株
株式会社SUMCO
カブシキガイシャサムコ上場金属製品3436EDINET: E02103SUMCO CORPORATION
決算期: 12月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
4097億円
3.29%営業利益 (FY25)
13.4億円
96.37%経常利益 (FY25)
-38.9億円
110.37%純利益 (FY25)
-118億円
159.12%総資産
11280億円
3.81%自己資本比率
57.4%
—ROE
-2.0%
5.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
SUMCOは半導体用シリコンウェーハの専業グローバルメーカーであり、300mm大口径から小口径まで幅広い製品を供給する世界有数の企業である。売上高の27%を住友商事経由で販売するなど特定チャネルへの依存度も高い。FY2025は売上高が前期比3.3%増の4,097億円と底打ちの兆しを見せたが、先端300mm向けの積極的な設備投資(有形・無形固定資産取得1,110億円)による減価償却費1,157億円が重くのしかかり、営業利益は13億円(営業利益率0.3%)、純損失118億円と大幅に悪化した。事業環境は二極化が鮮明で、AI用データセンター向け先端品は旺盛な需要が持続する一方、非先端ロジックは顧客の在庫調整が長期化し、200mm以下の小口径も低迷が続く。同社は300mm先端品への経営資源集中と200mm以下の生産体制再編を骨子とする事業構造改革を推進中であり、中長期的な需要拡大を見込むAI・DX・EV向けの先端ウェーハ事業での収益回復が最大の焦点である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 半導体用シリコンウェーハ単一セグメントで売上高4,097億円を計上し、300mm先端品が主力である。
- 2顧客: 大手半導体メーカーへの直販・住友商事経由販売が主軸で、同社1社で売上の27%を占める。
- 3価値提案: 高精度な300mm先端品の安定供給と技術力で、AI・先端ロジック・DRAM顧客の厳しい品質要求に応える。
- 4コスト構造: 装置集約型の製造業で減価償却費が年間1,157億円と重く、稼働率と歩留管理が収益の鍵を握る。
Risks · リスク要因
- 1需要サイクルリスク: 非先端ロジックや200mm以下の低迷長期化により、設備過剰と大規模減損計上の可能性が高まっている。
- 2原材料在庫リスク: 多結晶シリコンの長期契約による余剰在庫を抱え、原材料コスト低減機会が当面制約される状況が続く。
- 3競合激化リスク: 信越化学など大手競合の設備増強により需給が悪化し、ウェーハ価格が一段と下落する恐れがある。
- 4地政学・規制リスク: 米中摩擦や輸出規制強化が顧客の最終製品需要や自社の設備調達・販売に波及するリスクが高まっている。
Strengths · 強み
- 1300mm先端品の高シェア: AI用先端ロジック・DRAM向け300mmウェーハで高いシェアを維持し、旺盛な需要を着実に取り込んでいる。
- 2幅広い製品ラインアップ: 150mm以下から300mmまで大小口径をカバーし、多様な顧客ニーズに一社で対応できる体制を持つ。
- 3大規模設備投資による能力増強: FY2025に1,110億円を設備取得に投じ、先端品の生産能力を継続的に拡大している。
- 4住友グループとの連携: 住友商事との販売チャネルおよびグループ資金基盤を活用し、安定した受注・資金調達を実現している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1300mm先端品への集中投資: AI需要を取り込むため新工場の戦力化と既存設備の高度化を継続し、先端品シェアの維持・拡大を目指す。
- 2200mm以下の体制再編: 需要縮小が見込まれる小口径事業の生産体制を抜本的に見直し、2025年以降の収益改善を図る。
- 3コスト競争力強化: AIを活用した生産性向上と歩留改善により、減価償却費増加を吸収できる原価構造の構築を推進する。
- 4サステナビリティ推進: ネットゼロ・女性活躍・人材育成を重要課題と位置づけ、中長期的な企業価値向上と社会貢献を両立する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の急悪化: 売上高4,097億円(+3.3%)に対し営業利益は13億円(前期比96.4%減)、純損失118億円と過去水準から大幅に落ち込んだ。
減価償却費の急増: 設備投資拡大の結果、FY2025の減価償却費は1,157億円に達し、収益を圧迫する主因となっている。
キャッシュフローの構造: 営業CFは1,000億円を確保したが、設備投資1,110億円で投資CF△1,114億円となり、現金残高が203億円減の753億円へ低下した。
市場の二極化: AI向け先端300mm品は需要が旺盛な一方、非先端品は顧客在庫調整が長期化し、200mm以下は年間を通じ低調が継続した。
02
業績推移
売上高
4,097億円▲3.3%FY25
営業利益
13.4億円▼96.4%FY25
純利益
-117.5億円▼159.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2995 | 2913 | 3357 | 4411 | 4259 | 3966 | 4097 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1097 | 731 | 369 | 13.4 |
| 経常利益 | 483 | 357 | 511 | 1113 | 726 | 375 | -38.9 |
| 純利益 | 331 | 255 | 411 | 702 | 639 | 199 | -118 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 5785 | 5934 | 7648 | 8926 | 10731 | 11727 | 11280 |
| 純資産 (自己資本) | 3411 | 3550 | 5228 | 5915 | 6355 | 6572 | 6478 |
| 自己資本比率 (%) | 59.0 | 59.8 | 68.4 | 66.3 | 59.2 | 56.0 | 57.4 |
| 現金及び預金 | 700 | 819 | 2247 | 2593 | 1564 | 957 | 753 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 777 | 842 | 1047 | 1795 | 963 | 696 | 1000 |
| 投資CF | ▲612 | ▲552 | ▲673 | ▲1264 | ▲2477 | ▲2479 | ▲1114 |
| 財務CF | ▲248 | ▲162 | 991 | ▲232 | 435 | 1123 | ▲87.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
5,065人
平均年齢
42.7歳
平均勤続
14.0年
単体 平均年収
641万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
30.00円-6
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
45
FY21
58
FY22
117
FY23
97
FY24
36
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。