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株式会社コスモス薬品

カブシキガイシャコスモスヤクヒン上場小売業3349EDINET: E03446
COSMOS Pharmaceutical Corporation
決算期: 05月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
1.01兆円
4.81%
営業利益 (FY25)
0.04兆円
28.26%
経常利益 (FY25)
0.04兆円
25.83%
純利益 (FY25)
0.03兆円
26.68%
総資産
0.52兆円
10.12%
自己資本比率
49.1%
—
ROE
12.7%
1.60%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

コスモス薬品は、九州を基盤に全国1,609店舗を展開するドラッグストア最大手の一角であり、FY2025に売上高1.01兆円と初の1兆円超えを達成した。同社の最大の差別化要素は「商圏人口1万人に1店」という超小商圏モデルであり、日用消耗品・一般食品を軸に高い来店頻度と買上点数を追求することで、自社競合を厭わない積極出店を正当化する独自のビジネスロジックを持つ。売上構成は一般食品が61.2%と突出しており、ドラッグストアというよりも食品スーパーとの競合が実態に近い。FY2025は新規120店舗を開設し、営業利益は前年比28.3%増の404億円、売上総利益率は1.6ポイント改善して21.1%に達した。インフレによる価格転嫁と仕入原価交渉が奏功し、利益成長が売上成長を大幅に上回る構造が顕在化している。一方で、関東・中部・関西への北上拡大は緒に就いたばかりであり、出店余地と人材確保が今後の成長持続の鍵となる。ROEは12.7%と安定水準を維持し、総資産経常利益率8.6%を目標指標として掲げ、資産効率を重視した経営を継続している。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 売上高1.01兆円のうち一般食品が61.2%を占め、医薬品13.9%・雑貨14.9%・化粧品9.2%が補完する構成である。
  • 2顧客: 商圏人口1万人を対象に日常消耗品を「近くで・便利に・安く」提供し、高頻度来店と大量買いを同時に促進している。
  • 3価値提案: エブリデイ・ロー・プライスとローコストオペレーションにより、インフレ下でも競合より低価格を維持する価格訴求力が核心である。
  • 4コスト構造: 賃貸出店を基本とし有形固定資産取得に533億円を投下、減価償却費222億円を計上しながら損益分岐点を低位に保っている。
Risks · リスク要因
  • 1医薬品医療機器等法などの規制リスク: 薬剤師・登録販売者の有資格者確保が義務付けられ、人材不足が生じれば出店計画の遅延や医薬品販売停止につながる可能性がある。
  • 2人材確保と組織拡張リスク: 年120店規模の出店ペースに対して店舗運営人材の育成が追いつかない場合、サービス品質低下や出店減速が業績に影響する。
  • 3自社競合と収益性悪化リスク: 高密度出店戦略により既存店売上が侵食される構造的リスクがあり、新規エリア進出期は一時的に利益率が低下する可能性がある。
  • 4自然災害リスク: 売上の44.5%を占める九州地区に店舗が集中しており、大型台風・地震発生時には業績に対する影響が集中的に発生しやすい地理的脆弱性がある。
Strengths · 強み
  • 1超小商圏モデルによる出店余地: 商圏人口1万人設定により競合が参入困難な地方立地でも採算が成立し、出店候補地枯渇リスクを低減している。
  • 2九州651店での面制圧と知名度: 九州地区で売上の44.5%・651店を擁し、地盤での高占有率がブランド認知とサプライヤー交渉力を強化している。
  • 3食品特化による客数最大化: 一般食品売上比率61.2%は業界最高水準であり、週複数回の来店を促し他部門への送客効果を生む高回転モデルである。
  • 4ローコストオペレーション: 売上総利益率21.1%と低水準ながら販管費率も抑制し、FY2025営業利益は前年比28.3%増と利益成長率が売上を大幅に上回った。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1インク滲み出し型エリア拡大: 九州・中国・四国の既存地盤を固めつつ関東・中部・関西へ北上し、面制圧で競合を排除する出店戦略を継続する。
  • 2調剤事業のシェア拡大: 集客力の高い大型店を活用して調剤市場での存在感を高め、ドラッグストアが調剤の主役になるとの見立てのもと投資を継続する方針である。
  • 3ローコストオペレーションの深化: 人材教育・マニュアル整備・情報システム充実の3課題に注力し、店舗数増加に伴う管理コスト上昇を抑制して利益率を維持する。
  • 4総資産経常利益率の維持・向上: 目標指標として総資産経常利益率(FY2025実績8.6%)の維持・向上を掲げ、少ない投資で最大利益を確保する資産効率重視の経営を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025初の売上高1兆円突破: 売上高1,011億円(前年比+4.8%)を達成し、営業利益404億円(+28.3%)・純利益310億円(+26.7%)と利益成長が売上を大幅に上回った。
年間120店舗の積極出店: 関東31店・中部27店・九州26店など全国で新規120店を開設し、期末店舗数は1,609店舗となった。
売上総利益率が1.6ポイント改善: インフレ局面での価格転嫁と仕入原価交渉が奏功し、売上総利益率は前年の19.5%から21.1%へと大幅に改善した。
関東・中部地区が高成長: 関東地区売上+22.3%・中部地区+14.0%と新規エリアが急拡大しており、九州依存からの分散が徐々に進行している。
02

業績推移

売上高
1.01兆円▲4.8%FY25
0.000.380.751.131.50FY20FY22FY24
営業利益
0.04兆円▲28.3%FY25
0.000.010.030.040.05FY20FY22FY24
純利益
0.03兆円▲26.7%FY25
0.000.010.020.030.04FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.02.03.04.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0200400600800FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 兆円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高0.610.680.730.760.830.961.01
売上原価———————
売上総利益———————
販管費———————
営業利益———0.030.030.030.04
経常利益0.030.030.040.030.030.030.04
純利益0.020.020.030.020.020.020.03
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産0.270.320.340.360.420.480.52
純資産 (自己資本)0.130.150.170.190.210.230.26
自己資本比率 (%)46.245.550.052.550.148.649.1
現金及び預金0.020.050.060.040.050.050.06
有利子負債———————
ネット有利子負債———————
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF0.030.070.030.030.050.060.05
投資CF▲0.03▲0.03▲0.02▲0.04▲0.05▲0.06▲0.06
財務CF▲0.01▲0.01▲0.01▲0.010.000.010.01
FCF———————
設備投資 (CapEx)———————
減価償却費———————
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
390.86
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.7%
自己資本利益率
ROA
5.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
—人
単体
5,702人
平均年齢
31.7歳
平均勤続
7.1年
単体 平均年収
489万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1有限会社萬緑30.6百万株38.65%
#2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.9百万株8.68%
#3株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.6百万株5.77%
#4公益財団法人余慶会3.0百万株3.79%
#5管理信託(A036)受託者 株式会社SMBC信託銀行2.4百万株3.03%
#6管理信託(A037)受託者 株式会社SMBC信託銀行2.1百万株2.59%
#7管理信託(A038)受託者 株式会社SMBC信託銀行2.1百万株2.59%
#8THE NOMURA TRUST AND BANKING CO.,LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ)1.5百万株1.92%
#9コスモス薬品従業員持株会1.4百万株1.80%
#10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.2百万株1.52%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
102.50円-78
配当性向
17.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
160
FY21
98
FY22
120
FY23
143
FY24
180
FY25
103
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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