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日本フエルト株式会社

ニホンフエルトカブシキガイシャ上場繊維製品3512EDINET: E00573
NIPPON FELT CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 繊維製品
売上高 (FY25)
97.0億円
3.81%
営業利益 (FY25)
2.0億円
57.36%
経常利益 (FY25)
4.7億円
29.52%
純利益 (FY25)
4.3億円
11.89%
総資産
253億円
0.78%
自己資本比率
82.0%
ROE
2.1%
0.50%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

日本フエルト株式会社は、抄紙機に使用するフェルト・ワイヤー・シュープレス用ベルトなどの消耗資材を製造・販売するフェルト事業(売上の約94%)と、オフィスビル・介護施設・学生寮等を運営する不動産賃貸事業(同約6%)の2セグメントを展開する。創業以来の技術蓄積を背景に国内紙パルプメーカーへの高シェアを維持しているが、主要市場である国内製紙産業の構造的縮小の影響を受け、売上高は2019年の115億円から2025年には97億円まで一貫して下落基調にある。 FY2025は海外(中国・インドネシア)での販売数量減少と取引先の民事再生による貸倒引当金繰入が重なり、営業利益が前期比57.3%減の2億円と中計目標8億円を大幅に下回った。一方、不動産賃貸事業は満床稼働を維持し6.1億円の安定的なセグメント利益を稼ぐ収益の柱となっている。中期戦略ではアジア新興国(インド・インドネシア等)への拡販と省エネ対応高機能製品の開発を軸に成長を目指しているが、国内市場縮小・原燃料コスト高・人材確保難という三重の逆風下で、収益性回復の実現には時間を要する見通しである。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: フェルト事業が売上94%を占め、紙パルプ向け消耗資材(フェルト・ワイヤー等)の定期交換需要が中心である。
  • 2顧客: 売上の約8割が紙・パルプ業界向けで、筆頭顧客は日本製紙(売上比11.6%)である。
  • 3価値提案: 搾水性の高い高機能フェルトや省エネ対応ワイヤーにより取引先のエネルギーコスト削減と品質向上を支援する。
  • 4収益補完: 不動産賃貸事業がオフィス・介護施設等で年間6億円超の安定営業利益を稼ぎ、フェルト事業のリスクを緩和する。
Risks · リスク要因
  • 1紙パルプ依存リスク: 売上の約8割が紙パルプ業界向けで、国内需要の構造的縮小が続けば長期的な減収圧力を回避できない。
  • 2海外売上の減速: FY2025に中国・インドネシア向け国外売上が14.5%減となり、アジア市場の成長シナリオが崩れるリスクがある。
  • 3原材料・燃料コスト高: 中東情勢長期化と円安により合成繊維・燃料価格が高止まりし、一部仕入先に依存する調達構造がコスト管理を難しくする。
  • 4取引先信用リスク: FY2025に取引先の民事再生申請で貸倒引当金を計上し営業利益を大幅に押し下げた実績があり、再発可能性が残る。
Strengths · 強み
  • 1国内高シェア: 紙パルプ市場が縮小する中でも国内シェアを維持し、FY2025の国内売上は前期並み水準を確保した。
  • 2製品ラインナップ: バルメットテクノロジーズ社製ワイヤーを加え、フェルト・ワイヤー・シュープレスベルトを一括提案できる体制を構築している。
  • 3不動産の安定収益: 本社ビルが満床稼働するなど不動産賃貸事業が年間3.6億円超の安定営業利益を生み、本業変動リスクを吸収する。
  • 4技術の社会貢献: 高搾水フェルトによる抄紙工程のCO2削減貢献が、製紙業界の脱炭素要求と合致し受注維持につながっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1国内シェア防衛: 家庭紙・板紙マシン向けに高機能製品を拡充し、縮小する国内市場でシェアをさらに高めて販売数量の下支えを図る。
  • 2アジア拡販: 中国・インドネシアの落ち込みを補うため、需要成長期待の高いインドでの拡販を中期計画の重点施策と位置付ける。
  • 3環境対応製品開発: 抄紙工程の省エネに貢献するフェルト・ワイヤー・集塵フィルターを継続開発し、脱炭素需要を取り込む。
  • 4不動産有効活用: 高齢者施設・賃貸マンション・学生寮等多様な物件でリスク分散しながら、追加収益につながる新規有効活用を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が前期比57.3%減の2億円に急落し、中計目標8億円を大幅に未達となった。
取引先の民事再生申請を受けて貸倒引当金繰入額を販売費に計上し、フェルト事業の営業利益が前期比37.1%減の5億円となった。
国外売上(主に中国・インドネシア)が前期比14.5%減の16.9億円まで落ち込み、海外拡大戦略が頓挫した形となった。
投資有価証券2銘柄を売却し特別利益を計上したことで純利益は4億円(前期比11.8%減)にとどまり、資産売却で損益をカバーした。
02

業績推移

売上高
97億円3.8%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
2億円57.4%FY25
02.557.510FY20FY22FY24
純利益
4.3億円11.9%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
010203040FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高11510810098.410410197.0
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益6.38.34.72.0
経常利益7.05.74.88.310.66.64.7
純利益5.04.23.35.07.54.94.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産220213227228236251253
純資産 (自己資本)167161173174182204207
自己資本比率 (%)76.175.576.376.377.281.282.0
現金及び預金28.033.441.247.650.333.931.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF8.920.610.512.810.66.110.6
投資CF▲11.6▲9.8▲6.9▲2.5▲5.6▲9.3▲7.5
財務CF▲4.0▲5.34.1▲4.3▲2.6▲13.3▲6.2
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
23.84
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
2.1%
自己資本利益率
ROA
1.7%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

FeltBusiness0.093.7%0.00兆5.6%
RealEstateLeasingBusiness0.06.3%0.00兆59.8%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
400
平均年齢
44.0
平均勤続
22.0
単体 平均年収
665万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1王子ホールディングス株式会社1.7百万株9.44%
#2日本製紙株式会社1.1百万株6.45%
#3日本フエルト従業員持株会0.7百万株3.68%
#4株式会社みずほ銀行0.5百万株2.89%
#5株式会社武蔵野銀行0.4百万株2.02%
#6日本フイルコン株式会社0.3百万株1.86%
#7NORDEA BANK ABP / FINNISH CLIENTS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.3百万株1.69%
#8三菱UFJ信託銀行株式会社0.2百万株1.33%
#9宮川 裕子0.2百万株1.24%
#10東洋証券株式会社0.2百万株1.13%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
30.00+8
配当性向
71.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
19
FY21
19
FY22
19
FY23
19
FY24
22
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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