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株式会社菊池製作所

カブシキガイシャキクチセイサクショ上場金属製品3444EDINET: E22016
決算期: 04月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
54.6億円
4.72%
営業利益 (FY25)
-5.2億円
19.72%
経常利益 (FY25)
-4.5億円
53.94%
純利益 (FY25)
0.4億円
105.26%
総資産
85.6億円
2.90%
自己資本比率
63.1%
ROE
0.9%
19.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社菊池製作所は、東京都八王子市を主要拠点とする精密金属部品の総合加工メーカーである。試作品製造から金型製作、量産加工までを「一括一貫体制」で手掛け、自動車、時計、事務機器、精密電子機器メーカー等を主要顧客とする。FY2025(2025年3月期)の売上高は55億円と前年比4.7%増加したが、売上原価の上昇(前年比6.4%増)と価格転嫁の遅れにより売上総利益率は18.4%に悪化し、営業損失は▲5億円(前年▲6.5億円から改善)を計上した。投資有価証券の売却益7.3億円などの特別利益を計上した結果、純利益は43百万円と辛うじて黒字を確保したが、本業の収益力は依然として低く、継続企業の前提に関する重要な疑義が存在する旨を開示している。第2の事業軸として、マッスルスーツ・配送ロボット等のサービス・サポート系ロボット分野のスタートアップへの包括的事業化支援(製造・資金・販売・保守)に注力しており、ロボット・装置関連売上は前年比14.4%増の12.5億円まで拡大しているが、スタートアップへの資金流入の慎重化で高収益化が遅れている。財務面では、非支配株主からの資本払込11.5億円により純資産が前年比23%増の54億円に改善し、財務制限条項への抵触も解消した。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 試作・金型が売上の50%(27.5億円)、量産製品26%(14.2億円)、ロボット・装置等23%(12.5億円)の3本柱で構成される。
  • 2顧客: 自動車・時計・事務機器・精密電子機器メーカーを主要顧客とし、特定顧客への売上依存度は10%未満に分散している。
  • 3価値提案: 試作から金型・量産までの「一括一貫体制」と超短納期対応により、顧客の開発サイクル短縮を支援する。
  • 4新規軸: スタートアップへの製造・資金・販売・保守の包括支援と「ロボットものづくりスタートアップ支援ファンド」を通じ事業化を推進する。
Risks · リスク要因
  • 1継続企業リスク: 本業の営業損失が6期連続で続き、特別利益に依存した黒字構造では持続的な収益改善の見通しが依然不透明である。
  • 2試作レス・DX化リスク: デジタルシミュレーションの普及で物理試作需要が長期的に縮小する可能性があり、主力事業の根幹を揺るがしうる。
  • 3スタートアップ事業化リスク: 連携先スタートアップへの資金流入が慎重化しており、開発・製品化の遅延が高収益案件の獲得を阻害している。
  • 4製造拠点集中リスク: 工場が東京都八王子市および福島県下に集中しており、大規模自然災害時に生産能力が著しく低下する懸念がある。
Strengths · 強み
  • 1一括一貫体制: 試作→金型→量産を社内完結できる総合ものづくり力は、開発スピードを重視する顧客の囲い込みに有利である。
  • 2精密加工技術: 加工精度を従来の1/100mmから1/1000mm台へ引き上げ、高難易度仕様への対応で競合との差別化を維持している。
  • 3スタートアップ支援基盤: 製造支援に加え資金ファンド・東京ショールーム・クロスセル販売網を整備し、他社にない包括支援が可能である。
  • 4財務制限条項の解消: FY2025に非支配株主から11.5億円の資本払込を受け純資産54億円を確保し、借入制限抵触リスクを払拭した。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1収益性改善: 社内組織統合による生産効率化・購買ネットワーク強化で直接費を削減し、慢性的な営業赤字の早期解消を最優先課題とする。
  • 2新規市場開拓: ホビー関連・半導体・5G・ウエアラブル・再生可能エネルギー分野への営業展開を拡大し、既存市場依存から脱却する。
  • 3ロボット事業の高収益化: 東京ショールームでの情報発信とクロスセルによる販売網共有を通じ、ロボット・装置分野の高収益案件獲得を加速する。
  • 4人材・技術基盤の強化: 個別キャリアプログラム・OJT推進と平均年齢45.7歳を踏まえたシルバー人材活用で、技術継承と人材不足に対応する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は55億円(前年比+4.7%)と増収も、原価率悪化で売上総利益率は18.4%(前年比-2.2pt)に低下した。
投資有価証券売却益5.8億円等の特別利益7.3億円を計上し、純利益は43百万円と前年の▲8.2億円から大幅に改善した。
非支配株主からの払込11.5億円により純資産が54億円(前年比+23%)に拡大し、金融機関との財務制限条項への抵触が解消した。
ロボット・装置等の売上は前年比+14.4%の12.5億円に拡大したが、スタートアップの資金調達難で高収益化は計画比弱含みとなった。
02

業績推移

売上高
54.6億円4.7%FY25
020406080FY20FY22FY24
営業利益
-5.2億円19.7%FY25
00.30.50.81FY20FY22FY24
純利益
0.4億円105.3%FY25
02.557.510FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.05.010.015.020.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
020406080FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高60.453.744.750.551.052.154.6
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-6.0-6.3-6.5-5.2
経常利益1.2-4.5-9.1-8.5-9.3-9.8-4.5
純利益9.2-5.4-9.3-6.7-11.0-8.20.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産12710610897.790.788.285.6
純資産 (自己資本)89.774.971.458.746.243.954.0
自己資本比率 (%)70.371.066.460.150.949.863.1
現金及び預金34.222.313.614.615.014.822.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF9.8▲2.60.1▲2.8▲6.6▲4.9▲6.6
投資CF4.4▲7.3▲8.80.6▲0.81.88.3
財務CF5.0▲1.8▲0.13.07.42.15.7
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
3.56
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
0.9%
自己資本利益率
ROA
0.5%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
243
平均年齢
45.7
平均勤続
18.4
単体 平均年収
425万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社 KIM3.3百万株27.20%
#2菊池 昭夫1.1百万株9.30%
#3齋藤 恵美子1.1百万株9.20%
#4株式会社SC0.9百万株7.20%
#5AMT株式会社0.4百万株3.60%
#6菊池製作所従業員持株会0.2百万株1.50%
#7岡田 主税0.1百万株1.20%
#8金子 秀世 0.1百万株0.50%
#9鈴木 珍男0.1百万株0.50%
#10有川 弘0.0百万株0.40%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
10.00
配当性向
17.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
10
FY20
10
FY21
10
FY22
10
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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