株
株式会社関門海
カブシキガイシャカンモンカイ上場小売業3372EDINET: E03457KANMONKAI CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
52.6億円
4.94%営業利益 (FY25)
3.3億円
31.20%経常利益 (FY25)
3.0億円
46.34%純利益 (FY25)
3.8億円
14.20%総資産
33.2億円
27.97%自己資本比率
38.9%
—ROE
34.4%
10.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社関門海は、とらふぐ料理専門店「玄品」を中核に据える外食企業で、国内直営41店舗・フランチャイズ24店舗・海外4店舗の計69拠点を運営する。とらふぐ料理チェーンとして国内最大の店舗数を誇り、養殖業者との長期取引による安定調達、独自の冷解凍特許技術、シンプルな店舗オペレーションを競争優位の柱としている。FY2025(2025年3月期)の売上高は53億円(前期比+4.9%)、営業利益は3億円(同+31.2%)、純利益は4億円(同+14.3%)と増収増益を達成した。インバウンド旅行客の堅調な来店、うなぎメニューの認知拡大、外部食材販売の増加が牽引役となった一方、夏季(上半期)の売上構成比が34%にとどまる季節偏重は構造的課題として残る。財務面では大幅な有利子負債圧縮が進み純資産は13億円に回復、ROEは34.4%と高水準だが、借入残高が営業CFを依然上回る点には注視が必要である。今後は「玄品」ブランドの通年集客力強化、外部販売事業の第2の柱化、フランチャイズの海外展開加速が収益拡大の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 直営店舗売上(41億円、全体の78%)を中心に、FC食材販売・ロイヤリティ(3.5億円)、外部食材卸(8.1億円)の3軸で構成されている。
- 2顧客: 国内外の一般消費者に加えインバウンド旅行客が近年の来客数成長を牽引しており、小売・流通業者への法人販売も拡大している。
- 3価値提案: 独自の冷解凍特許技術でとらふぐをいつでも安定提供し、HACCP認証取得によりコスト競争力と食品安全を両立させている。
- 4コスト構造: 人件費高騰と原材料費が主要コストで、関西物流の内製化によりコスト削減を進め、販管費比率は売上の60%超を占めている。
Risks · リスク要因
- 1季節変動リスク: 下半期(10月-3月)に売上の66%が集中し、上半期の赤字体質が年間利益率を恒常的に圧迫している。
- 2単一食材依存リスク: とらふぐの調達コスト変動や気候変動による漁獲量減少が原価率を直撃し、FY2025のとらふぐ仕入は前期比57.5%と大幅に変動した。
- 3借入返済プレッシャー: 当期末の短期借入金・1年内返済予定長期借入金の合計が営業CFを上回っており、資金繰りの柔軟性が限定されている。
- 4ふぐ調理師免許規制リスク: 出店地域でふぐ調理師免許保持者が不足した場合、新規出店計画が頓挫し成長戦略に直接的な支障を来す恐れがある。
Strengths · 強み
- 1業界最多店舗数: 国内61店舗・海外4店舗で「とらふぐ料理業界NO.1」の規模を持ち、養殖業者との交渉力と安定調達力を確保している。
- 2特許技術による品質差別化: 水産物の冷凍から解凍までを自社特許でカバーし、周年で高品質なとらふぐを供給できる唯一性を有している。
- 3シンプルな店舗モデル: オペレーションが単純化されており、ノウハウ習得が容易なためFC展開速度が高く、スケール拡大に適した構造である。
- 4高いROEと収益回復力: コロナ禍で売上が26億円まで落ちた後、5年で53億円に回復しROE34.4%を達成した強靭な事業復元力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1「玄品」通年集客化: うなぎ・焼きふぐ業態(2店舗展開中)・季節フェアの拡充により夏季上半期の売上比率34%から40%超への引き上げを目指している。
- 2FC国内・海外拡大: 国内FCの全国展開と中国をはじめとした海外4店舗からの多国展開を加速し、低資本での店舗数増加を図る方針である。
- 3外部販売事業の第2の柱化: 小売・流通・食材卸向け販売(8.1億円)をさらに拡大し、本社工場の人員拡充と設備投資で生産体制を強化する計画である。
- 4人的資本経営の推進: 2030年3月までに女性役職者比率30%以上・男性育休取得率50%以上を目標に掲げ、賃上げと研修強化で定着率改善を図っている。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益達成: 売上高53億円(+4.9%)、営業利益3.3億円(+31.2%)、純利益3.8億円(+14.3%)と3期連続の増収増益となった。
大規模借入返済の実施: 2024年9月に既存借入金を大幅返済し、財務活動CFが▲15.6億円となる一方で純資産が12.9億円(前期比+3.8億円)へ改善した。
インバウンドとうなぎが牽引: 直営既存店売上高が前期比+7.5%増と好調で、うなぎデリバリー需要の拡大と天然とらふぐコースが客単価向上に寄与した。
焼きふぐ新業態を2店舗展開: 季節変動克服と新規顧客獲得を目的に焼きふぐ業態を新たに2店舗開設し、業態多様化の試みを本格化させた。
02
業績推移
売上高
52.6億円▲4.9%FY25
営業利益
3.3億円▲31.2%FY25
純利益
3.8億円▲14.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 45.6 | 44.7 | 26.4 | 26.0 | 42.1 | 50.2 | 52.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -7.2 | 0.6 | 2.5 | 3.3 |
| 経常利益 | 0.8 | -2.7 | -3.2 | 0.6 | 0.7 | 2.0 | 3.0 |
| 純利益 | 0.0 | -4.8 | -5.7 | 0.0 | 2.1 | 3.3 | 3.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 41.5 | 38.8 | 44.2 | 43.4 | 48.6 | 46.0 | 33.2 |
| 純資産 (自己資本) | 10.7 | 6.9 | 3.4 | 3.7 | 5.7 | 9.1 | 12.9 |
| 自己資本比率 (%) | 25.8 | 17.8 | 7.6 | 8.5 | 11.8 | 19.8 | 38.9 |
| 現金及び預金 | 8.9 | 11.3 | 14.0 | 16.9 | 28.1 | 20.2 | 14.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.4 | 2.9 | ▲7.9 | 2.9 | 11.4 | 3.8 | 6.0 |
| 投資CF | ▲1.2 | ▲4.0 | 0.1 | ▲0.2 | ▲0.2 | ▲5.7 | 3.3 |
| 財務CF | 1.1 | 3.4 | 10.5 | 0.3 | ▲0.0 | ▲6.0 | ▲15.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
27.60
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
34.4%
自己資本利益率
ROA
11.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
166人
平均年齢
37.5歳
平均勤続
7.2年
単体 平均年収
409万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。