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明治電機工業株式会社

メイジデンキコウギョウカブシキガイシャ上場卸売業3388EDINET: E02992
MEIJI ELECTRIC INDUSTRIES CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
787億円
5.49%
営業利益 (FY25)
33.0億円
13.07%
経常利益 (FY25)
36.0億円
7.95%
純利益 (FY25)
24.4億円
0.41%
総資産
542億円
3.95%
自己資本比率
64.1%
ROE
7.3%
0.58%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

明治電機工業は、制御機器・産業機器・計測機器等を主力とするFAエンジニアリング商社であり、オムロン等のメーカーと顧客の間に立ち、エンジニアリング機能を付加して販売する「商社+技術」のビジネスモデルを持つ。名古屋を本拠に自動車関連産業、特にトヨタグループへの販売が売上の約50%を占めており、顧客の設備投資サイクルに業績が連動しやすい構造である。FY2025売上高は787億円(前年比+5.5%)と2021年の底打ち後に回復基調が続いており、電源機器が前年比+33%と急伸するなど次世代モビリティ向け需要の取り込みが進んでいる。第11次中期経営計画(2024-2026年度)では、2026年3月期に売上高825億円・営業利益37億円を目標とし、2027年3月期までにROE10%以上の達成を目指している。自己資本比率63.4%と財務健全性は高い一方、トヨタグループ依存・名古屋物流センター集約・オムロン代理店契約更新リスク等、構造的な集中リスクへの対応が中長期の課題となっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 制御機器(売上構成27%)・産業機器(39%)・計測機器(10%)等の販売手数料と自社開発製品の製造販売で稼ぐ。
  • 2顧客: 自動車関連産業が売上の53.6%、トヨタグループ単体で49.7%を占め、電気・電子・半導体も一部カバーする。
  • 3価値提案: メーカー代理店機能に加えFA設計・施工・検査装置の自社開発を組み合わせ、顧客の生産設備課題を一括解決する。
  • 4コスト構造: 仕入原価が売上原価の大部分を占め、主要仕入先オムロンの仕入比率は15.5%と相対的に高い構造である。
Risks · リスク要因
  • 1トヨタグループ依存リスク: 売上の49.7%がトヨタグループ向けであり、認証不正問題等による生産停止が経営成績に直接波及する構造である。
  • 2オムロン代理店契約リスク: 主要仕入先オムロンとの代理店契約は年1回更新で、契約解除・条件変更時には調達・収益に重大な影響が生じる。
  • 3物流センター集約リスク: 全社物流を名古屋市の1拠点に集約しており、大規模地震・災害時に代替手段がなく顧客への供給が停止するリスクがある。
  • 4業績の季節偏在リスク: 直近期の第4四半期売上構成が32.6%と突出しており、期末案件の遅延が年度業績を大きく下振れさせる可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1トヨタグループとの深耕関係: トヨタグループ向け売上が34,994百万円(売上の49.7%)に達し、長年の取引実績が参入障壁を形成する。
  • 2エンジニアリング機能による差別化: 検査装置・生産支援システムを自社開発できるため、純粋商社より高付加価値のソリューション提案が可能である。
  • 3財務健全性の高さ: 自己資本比率63.4%、現金及び預金79億円と無借金に近い財務基盤で、設備投資サイクルの谷でも耐性を持つ。
  • 4次世代モビリティ需要の取り込み: EV・自動化関連の電源機器が前年比+33%増と急伸し、自動車電動化シフトで需要を拡大している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1第11次中計の数値目標: 2026年3月期に売上高825億円・営業利益37.3億円を掲げ、ROE10%以上を2027年3月期までに実現することを目指す。
  • 2成長投資と収益力強化: AI・データセンター・自動化など成長領域への人的投資を優先し、全エリアへのコアビジネス展開で収益基盤を拡充する。
  • 3グローバル事業拡大: 米国・英国・中国・タイの4拠点を活かし、顧客の海外生産立ち上げ支援と現地需要への対応を強化する方針である。
  • 4資本コスト経営の推進: 株主還元充実とIR活動強化を明示し、ROE改善と市場との対話を通じて企業価値の向上を図る計画である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高787億円(+5.5%)・営業利益33億円(+13.1%)と増収増益を達成したが、純利益は2,435百万円(+0.4%)と小幅にとどまった。
電源機器が急成長: 自動車関連向け電源機器の売上高が62億円と前年比+33.0%急増し、次世代モビリティ関連需要の恩恵が顕著に現れた。
デンソー向け売上比率が低下: 最大得意先の株式会社デンソー向け売上が129億円→119億円に減少し、売上比率が17.4%→15.2%へ低下した。
営業CFが前年比71.9%減: 売上債権増加128億円や消費税未払減少等で営業キャッシュフローが16億円に急減し、運転資本管理の課題が浮上した。
02

業績推移

売上高
787億円5.5%FY25
02505007501,000FY20FY22FY24
営業利益
33億円13.1%FY25
010203040FY20FY22FY24
純利益
24.4億円0.4%FY25
010203040FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.32.53.85.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
075150225300FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高830804639677709746787
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益20.127.229.133.0
経常利益46.440.921.624.430.533.336.0
純利益31.527.615.217.821.924.324.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産429447417447514521542
純資産 (自己資本)215231246273294331348
自己資本比率 (%)50.251.858.861.257.363.464.1
現金及び預金39.449.366.877.548.873.379.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF22.730.834.511.4▲38.257.316.1
投資CF▲9.0▲0.1▲8.8▲7.1▲9.0▲3.3▲4.8
財務CF▲9.1▲20.8▲7.44.916.6▲31.3▲8.9
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
191.34
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
7.3%
自己資本利益率
ROA
4.5%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
543
平均年齢
41.2
平均勤続
17.0
単体 平均年収
649万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1合同会社ワイコーポレーション1.2百万株9.59%
#2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.1百万株8.88%
#3明治電機工業従業員持株会0.6百万株4.37%
#4株式会社三菱UFJ銀行0.5百万株3.61%
#5林 正弘0.4百万株2.83%
#6吉田 年章0.4百万株2.83%
#7三井住友信託銀行株式会社0.3百万株2.36%
#8安井 博子0.3百万株2.32%
#9森田 操0.3百万株1.97%
#10株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.2百万株1.91%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
90.00+12
配当性向
31.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
97
FY21
80
FY22
67
FY23
72
FY24
78
FY25
90
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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