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株式会社バルニバービ

カブシキガイシャバルニバービ上場サービス業3418EDINET: E31815
決算期: 07月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
143億円
6.57%
営業利益 (FY25)
6.4億円
1.39%
経常利益 (FY25)
6.2億円
3.86%
純利益 (FY25)
4.3億円
20.26%
総資産
135億円
33.08%
自己資本比率
44.8%
ROE
9.3%
8.20%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

バルニバービは「バッドロケーション戦略」を核に、好立地を避けた個性的な飲食店舗を全国102店舗展開する外食企業である。売上高143億円(FY2025)のうちレストラン事業が130億円(約91%)を占めるが、第2の柱として兵庫県淡路島・島根県出雲を舞台に「食」で地域活性化し不動産価値を高めた後に流動化するEB事業を育成中である。コロナ禍で2021年に売上80億円まで落ち込んだ後、2023年以降は回復軌道に乗り143億円まで拡大した。ただしFY2025は光熱費・決済手数料等の諸経費増加が響き、営業利益は6.4億円と前年比1.4%減、純利益は4.3億円と20.3%減に沈んだ。ROEは9.3%と一定水準を維持するが、EB事業の不動産投資が拡大する中、借入金利上昇や出店遅延が収益圧迫要因として警戒される。2025年3月には不動産SPCを買収し家賃負担を削減、EB事業の利益改善が見込まれており、2026年秋の淡路島新ホテル開業も控え、中期的な収益成長の試金石となる局面を迎えている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: レストラン事業が売上の約91%を占め、EB事業での不動産売却益が補完する二本柱構造である。
  • 2顧客: 行政・大学・不動産デベロッパーと連携し、個人客から地方自治体・公共機関まで幅広く対応している。
  • 3価値提案: バッドロケーションや廃校・遊休地等を活用し、チェーンにない空間・食体験で差別化した店舗を提供する。
  • 4コスト構造: 居抜き物件や行政誘致で初期投資を抑制し、不動産保有で賃料リスクをヘッジする資産活用型モデルである。
Risks · リスク要因
  • 1出店計画の遅延リスク: FY2025は計画6店舗に対し4店舗にとどまり、出店遅延が年度業績を下押しする構造的リスクがある。
  • 2コスト増圧力: 光熱費・食材費・賃上げ・決済手数料等が複合的に上昇し、営業利益率の改善を阻害し続けている。
  • 3不動産投資・金利リスク: EB事業拡大に伴う借入増加局面で、金利上昇が財務コストと不動産流動化の採算を悪化させるリスクがある。
  • 4天候・季節変動リスク: テラス中心の業態設計のため、猛暑・厳冬・台風が直接的に来客数と売上に影響し、予測困難な変動要因となる。
Strengths · 強み
  • 1バッドロケーション開発ノウハウ: 好立地を避けた独自の出店手法で低賃料と希少性を両立し、競合との差別化を実現している。
  • 2行政・自治体ネットワーク: 行政からの出店要請が継続的にあり、淡路島・出雲等で地方創生案件を独自に受注できる。
  • 3EB事業の含み益: 不動産SPCを活用した開発資産の簿価比数倍での売却実績があり、バランスシート上の含み益が蓄積している。
  • 4多様な出店チャネル: バッドロケーション・不動産デベロッパー・行政・大学の4戦略で景気変動や退店リスクを分散している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1EB事業の多地域展開: 淡路島南・出雲2次開発に加え愛媛県伊予市へ2028年秋開業予定で、3カ所の新エリア開発を推進する。
  • 2高収益出店への転換: 大規模店中心の方針を見直し、居抜き物件活用の中規模店で年間6~8店舗の厳選出店による収益性向上を図る。
  • 3投資スキームの高度化: NECキャピタルソリューション・SBIとのアライアンスや新ファイナンススキームで外部資金を活用しリスク分散する。
  • 4IT/AI活用による本部効率化: 専門部署設置と全社的なシステム導入で人員増員を抑制し、付加価値業務へのリソースシフトを2026年以降加速する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高143億円(+6.6%)を達成した一方、光熱費・手数料増加で営業利益は6.4億円(-1.4%)、純利益は4.3億円(-20.3%)と減益となった。
不動産SPC買収: 2025年3月にNECキャピタルソリューションとの共同SPCを買収し、淡路島エリアの家賃負担が削減されEB事業利益の大幅改善が見込まれる。
淡路島南エリア進展: 2024年7月レストラン開業に続き2025年4月にコテージ5棟をオープン、2026年秋開業予定の新ホテル開発も順調に進捗している。
新規出店ハイライト: 2025年4月に築地本願寺前「&Ovo」、2025年6月に北海道初出店「アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ 北海道」をオープンした。
02

業績推移

売上高
143億円6.6%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
6.4億円1.4%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
純利益
4.3億円20.3%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
020406080FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高11594.380.599.7134135143
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-4.511.66.56.4
経常利益5.0-8.4-6.211.911.06.56.2
純利益3.0-9.23.61.26.75.44.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産87.591.483.788.988.3102135
純資産 (自己資本)29.819.922.223.729.834.360.7
自己資本比率 (%)34.021.826.626.633.733.744.8
現金及び預金16.217.823.026.815.318.133.5
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF10.9▲4.5▲1.012.15.54.311.2
投資CF▲10.7▲6.118.3▲4.5▲9.5▲7.8▲18.1
財務CF1.912.2▲12.0▲3.8▲7.46.322.3
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
41.44
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
9.3%
自己資本利益率
ROA
3.2%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

EstateBuildUpProject0.011.3%0.00兆5.8%
RestaurantProject0.088.7%0.00兆4.3%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
85
平均年齢
38.8
平均勤続
6.9
単体 平均年収
530万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社HUMO2.9百万株26.73%
#2佐藤 裕久0.8百万株7.38%
#3SBIホールディングス株式会社0.6百万株5.56%
#4麒麟麦酒株式会社0.2百万株1.74%
#5中島 邦子0.2百万株1.62%
#6石田 敏和0.1百万株1.11%
#7株式会社日本カストディ銀行(信託口) 0.1百万株0.89%
#8CITIBANK (SWITZERLAND)AG (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) 0.1百万株0.69%
#9バルニバービ従業員持株会0.1百万株0.59%
#10田中 亮平0.1百万株0.59%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
10.00
配当性向
21.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
10
FY22
10
FY23
13
FY24
10
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。