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デリカフーズホールディングス株式会社
デリカフーズホールディングスカブシキガイシャ上場卸売業3392EDINET: E02994DELICA FOODS HOLDINGS CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
588億円
11.24%営業利益 (FY25)
8.1億円
28.99%経常利益 (FY25)
8.8億円
29.73%純利益 (FY25)
5.4億円
46.55%総資産
266億円
7.65%自己資本比率
33.9%
—ROE
6.1%
6.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
デリカフーズホールディングスは、カット野菜・ホール野菜を中心とした青果物の流通加工を主力事業とする持株会社である。主要子会社デリカフーズが外食・中食・小売向けに全国のFSセンター(加工物流拠点)を展開し、物流子会社エフエスロジスティックスや研究開発・分析子会社がこれを補完する構造を持つ。FY2025の売上高は588億円(前期比+11.2%)と3期連続で過去最高を更新し、インバウンド需要の回復や人手不足を背景としたカット野菜需要の拡大が追い風となった。一方、春先の長雨・夏の猛暑・秋の少雨が重なった異常気象により仕入価格が過去最高水準まで高騰し、大阪FSセンターの立ち上げ費用も加わって営業利益は805百万円(前期比-29.0%)、純利益は542百万円(前期比-46.5%)と大幅減益となった。2024年5月に策定した第五次中期経営計画「keep on trying 2027」では、事業・顧客・商品の3つのポートフォリオ変革、青果物サプライチェーンの構造改革(輸入野菜の国産化・長期貯蔵技術の確立)、研究開発投資の拡大を柱とし、「野菜の総合加工メーカー」としてのポジション確立を目指している。気候変動リスクへの耐性強化と収益安定化が投資家の主要注目点である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 青果物事業が売上高の98.4%(578億円)を占め、物流事業49億円・研究開発事業が補完する構造である。
- 2顧客: 外食・中食・小売チェーンをBtoBの主要顧客とし、消費者向けミールキット(楽彩)でBtoCにも展開している。
- 3価値提案: 全国FSセンターでのカット野菜加工と産地直接調達により、省力化ニーズを持つ食品事業者に安定供給を提供する。
- 4コスト構造: 仕入原価(青果物・冷凍食品等)が売上原価の大部分を占め、天候・相場変動に収益が直結する仕入依存型の構造である。
Risks · リスク要因
- 1気候変動リスク: 異常気象による仕入価格高騰がFY2025の主因となり、営業利益を前期比-29%押し下げた構造的リスクが最大懸念である。
- 2有利子負債依存度: 有利子負債比率40.0%(残高106億円/総資産266億円)と高水準にあり、金利上昇局面では財務費用増加が直撃する。
- 3設備投資リスク: 新FSセンター開設ごとに立ち上げ費用・減価償却費が先行発生し、大阪FSセンターがFY2025収益を一時的に圧迫した前例がある。
- 4食品安全・法規制リスク: 食品衛生法強化・製造物責任・残留農薬問題等が発生した場合、販売停止・信頼失墜により業績に重大な悪影響を及ぼす可能性がある。
Strengths · 強み
- 1全国FSセンター網: 東京・西東京・中京・奈良・九州・大阪の6拠点を展開し、FSSC22000認証取得により衛生管理の差別化を図っている。
- 2産地直接調達力: 複数産地との生産地取引網を持ち、相場高騰時の代替調達や輸入商材との組み合わせで供給安定性を確保している。
- 3物流内製化: 子会社エフエスロジスティックスが輸送を担い、2024年問題を商機に外部顧客向け売上も前期比+13.8%拡大している。
- 4研究開発基盤: 野菜の機能性・健康効果の分析・受託事業を持ち、長期貯蔵技術や高付加価値商品開発への独自インフラが競合との差異化要因となる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ポートフォリオ変革: 事業・顧客・商品の3軸で選択と集中を実施し、収益性の低い取引口座を適正化しながら高付加価値商品の比率を高める方針である。
- 2サプライチェーン構造改革: 中国産依存原料の国産化推進と長期貯蔵技術確立により、2027年までに天候起因の収益インパクト低減を目指す。
- 3物流事業の外販拡大: グループ外顧客向け売上を継続拡大し、青果物事業に比べ気候変動の影響を受けにくい安定収益源として育成する計画である。
- 4研究開発投資: 野菜の健康効果研究・貯蔵技術開発・新規商品開発への継続投資により、「野菜の総合加工メーカー」として2034年頃までのポジション確立を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高588億円(+11.2%)で3期連続過去最高更新: 外食需要堅調・カット野菜需要拡大が寄与し、ホール野菜部門も前期比+15.3%増収となった。
天候不順による大幅減益: 春夏秋を通じた異常気象で仕入価格が過去最高水準に高騰し、営業利益805百万円(前期比-29.0%)・純利益542百万円(同-46.5%)となった。
大阪FSセンター開設(2024年4月): 新拠点の立ち上げ諸費用が一過性コストとして発生し、FY2025収益を押し下げたが、中長期的な供給能力強化につながる投資である。
第五次中期経営計画「keep on trying 2027」発表(2024年5月): 長期ビジョンと3つの基本方針を公表し、輸入野菜の国産化・貯蔵技術確立・研究開発投資拡大を明示した。
02
業績推移
売上高
588億円▲11.2%FY25
営業利益
8.1億円▼29.0%FY25
純利益
5.4億円▼46.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 394 | 404 | 317 | 398 | 479 | 528 | 588 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -4.0 | 6.4 | 11.3 | 8.1 |
| 経常利益 | 7.6 | 6.4 | -10.3 | -2.4 | 7.7 | 12.6 | 8.8 |
| 純利益 | 4.6 | 3.6 | -9.5 | -7.5 | 7.0 | 10.1 | 5.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 198 | 219 | 226 | 229 | 249 | 288 | 266 |
| 純資産 (自己資本) | 78.5 | 80.2 | 71.2 | 62.4 | 77.2 | 87.5 | 90.3 |
| 自己資本比率 (%) | 39.6 | 36.7 | 31.4 | 27.2 | 31.0 | 30.3 | 33.9 |
| 現金及び預金 | 28.5 | 39.3 | 43.1 | 42.1 | 52.2 | 39.7 | 35.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 10.5 | 24.4 | 0.7 | 8.6 | 17.0 | 16.9 | 38.0 |
| 投資CF | ▲22.7 | ▲33.1 | ▲8.3 | ▲11.0 | ▲9.8 | ▲48.8 | ▲8.1 |
| 財務CF | 1.4 | 19.5 | 11.4 | 1.4 | 2.9 | 19.4 | ▲34.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
33.26
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.1%
自己資本利益率
ROA
2.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
Logistics0.0兆1.4%
ResearchAndDevelopmentAndAnalysis0.0兆0.1%
VegetablesAndFruits0.1兆98.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
23人
平均年齢
48.4歳
平均勤続
8.2年
単体 平均年収
717万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
12.00円
配当性向
203.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5
FY21
5
FY22
5
FY23
8
FY24
12
FY25
12
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。