株
株式会社JPMC
カブシキガイシャジェーピーエムシー上場不動産業3276EDINET: E25870決算期: 12月期
業種: 不動産業
売上高 (FY25)
585億円
0.83%営業利益 (FY25)
26.4億円
3.20%経常利益 (FY25)
26.5億円
2.97%純利益 (FY25)
18.0億円
1.69%総資産
174億円
6.94%自己資本比率
53.1%
—ROE
19.4%
1.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
JPMCは賃貸住宅オーナーに代わり物件の運用・管理を一括代行する「賃貸経営代行事業」を中核とする不動産PM企業である。売上の約92%をプロパティマネジメント収入が占め、残りをPM付帯事業(滞納保証・家財保険等)と建材販売等が補う。全国のパートナー企業(地場管理会社・建設業者等)と金融機関との提携ネットワークが最大の競争優位であり、自社で物件を保有せず資産軽量型でキャッシュを創出する構造が特徴的である。FY2025は売上高585億円(前期比-0.8%)、運用戸数が前期末比1,031戸純減の107,922戸と微減に転じたが、PM付帯事業収入は+5.2%と成長基調を維持した。有利子負債残高は759百万円まで圧縮され、現金残高67.9億円と財務は盤石である。ROE 19.4%・時価ベース自己資本比率123.6%を維持しつつ、DOE 10%目標の累進配当と1,006百万円の自己株取得を実施するなど株主還元を強化した。中長期では運用戸数拡大×付加価値向上のオーガニック成長に加え、M&AとPropTech活用による収益多角化を推進しており、既存賃貸物件のリユースというサステナビリティ文脈での差別化も進める。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: PM収入が売上の92.3%(540億円)を占め、滞納保証・家財保険等のPM付帯収入(27億円)がクロスセルで積み上がる構造である。
- 2顧客: 賃貸物件オーナーに経営代行サービスを提供し、全国107,922戸を一括借上げ(サブリース)して運用代行する。
- 3価値提案: スキマなき空室リスク軽減と既存物件の「スーパーリユース(リフォーム+再生運用)」で、オーナーの資産価値最大化を実現する。
- 4コスト構造: 仕入れ原価(賃料送金等)が売上原価の大半を占め、自社での物件保有を持たない資産軽量型で高いROEを維持する。
Risks · リスク要因
- 1運用戸数の純減: FY2025は1,031戸の純減(107,922戸)となり、ストック成長が停滞すると売上規模拡大の上限となる構造的リスクが顕在化している。
- 2パートナー依存リスク: 収益の根幹を担うパートナー企業・金融機関の方針変更や競争力低下が生じた場合、物件獲得力が急速に低下する可能性がある。
- 3人口動態・空室リスク: 少子化・地方過疎化の進行で賃貸需要が地域的に偏在し、地方物件の入居率悪化が利益率を圧迫するリスクが中長期に高まる。
- 4法的規制・コンプライアンス: サブリース規制(賃貸住宅管理業法)や宅建業法等の改廃により、事業範囲の制限や追加コスト発生が業績に影響する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1パートナーネットワーク: 全国の地場管理会社・金融機関との協業体制が新規物件獲得の主チャネルであり、他社が短期で模倣困難な無形資産を形成している。
- 2資産軽量型高収益構造: 物件を保有せずROE 19.4%・営業CF 26億円を安定創出し、有利子負債を759百万円まで削減した強固なバランスシートを持つ。
- 3既存物件特化のノウハウ: 新築依存を排し、老朽化物件の再生ノウハウと蓄積運用データにより、競合大手と異なる差別化ポジションを確立している。
- 4クロスセル収益: PM付帯事業(滞納保証・家財保険)がFY2025に+5.2%成長し、1戸当たり収益性向上の安定ドライバーとして機能している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1M&Aによる戸数拡大: オーガニック成長に加え運用戸数拡大とシナジーを企図したM&Aを推進し、プラットフォーム規模の非連続的な拡大を目指す。
- 2PropTech投資: AIとDXを融合した業務効率化・サービス品質向上に取り組み、無形固定資産取得(FY2025は330百万円)を継続投下する。
- 3収益多様化: パートナーネットワークを活用し、スーパーリユース・滞納保証・家財保険等のPM付帯事業を拡充して1戸当たり収益性を向上させる。
- 4株主還元強化: 配当性向40%以上・DOE 10%を目標に累進配当を継続し、FY2025は自己株取得1,006百万円を実施して資本効率の高い経営を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高585億円(-0.8%)、営業利益26.4億円(-3.2%)と微減。販売用不動産売却なし・建築部材販売減少が「その他収入」を-32.5%と押し下げた。
運用戸数が純減に転換: 前期末比1,031戸減の107,922戸となり、戸数成長が鈍化。収益性強化(入居率向上・クロスセル)で1戸当たり収益を補完する戦略へシフト。
大規模株主還元: FY2025に自己株取得1,006百万円・配当968百万円を実施し、財務CF支出は2,926百万円と前期比57%増加、株主還元を大幅に拡充した。
2026年2月に中長期経営方針を発表: 「プラットフォーム拡大×付加価値向上」をテーマに、M&A戦略・PropTech投資・累進配当方針を正式に対外公表した。
02
業績推移
売上高
585億円▼0.8%FY25
営業利益
26.4億円▼3.2%FY25
純利益
18億円▼1.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 433 | 472 | 534 | 562 | 574 | 590 | 585 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 23.9 | 25.8 | 27.2 | 26.4 |
| 経常利益 | 22.1 | 20.6 | 23.1 | 24.0 | 25.8 | 27.3 | 26.5 |
| 純利益 | 15.1 | 10.8 | 11.6 | 15.9 | 18.2 | 18.3 | 18.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 119 | 134 | 174 | 180 | 182 | 187 | 174 |
| 純資産 (自己資本) | 59.7 | 64.1 | 67.6 | 76.0 | 86.4 | 93.3 | 92.5 |
| 自己資本比率 (%) | 50.3 | 47.8 | 38.8 | 42.3 | 47.6 | 49.8 | 53.1 |
| 現金及び預金 | 40.5 | 53.4 | 72.3 | 73.7 | 68.5 | 75.1 | 68.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 10.4 | 20.6 | 24.5 | 23.7 | 20.0 | 29.5 | 26.0 |
| 投資CF | ▲6.6 | ▲7.4 | ▲20.3 | ▲4.7 | ▲9.3 | ▲4.3 | ▲3.8 |
| 財務CF | ▲14.9 | ▲0.3 | 14.7 | ▲17.5 | ▲16.0 | ▲18.7 | ▲29.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
107.24
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
19.4%
自己資本利益率
ROA
10.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
285人
平均年齢
32.3歳
平均勤続
4.4年
単体 平均年収
527万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
89.00円+7
配当性向
39.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
63
FY21
66
FY22
72
FY23
77
FY24
83
FY25
89
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。