株
株式会社メタプラネット
カブシキガイシャメタプラネット上場卸売業3350EDINET: E02978Metaplanet Inc.
決算期: 12月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
89.0億円
738.51%営業利益 (FY25)
62.9億円
1696.29%経常利益 (FY25)
-961億円
1704.22%純利益 (FY25)
-950億円
2241.16%総資産
5053億円
1566.24%自己資本比率
90.8%
—ROE
0.0%
49.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
メタプラネットは、2024年4月にビットコイン・スタンダード体制を採用し、ホテル事業を傍らに置きながらビットコイン(BTC)の大量取得・保有を主軸とするトレジャリー企業へと転換した。米ナスダック上場のストラテジー社に続く世界第2号の事例として注目を集め、BTCオプション売り戦略(ビットコイン・インカム事業)から生じるプレミアム収入と株式・優先株式・借入の多層的な資本調達を組み合わせてBTCを積み上げる独自モデルを構築している。2025年12月期の売上高は89億円(前年比+738%)、営業利益は63億円と大幅拡大を遂げた一方、期末のBTC価格下落により102,188百万円の評価損を計上し、経常損失961億円・純損失950億円という会計上の大赤字となった。2025年末のBTC保有数量は2024年末比で約20倍の35,102BTCに達しており、2027年末までに21万BTC(総供給量の1%)保有という「2025-2027ビットコイン計画」の達成に向けて普通株式・B種種類株式(MERCURY)・クレジット・ファシリティを駆使した資本調達を継続する方針である。BTC価格のボラティリティが業績・株価・調達コストの全てを左右する構造であり、従来の財務指標よりもmNAV(時価総額÷BTC時価純資産)とBTCイールドで企業価値を評価する必要がある特異な銘柄である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: BTC現物を担保にしたオプション(コール・プット)売りのプレミアム収入が売上の大半を占め、FY2025売上高89億円の中核を形成している。
- 2顧客: 株式市場の機関・個人投資家にBTCエクスポージャーを提供する「BTC代理保有ビークル」として機能しており、株主が実質的な顧客である。
- 3価値提案: 株式・優先株式・借入の多層調達でBTCを継続取得し、1株当たりBTC保有量(BTCイールド)を向上させることで株主価値を高める仕組みである。
- 4コスト構造: ホテル事業の運営コストに加え、BTC取得資金の調達コスト(優先株配当・借入利息)とカストディ費用が主要固定費を構成している。
Risks · リスク要因
- 1BTC価格変動リスク: FY2025末にBTC評価損約1,022億円を計上し経常損失961億円となった実績が示す通り、BTC価格の下落が財務諸表を直撃し調達環境も悪化させる。
- 2mNAVプレミアム消失リスク: mNAVが1倍を割ると普通株による資金調達が困難になり、BTCイールド向上という基本戦略の根幹が崩れ、BTC蓄積計画が遅延するリスクがある。
- 3株式希薄化リスク: MSワラント(第23~24回新株予約権)や追加エクイティ調達により発行済株数が増加し、1株当たり価値が損なわれる可能性が継続して存在する。
- 4特定人材依存リスク: CEO サイモン・ゲロヴィッチおよびBTC戦略責任者ディラン・ルクレールへの依存度が高く、キーパーソン離脱時に意思決定と戦略遂行に支障をきたすリスクがある。
Strengths · 強み
- 1先行者優位: 日本上場企業初のビットコイン・スタンダード採用(2024年4月)として国際的な認知を確立し、世界150社超のBTCトレジャリー企業の中で高い知名度を持つ。
- 2資本調達の多様化: 普通株・B種種類株式(MERCURY)・上限5億ドルのクレジット・ファシリティを組み合わせ、mNAV低下局面でも株式希薄化を抑制しながら資金調達できる体制を持つ。
- 3BTC蓄積スピード: 2024年末1,761BTCから2025年末35,102BTCへと約20倍に急拡大し、BTCイールドは通年568%と計画を大幅に上回る成果を示した。
- 4インカム事業の収益性: BTC現物担保のオプション売り戦略が奏功し、FY2025売上高が期初予想30億円から89億円へと3倍近い上方修正を実現している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1BTC保有拡大目標: 「2025-2027ビットコイン計画」に基づき2025年に3万BTC、2026年に10万BTC、2027年末までに21万BTC(総供給量の1%)の保有を目指す。
- 2資本配分ポリシーの徹底: mNAV1倍超では普通株発行、1倍割れでは優先株・借入・自社株買いを優先するキャピタル・アロケーション・ポリシーを規律的に運用する。
- 3デジタル・クレジット戦略の確立: 永久型優先株式(MERCURY)の取引所上場を目指し、BTC裏付けの新たな資本市場を創出して普通株依存から脱却する資金調達基盤を構築する。
- 4BTCインカム事業の拡大: オプション売り戦略の運用規模をBTC-NAVの5%以内に制御しつつ安定的なキャッシュフローを積み上げ、優先株配当の支払能力を強化する好循環を狙う。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高89億円(前年比+738%)・営業利益63億円(同+1,695%)と事業面は急拡大した一方、BTC評価損1,022億円計上により経常損失961億円・純損失950億円となった。
BTC保有急拡大: 2024年末1,761BTCから2025年末35,102BTCへ約20倍に拡大し、BTCイールドは2025年通年568%と計画を上回る水準を達成した。
B種種類株式(MERCURY)発行: 2025年12月29日に日本初の永久型転換優先株式を発行総額212億円で実施し、普通株希薄化を抑制した新たな資本調達手段を確立した。
MSワラントのリファイナンス: 2025年12月に第20~22回新株予約権を消却し、下限行使価格637円・777円の第23~24回新株予約権を発行、特定価格帯での集中行使リスクを分散させた。
02
業績推移
売上高
89.1億円▲738.5%FY25
営業利益
62.9億円▲1696.3%FY25
純利益
-950.5億円▼2241.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 25.1 | 7.8 | 5.2 | 3.7 | 2.6 | 10.6 | 89.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -8.6 | -4.7 | 3.5 | 62.9 |
| 経常利益 | -3.1 | -21.9 | -12.3 | -8.4 | -4.1 | 59.9 | -961 |
| 純利益 | -22.9 | -29.7 | -7.4 | 9.8 | -6.8 | 44.4 | -950 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 151 | 145 | 131 | 53.6 | 16.7 | 303 | 5053 |
| 純資産 (自己資本) | 33.0 | 4.0 | -3.7 | 6.2 | 11.5 | 170 | 4586 |
| 自己資本比率 (%) | 21.9 | 2.8 | -2.8 | 11.5 | 69.1 | 55.9 | 90.8 |
| 現金及び預金 | 10.9 | 2.2 | 4.1 | 2.1 | 5.5 | 2.9 | 25.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲4.0 | ▲5.7 | ▲5.3 | ▲3.0 | ▲5.7 | 6.2 | 66.2 |
| 投資CF | ▲18.0 | ▲1.5 | 5.3 | ▲2.9 | 23.3 | ▲235 | ▲5544 |
| 財務CF | 6.9 | ▲1.4 | 2.0 | 4.0 | ▲14.2 | 226 | 5442 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BitcoinRelatedProjectsBusiness0.0兆95.1%0.01兆84.9%
Hotel0.0兆4.9%0.00兆38.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
16人
平均年齢
48.9歳
平均勤続
0.8年
単体 平均年収
1,600万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
0.00円
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
0
FY21
0
FY22
0
FY23
0
FY24
0
FY25
0
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。