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株式会社三ツ知

カブシキガイシャミツチ上場金属製品3439EDINET: E02491
Mitsuchi Corporation
決算期: 06月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
124億円
5.60%
営業利益 (FY25)
1.1億円
77.04%
経常利益 (FY25)
1.8億円
72.57%
純利益 (FY25)
-1.2億円
127.92%
総資産
159億円
3.60%
自己資本比率
60.8%
ROE
-1.2%
5.60%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社三ツ知は、冷間鍛造技術を基盤に自動車向けシート・ウインドウレギュレーター・ロック機構等に使用されるカスタムファスナーを製造・販売する愛知県の上場部品メーカーである。売上の82.7%が自動車部品向けで、日本・米国・タイ・中国の4極体制を敷き、海外売上比率は33.0%に達する。FY2025は売上高124億円(前年比-5.6%)、営業利益1億円(同-77.1%)と大幅に収益が悪化し、減損損失1億80百万円の計上も重なって当期純損失1億17百万円を計上した。日本・米国・中国セグメントがそろって営業赤字に転落する一方、タイが営業利益3億32百万円を稼ぎ唯一の黒字拠点となっている。PBRは0.29倍と著しく低迷しており、収益回復と資本効率改善が急務の状況にある。中期経営計画「ビジョン24」では2027年6月期に売上140億円・営業利益率5%、2029年6月期に売上160億円・営業利益率5.5%を目標に掲げ、海外4極の最適化・新規事業育成・DX推進を柱として収益構造の抜本的な転換を目指している。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 自動車向けカスタムファスナーが売上の82.7%を占め、残りを建設・土木向け等の非自動車が補完している。
  • 2顧客: 自動車部品一次メーカーを主要取引先とし、日系完成車メーカーのグローバル調達ニーズに対応している。
  • 3価値提案: 創業来の冷間鍛造技術とIATF16949認証に基づく高品質・高精度部品で差別化し、難加工品対応力を強みにしている。
  • 4地域構成: 日本75%・タイ21%・米国12%・中国2%の4極体制で製造し、海外売上比率は33.0%となっている。
Risks · リスク要因
  • 1自動車依存リスク: 売上の82.7%が自動車部品向けで、東アジアでの日本車シェア低下や生産調整の影響を直接受けやすい構造になっている。
  • 2価格競争と収益圧迫: 自動車部品一次メーカーからの継続的な値下げ要請が強まる中、FY2025の営業利益率は0.8%まで低下している。
  • 3為替・地政学リスク: 海外売上比率33.0%を抱え、バーツ・ドル・人民元の変動や中東・米中摩擦等の地政学リスクが業績に波及する可能性がある。
  • 4減損リスクの継続: FY2025に固定資産・のれん計1億80百万円の減損を計上しており、中国・米国拠点を中心に追加減損の可能性が残っている。
Strengths · 強み
  • 1冷間鍛造技術の蓄積: 創業来の鍛造ノウハウにより難加工品対応が可能で、IATF16949認証取得による品質保証体制を構築している。
  • 2タイ拠点の収益安定性: FY2025にタイセグメントが売上25億67百万円・営業利益3億32百万円を稼ぎ、グループ唯一の黒字拠点として機能している。
  • 3自社開発特殊ファスナー: クイックシリーズや水素配管コネクターなど独自製品を開発し、自動車依存からの分散を図る新軸を持っている。
  • 4財務的な手元流動性: 現金及び現金同等物39億88百万円を保有しており、設備投資や事業転換のための資金余力が確保されている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1海外4極最適化: インドに新会社Mitsuchi India Pvt.Ltd.を2025年6月設立し量産体制を構築、タイでは大型設備投資による新規受注、中国は経営スリム化を推進する。
  • 2売上・利益目標: 中期経営計画「ビジョン24」で2027年6月期に売上140億円・営業利益率5%、2029年6月期に売上160億円・営業利益率5.5%を目指す。
  • 3新規事業育成: 自社開発クイックシリーズの用途拡大と水素配管コネクターの量産化を推進し、自動車以外の建設・土木向け締結部品にも投資を拡大する。
  • 4PBR改善策: 特定投資株式(持ち合い株)の解消、新基幹システム稼働によるDX推進、機関投資家・個人投資家向け説明会への積極参加でPBR0.29倍からの回復を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急落: 売上124億円(前年比-5.6%)、営業利益1億円(同-77.1%)、当期純損失1億17百万円と大幅悪化し、ROEは-1.2%に転落した。
減損損失計上: 固定資産の減損損失1億80百万円(うちのれん46百万円)を特別損失に計上し、前期4億19百万円の黒字から赤字に反転した。
自己株取得と配当継続: 財務活動CFで自己株式取得2億72百万円、配当金支払1億26百万円を実施し、株主還元を維持しながら資本政策を継続した。
インド法人設立: 2025年6月にMitsuchi India Pvt.Ltd.を設立し、成長市場インドでの自動車部品新規受注獲得に向けた海外展開を開始した。
02

業績推移

売上高
124億円5.6%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
1.1億円77.0%FY25
01.32.53.85FY20FY22FY24
純利益
-1.2億円127.9%FY25
01.32.53.85FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.02.03.04.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0255075100FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高146125138124126131124
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益3.5-0.34.71.1
経常利益6.71.16.25.41.46.41.8
純利益4.7-1.84.24.0-0.34.2-1.2
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産155145170164167165159
純資産 (自己資本)84.780.286.390.792.399.896.5
自己資本比率 (%)54.555.250.755.255.360.760.8
現金及び預金39.735.240.137.939.339.039.9
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF8.04.514.68.47.013.38.9
投資CF▲5.0▲13.6▲9.9▲3.7▲5.2▲5.1▲5.2
財務CF▲4.55.3▲0.6▲8.0▲1.4▲9.9▲3.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

America0.011.6%▲0.00兆-5.9%
China0.02.1%▲0.00兆-12.6%
Japan0.067.3%▲0.00兆-1.7%
Thailand0.019.0%0.00兆14.1%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
182
平均年齢
42.8
平均勤続
12.8
単体 平均年収
568万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1名古屋中小企業投資育成株式会社0.8百万株17.16%
#2野田 正英0.3百万株5.90%
#3箕浦 義彦0.2百万株4.50%
#4箕浦 智康0.2百万株4.45%
#5箕浦 仁0.2百万株4.43%
#6池谷 真理子0.2百万株4.38%
#7石黒 いづみ0.2百万株4.38%
#8小野 実喜子0.2百万株4.38%
#9箕浦 信彦0.2百万株4.23%
#10阿知波 珠美0.1百万株3.05%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
30.00-4
配当性向
229.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
95
FY20
26
FY21
61
FY22
64
FY24
34
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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