ア
アトムリビンテック株式会社
アトムリビンテックカブシキガイシャ上場金属製品3426EDINET: E02920ATOM LIVIN TECH Co.,Ltd.
決算期: 06月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
103億円
1.33%営業利益 (FY25)
5.2億円
54.19%経常利益 (FY25)
5.6億円
50.81%純利益 (FY25)
3.9億円
53.33%総資産
116億円
11.98%自己資本比率
89.9%
—ROE
3.8%
1.28%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
アトムリビンテック株式会社は、明治36年創業の内装金物(住まいの金物)専業ファブレスメーカーである。家具金物・建築金物・陳列金物など住宅内装全般を対象に、自社オリジナル商品(取扱品の80%以上)を企画・開発し、製造は外部委託、販売は家具メーカー・ハウスメーカー・建築金物店・住宅設備機器メーカーなど国内全域に展開する。主力はソフトクローズ関連商品を中心とした折戸・引戸金物(売上の74%)であり、「ATOMブランド」の認知度が強みとなっている。 FY2025(2027年6月期)の売上高は103億円(前期比+1.3%)と新設住宅着工戸数の低調を受けて成長は限定的だが、販管費の圧縮や商品構成の改善により営業利益515百万円(前期比+54.6%)・経常利益561百万円(前期比+50.9%)と収益性が大幅に回復した。一方、ROEは3.8%と低水準であり、自己資本を有効活用した資本効率の改善が課題として残る。中長期ではベトナム子会社を通じた海外展開、クラウド型システムへのDX投資、SBT認定に基づく温室効果ガス削減(2030年までに2020年比42%削減)など多角的な施策を推進しており、第12次中期経営計画(FY2025〜FY2027)の初年度として「伝統を活かし、変革に挑む」方針を掲げている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 内装金物の企画・開発・販売が単一セグメントで売上高103億円を構成し、折戸・引戸金物が76億円(74%)と最大品目である。
- 2顧客: 家具メーカー・ハウスメーカー・建築金物店・住宅設備機器メーカーなど国内全域の法人に「ATOMブランド」商品を供給している。
- 3価値提案: 工場を持たないファブレス体制で、取扱商品の80%以上を自社オリジナル品とし、ソフトクローズ等の機能性金物で差別化を図る。
- 4コスト構造: 製造は外部委託、仕入総額は75億円でファブレス型ゆえ固定費が低く、販管費圧縮により営業利益率5%水準を実現している。
Risks · リスク要因
- 1住宅着工戸数への依存: 売上の大半が新設住宅向けで、金利上昇・建設コスト高騰により着工戸数が低迷すると業績が直接圧迫される構造的リスクがある。
- 2原材料・エネルギーコスト上昇: 製造委託先への部材コストや輸送コストの高止まりが続き、価格転嫁が遅れた場合に収益を圧迫する可能性がある。
- 3売上規模の停滞と低ROE: 直近7年間の売上高は96〜106億円で横ばい、ROE3.8%と資本効率が低く、成長性と株主還元水準への投資家懸念が残る。
- 4地政学リスクと海外調達: 海外協力工場への依存とベトナム子会社活動において、米中対立・関税政策変動・現地規制変更が事業継続に影響しうるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1独自商品比率80%超: 自社オリジナル商品が取扱品の80%以上を占め、「家具金物」と「建具金物」を融合した「内装金物」分野でのブランド優位性が高い。
- 2ファブレスによる柔軟性: 製造を外部委託するため固定資産負担が低く、市場変動に応じた商品ラインナップの迅速な切り替えが可能である。
- 3ショールーム・展示会による直接訴求: 東京・新橋「アトムCSタワー」と大阪の常設ショールーム、年2回の個展で設計事務所・工務店への提案力を維持している。
- 4ISO9001・14001の二重認証: 品質と環境の両面で国際認証を取得し、SBTイニシアチブ認定も加え大手ハウスメーカーとの取引継続に有利な立場にある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1第12次中期経営計画(FY2025〜2027): 「伝統を活かし、変革に挑む」を旗印に、商品戦略・市場戦略・情報システム戦略・環境方針の4軸で安定成長基盤を構築する。
- 2ソフトクローズ商品とバリアフリー品の拡充: 高齢化社会・施設建築分野(医療・福祉・教育)向けに機能性商品ラインを拡大し、住宅外需要を取り込む方針である。
- 3DXとクラウド基幹システム更新: 受発注・会計管理システムをクラウド型へ移行し、SNS・動画コンテンツ・ATOMダイレクトショップを活用した販売支援を強化する。
- 4海外展開とSBT目標達成: ベトナム子会社によるVIETBUILD出展など東南アジア市場開拓を進め、2030年までに温室効果ガス排出量を2020年比42%削減する目標を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が大幅改善: 売上高103億円(+1.3%)に対し、営業利益515百万円(+54.6%)・経常利益561百万円(+50.9%)・純利益390百万円(+53.5%)と収益性が急回復した。
引出・収納金物が17%減少: 品目別では取手・引手が+7.1%と好調な一方、引出・収納金物の販売が前期比17.0%減と落ち込み、品目間の偏りが顕在化している。
「VIETBUILD2025」出展とベトナム拠点活用: 2025年6月にホーチミン市で開催のベトナム最大級建築展示会に出展し、海外認知度向上と現地販売・日本供給の拡大を本格推進した。
現金同等物が31.9億円減少: 定期預金の預入51億円など運用目的の資金移動により、期末現金同等物は19億円に減少しているが、財務健全性への実質的影響は限定的である。
02
業績推移
売上高
103億円▲1.3%FY25
営業利益
5.2億円▲54.2%FY25
純利益
3.9億円▲53.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 106 | 104 | 96.3 | 99.9 | 104 | 102 | 103 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 5.8 | 3.7 | 3.3 | 5.2 |
| 経常利益 | 6.9 | 7.1 | 6.6 | 6.1 | 4.2 | 3.7 | 5.6 |
| 純利益 | 4.3 | 4.8 | 4.4 | 4.1 | 3.5 | 2.6 | 3.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 120 | 120 | 124 | 129 | 129 | 132 | 116 |
| 純資産 (自己資本) | 89.1 | 92.4 | 95.6 | 98.1 | 100 | 102 | 104 |
| 自己資本比率 (%) | 74.4 | 76.9 | 77.0 | 76.1 | 78.0 | 77.0 | 89.9 |
| 現金及び預金 | 46.6 | 44.6 | 48.3 | 50.9 | 50.0 | 51.1 | 19.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 9.3 | 6.3 | 8.1 | 5.5 | 2.6 | 5.4 | ▲11.6 |
| 投資CF | ▲4.9 | ▲6.9 | ▲3.1 | ▲1.5 | ▲2.1 | ▲2.9 | ▲18.9 |
| 財務CF | ▲1.3 | ▲1.4 | ▲1.4 | ▲1.3 | ▲1.3 | ▲1.4 | ▲1.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
97.97
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
3.8%
自己資本利益率
ROA
3.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
120人
平均年齢
43.2歳
平均勤続
16.6年
単体 平均年収
667万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
51.50円-1
配当性向
34.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
53
FY21
50
FY22
50
FY23
51
FY24
53
FY25
52
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。