い業種に分散している。
- 2顧客: 後継者不在・成長限界を感じる中小製造業オーナーを売主として、譲受後も長期保有・経営支援を行う。
- 3価値提案: 売却を前提としない超長期保有と個社自主独立の尊重により、PEファンドや事業会社と相対交渉段階から差別化して適正倍率での譲受を実現する。
- 4コスト構造: 買収資金は譲受先の既存銀行借入を活用し、M&Aエグゼキューションを少人数・マニュアル化で内製化することで本社コストを抑制している。
Risks · リスク要因
- 1金利上昇リスク: 有利子負債が増大する中、日銀の利上げ局面では支払利息が急増し経営成績に影響が生じる可能性があり、発生可能性を「大」と自社も認識している。
- 2M&A競争激化リスク: PEファンドや事業会社との競合激化や価格重視オーナーの増加により、想定する譲受件数・バリュエーションでの案件実行が困難になる可能性がある。
- 3のれん・固定資産減損リスク: 買収残高の拡大に伴いのれん・有形固定資産が増加しており、被買収企業の業績悪化時には多額の減損損失が生じ財務に大きく影響しうる。
- 4譲受先の潜在リスク: DDで把握できなかった簿外債務・品質不具合・コンプライアンス問題が買収後に顕在化し、業績・レピュテーションの双方に悪影響を及ぼす可能性がある。
Strengths · 強み
- 1ソーシング力: 350社超のアドバイザーネットワークから年間約700件の案件紹介を受け、高EBITDAマージン企業のみを厳選するスクリーニング体制を持つ。
- 2差別化ポジション: 長期保有・非売却方針と個社独立尊重により、PEファンド・事業会社と競合した際も価格以外の訴求で選ばれる独自の立ち位置を確立している。
- 3資金調達力: 地銀等との信頼関係に基づき長期・低金利・原則財務コベナンツなし条件の融資を実現し、資本効率の高いLBO構造で連続M&Aを継続できる。
- 4内製エグゼキューション: DD・バリュエーション・契約交渉・資金調達を自社で完結させるマニュアル化された少数精鋭体制が、取得コストの抑制と迅速な実行を可能にする。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1連続M&Aの加速: 年間700件超の案件パイプラインを活用し、EBITDAマージンの高い収益性優良企業を今後も連続取得してグループ規模を拡大する。
- 2財務レバレッジ管理: 純有利子負債/調整後EBITDAを3〜4倍に維持しながら、より大規模なEBITDA企業の譲受も検討し、資本効率と成長を両立させる。
- 3バリューアップ支援の深化: 生産管理システム導入・DX推進・積極採用等の経営支援をグループ内ベストプラクティスとして横展開し、各社のオーガニック成長を加速する。
- 4ソーシングの多様化: M&Aアドバイザー経由に加え、グループ各社独自のソーシング活動を強化し、相対案件比率を高めて競争回避と適正バリュエーションを維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収: 売上高150億円(前期比+35.4%)、調整後EBITDA28.98億円(同+34.4%)と高成長を継続、調整後純利益は15.14億円(同+45.3%)となった。
純利益急伸: 負ののれん発生益の増加等により親会社帰属純利益は31億円(前期比+243%)に急拡大し、ROEは47.5%に達した。
FY2025に7グループ譲受: ミヤサカ工業・サンテック産業・神田鉄工所・アルファーシステム・山泰製作所/山泰鋳工所・多賀製作所・アドバンスを譲受し、累計17件に達した。
財務拡大: 総資産308億円(前期比+100億円)、純資産92億円(自己資本比率29.6%)に拡大し、新株発行17.72億円と長期借入53.63億円増加で積極的な投資を継続した。
02
業績推移
売上高
150億円▲35.4%FY25
営業利益
14.3億円▼5.6%FY25
純利益
30.9億円▲243.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 0.3 | 0.8 | 0.6 | 68.0 | 93.3 | 111 | 150 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | — | 8.8 | 15.2 | 14.3 |
| 経常利益 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 5.4 | 9.3 | 15.5 | 14.2 |
| 純利益 | 0.1 | 0.0 | — | 1.5 | 16.1 | 9.0 | 30.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2.2 | 2.8 | 3.4 | 91.9 | 147 | 154 | 308 |
| 純資産 (自己資本) | 2.1 | 2.1 | 2.1 | 13.2 | 31.1 | 40.0 | 92.1 |
| 自己資本比率 (%) | 95.9 | 74.3 | 63.3 | 14.4 | 21.1 | 26.0 | 29.9 |
| 現金及び預金 | — | — | — | 26.1 | 44.0 | 55.6 | 89.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | — | 3.3 | 11.9 | 18.9 | 1.5 |
| 投資CF | — | — | — | ▲4.3 | ▲7.0 | ▲1.7 | ▲34.5 |
| 財務CF | — | — | — | 3.9 | 12.8 | ▲6.0 | 65.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
353.82
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
47.5%
自己資本利益率
ROA
10.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
8人
平均年齢
40.5歳
平均勤続
2.3年
単体 平均年収
900万円
連結従業員数 推移
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。