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株式会社ジェイテックコーポレーション
カブシキガイシャジェイテックコーポレーション上場金属製品3446EDINET: E33777JTEC CORPORATION
決算期: 06月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
19.3億円
4.18%営業利益 (FY25)
1.1億円
60.14%経常利益 (FY25)
1.0億円
67.20%純利益 (FY25)
0.6億円
70.00%総資産
36.9億円
3.36%自己資本比率
75.3%
—ROE
2.2%
5.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ジェイテックコーポレーションは、大阪大学の原子レベル平坦化技術(EEM/RADSI/MSI)を起源とするX線ナノ集光ミラーの製造・販売を主軸に、ライフサイエンス機器・半導体加工装置・昇温脱離分析装置(電子科学)の3セグメントを展開する研究開発型の精密機器メーカーである。主力のオプティカル事業はSPring-8、NanoTerasu、LCLS、Eu-XFELなど国内外の一流放射光・X線自由電子レーザー施設を顧客とし、第4世代放射光施設の新設・アップグレードが今後20年にわたり需要を下支えする構造にある。FY2025(2025年6月期)は売上高19.3億円(前期比4.2%減)、営業利益1.1億円(同60.2%減)と計画未達に終わった。これは放射光施設側の設計検討の長期化による受注・出荷遅れと、人員増に伴う労務費上昇が主因であり、一過性の要素が大きい。一方で受注高は前期比52.9%増の24.5億円、受注残は同62.8%増の13.6億円に積み上がっており、次期以降の売上回収が期待される。ライフサイエンス・機器開発事業は33.2%減収・赤字継続と低調だが、半導体向けプラズマ援用研磨装置の試作評価案件が増加しており、本格立ち上がりが中期課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 受注生産型の高精度X線ミラー(オプティカル)が売上の64%を占め、電子科学(昇温脱離分析装置)24%、ライフサイエンス・機器開発11%が補完する。
- 2顧客: 国内外の公的放射光・X線自由電子レーザー施設(SPring-8、SACLA、LCLS、Eu-XFEL等)および半導体・ライフサイエンス研究機関を対象とする。
- 3価値提案: 1ナノメートルレベルの形状精度を実現する世界最高水準の超精密加工・計測技術により、代替困難なミラーを供給することで高い受注単価を維持する。
- 4コスト構造: 前工程(栃木生産技術センター)と後工程(本社)の分離で内製リードタイムを短縮し、特殊加工は外注委託先を活用してコストを管理する。
Risks · リスク要因
- 1個別受注・長期工期型のビジネスモデルのため、施設側の設計変更や承認遅延1件が数千万円規模の売上計上期ずれを引き起こし、FY2025も計画未達の主因となった。
- 2主要顧客の多くが公的研究機関であり、政府の研究予算削減や優先分野変更が発生した場合、発注中止・先送りにより業績が急変するリスクがある。
- 3為替変動リスクが大きく、海外輸出比率が高い中で円高進行や地政学的輸出規制(米中対立等)が売上・利益を直接圧迫する可能性がある。
- 4ライフサイエンス・機器開発事業が連続赤字(セグメント損失5,200万円)を計上しており、半導体加工装置の商業化遅延が長引くと固定費負担が財務を圧迫するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1大阪大学発の独自ナノ加工技術(EEM/RADSI/MSI)は同等精度の代替製法が事実上存在せず、世界の主要放射光施設に対して圧倒的な技術障壁を築いている。
- 2SPring-8、SACLA、NanoTerasu、LCLS、Eu-XFEL等グローバルトップ施設との取引実績が顧客信用力として機能し、新規施設への営業で参照先となっている。
- 3第4世代放射光施設の新設・アップグレードが欧米・中国・国内で20年以上続く見通しで、FY2025受注高186.9%増(オプティカル)が示す通り中長期的需要が構造的に拡大する。
- 4電子科学(昇温脱離分析装置TDS)の子会社化によりセグメント分散が進み、放射光市場の受注変動リスクをある程度吸収できるポートフォリオを形成している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1長期成長戦略「Innovation2030」のもと、オプティカル事業で栃木センターと本社の前後工程分離を完成させ、年間出荷台数の拡大と納期短縮を図る。
- 2半導体向けにPAP・ECMP等4種の新規研磨プロセス装置の拡販を加速し、SEMICON Taiwan・Japan等への出展を通じて2025年度中の量産受注獲得を目指す。
- 32026年7月にクラウドERP(新基幹システム)を導入し、業務の見える化・一元化でDX化を推進するとともに、2025年7月から役割等級制の新人事制度を稼働させ人的資本を強化する。
- 4IRプレゼンテーション動画の配信や非財務情報開示の拡充を通じてステークホルダーとの対話を深め、資本コストを意識した財務基盤の強化と株価向上を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高19.3億円(前期比4.2%減)、営業利益1.1億円(同60.2%減)、純利益0.6億円(同69.8%減)と大幅減益となり、ROEは2.2%に低下した。
オプティカル事業の受注高は前期比186.9%増の19.0億円、受注残は同202.5%増の13.2億円に急増しており、放射光施設向け需要の本格回復を示唆している。
電子科学(その他事業)は韓国・中国・国内向け昇温脱離分析装置6件を計上し売上5.2%増を達成、初の中国企業納入を果たし新市場開拓の足がかりを築いた。
販売費及び一般管理費が前期比10.1%増の10.6億円に増加、人員増に伴う労務費上昇が利益を圧迫しており、2026年7月導入予定のERP活用による効率化が課題となっている。
02
業績推移
売上高
19.3億円▼4.2%FY25
営業利益
1.1億円▼60.1%FY25
純利益
0.6億円▼70.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 12.9 | 10.3 | 8.2 | 11.5 | 19.1 | 20.1 | 19.3 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -0.7 | 3.1 | 2.9 | 1.1 |
| 経常利益 | 5.0 | 0.3 | -2.4 | -0.3 | 3.6 | 3.1 | 1.0 |
| 純利益 | 3.3 | 0.2 | -1.7 | -0.3 | 2.4 | 2.0 | 0.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 28.7 | 26.4 | 33.8 | 32.3 | 34.6 | 35.7 | 36.9 |
| 純資産 (自己資本) | 24.5 | 24.7 | 22.6 | 22.3 | 24.8 | 27.0 | 27.8 |
| 自己資本比率 (%) | 85.2 | 93.7 | 66.8 | 69.0 | 71.5 | 75.6 | 75.3 |
| 現金及び預金 | 8.4 | 5.7 | 5.5 | 7.3 | 7.8 | 6.1 | 7.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.6 | 0.7 | ▲1.4 | 2.8 | 2.1 | 0.6 | 2.9 |
| 投資CF | ▲7.3 | ▲2.6 | ▲8.3 | ▲1.3 | ▲0.9 | ▲1.6 | ▲1.0 |
| 財務CF | ▲0.5 | ▲0.7 | 9.5 | ▲2.7 | ▲0.8 | ▲0.8 | ▲0.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
10.25
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.2%
自己資本利益率
ROA
1.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DevelopmentOfAutomaticSystemForLifeScienceDevices0.0兆11.5%▲0.00兆-23.5%
OpticalBusiness0.0兆64.1%0.00兆42.7%
その他0.0兆24.5%0.00兆8.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
58人
平均年齢
44.6歳
平均勤続
4.6年
単体 平均年収
638万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。