川
川田テクノロジーズ株式会社
カワダテクノロジーズカブシキガイシャ上場金属製品3443EDINET: E21955KAWADA TECHNOLOGIES,INC.
決算期: 03月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
1329億円
2.93%営業利益 (FY25)
96.8億円
10.88%経常利益 (FY25)
126億円
19.72%純利益 (FY25)
111億円
47.29%総資産
1655億円
3.29%自己資本比率
55.3%
—ROE
12.8%
3.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
川田テクノロジーズは鋼製橋梁・PC橋・鉄骨・建築・ソフトウェアを柱とする総合インフラ建設グループである。売上構成は鉄構セグメントが最大(632億円、全体の約48%)で、土木(386億円)・建築(155億円)・ソリューション(79億円)が続く。FY2025は売上高1,329億円(+2.9%)、営業利益97億円(+10.9%)、純利益111億円(+47.3%)と中計2年目にして数値目標を大幅上回り、ROEは12.8%に到達した。鋼製橋梁市場は長期的に重量ベースで縮小傾向にあるが、高速道路会社・国土交通省向けの大型工事での設計変更獲得力が収益底上げに貢献した。土木セグメントは受注高が前期比+40%と急拡大した一方、見込原価悪化による工事損失引当金計上で営業利益は減少した。成長事業であるソリューションセグメントはBIM/CIM普及を背景にソフトウェア販売のサブスク収益が安定拡大しており、利益率改善の牽引役となっている。2025年5月に改訂した第3次中計では3か年累計営業利益261億円以上・純利益261億円以上に目標を上方修正しており、資本効率経営へのシフトが鮮明となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 橋梁・鉄骨・建築の請負工事が売上の約90%を占め、ソリューションのサブスク型ソフト販売が補完する。
- 2顧客: 国・高速道路会社・地方自治体(公共)と、大都市圏再開発・物流倉庫を中心とした民間発注者が主要顧客である。
- 3価値提案: 100年超の鋼構造技術と設計変更獲得力・現場エンジニアリング力により高難度工事で高採算を実現する。
- 4コスト構造: 全国5工場の製作コストと現場施工の外注費が主要コストで、工場操業度の維持が利益水準を左右する。
Risks · リスク要因
- 1市場縮小リスク: 鋼製橋梁の発注量は金額予算固定下で重量ベース減少が加速し、工場操業度の低下が固定費負担増につながる。
- 2原材料・労務費上昇リスク: 請負契約後の鋼材・人件費高騰をコストに転嫁できない場合、採算性が急速に悪化する可能性がある。
- 3担い手不足リスク: 2024年4月からの時間外労働上限規制が建設現場の労働力逼迫を加速させ、工程遅延や受注機会損失が生じうる。
- 4金利上昇リスク: 借入金残高233億円(運転資金立替が常態化)を抱え、政策金利上昇局面では調達コスト増が業績に影響する。
Strengths · 強み
- 1設計変更獲得力: 大型橋梁・鉄骨工事で複数の設計変更を継続的に計上し、請負利益率を期中に底上げする交渉力を持つ。
- 2高難度物件への対応力: 複雑構造の鉄骨工事や大型PC橋に対応可能な製作・施工技術で競合との差別化を図っている。
- 3ソリューション事業の安定収益: BIM/CIM普及を背景にサブスク型ソフト販売が拡大し、FY2025営業利益30億円・利益率37%超を確保する。
- 4財務健全性: 自己資本比率55.0%・借入金233億円と財務基盤は堅固で、ROE12.8%と資本効率も中計目標を大幅超過している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1基幹事業の収益力強化: 橋梁の設計変更獲得力と技術提案力をさらに磨き、大型新設・保全工事での安定受注・高採算を追求する。
- 2保全・更新市場の開拓: 新設から更新・保全へのシフトに対応し、施工人材の確保・育成と現場エンジニアリング体制を整備する。
- 3ソリューション事業の拡大: 「情報サービスコンサルタント」への進化を掲げ、BIM/CIM関連サービスを官民双方で拡大する。
- 4中計最終年度の数値目標達成: 3か年累計営業利益261億円以上・ROE8.0%以上(関係会社株式除く11.0%以上)を2025年度までに実現する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025純利益47.3%増: 親会社株主に帰属する当期純利益は111億円(前期比+47.3%)と大幅増益し、ROEは12.8%に改善した。
土木受注高が前期比+40%: 高速道路会社向け新設・保全の大型工事を連続受注し、受注高441億円と受注残が急拡大した。
中計数値目標の上方修正: 2025年5月に3か年累計営業利益を186億円→261億円、純利益を156億円→261億円へ大幅引き上げた。
ソリューション営業利益率37%超: サブスク型ソフト販売の拡大でFY2025売上高79億円・営業利益30億円に達し、成長事業として定着した。
02
業績推移
売上高
1,329億円▲2.9%FY25
営業利益
96.8億円▲10.9%FY25
純利益
111億円▲47.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1184 | 1270 | 1155 | 1038 | 1181 | 1291 | 1329 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 64.1 | 50.3 | 87.3 | 96.8 |
| 経常利益 | 85.4 | 85.4 | 80.5 | 76.9 | 63.0 | 105 | 126 |
| 純利益 | 60.6 | 64.5 | 63.4 | 51.8 | 42.3 | 75.4 | 111 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1281 | 1391 | 1474 | 1334 | 1622 | 1602 | 1655 |
| 純資産 (自己資本) | 552 | 606 | 670 | 719 | 767 | 824 | 916 |
| 自己資本比率 (%) | 43.1 | 43.6 | 45.4 | 53.9 | 47.3 | 51.4 | 55.3 |
| 現金及び預金 | 106 | 92.8 | 108 | 137 | 157 | 161 | 143 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 130 | ▲41.3 | ▲25.5 | 204 | ▲96.7 | 133 | 98.4 |
| 投資CF | ▲38.1 | ▲27.6 | ▲41.8 | ▲19.5 | ▲15.0 | ▲25.5 | ▲29.8 |
| 財務CF | ▲98.5 | 55.4 | 82.2 | ▲158 | 122 | ▲103 | ▲86.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
642.96
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.8%
自己資本利益率
ROA
6.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Architecture0.0兆11.6%0.00兆9.3%
Engineering0.0兆28.8%0.00兆5.5%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆7.1%▲0.00兆-1.8%
SteelStructure0.1兆46.7%0.01兆10.1%
ソリューション0.0兆5.7%0.00兆39.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
94人
平均年齢
42.9歳
平均勤続
15.7年
単体 平均年収
752万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
190.00円-203
配当性向
96.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
80
FY21
80
FY22
100
FY23
210
FY24
393
FY25
190
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。