芦
芦森工業株式会社
アシモリコウギョウカブシキガイシャ上場繊維製品3526EDINET: E00577Ashimori Industry Co.,Ltd
決算期: 03月期
業種: 繊維製品
売上高 (FY25)
726億円
6.16%営業利益 (FY25)
46.2億円
23.05%経常利益 (FY25)
42.1億円
0.26%純利益 (FY25)
27.6億円
14.27%総資産
543億円
0.76%自己資本比率
46.0%
—ROE
11.6%
4.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
芦森工業は1878年創業の大阪発の繊維系メーカーで、自動車安全部品事業(シートベルト・エアバッグ・内装品)と機能製品事業(パルテム管路更生・防災ホース・産業資材)の2セグメントを軸に展開する。売上の約73%を占める自動車安全部品は豊田合成との協業を深化させており、主要顧客はマツダ(売上比40.6%)とスズキ(同9.2%)で上位2社合計が約50%に達する。FY2025は円安効果と売価転嫁が奏功し売上高726億円・営業利益46億円と過去最高を達成したが、過去製品の保証延長費用として製品保証損失990百万円を特別損失計上し純利益は前年比16%減の28億円にとどまった。 2025年5月に策定した新中期経営計画「Road to 150」(FY2026-2028)では2030年度売上高900億円・営業利益60億円を掲げ、3年間で設備投資160億円・研究開発費50億円の合計210億円を投下する攻めの投資期間と位置付ける。ROIC5%以上(FY2028目標)をKPIとしてパルテム新工場建設や次世代シートベルト製造設備への成長投資を推進しつつ、DOE目標導入により安定配当も維持する方針である。自動車安全部品依存の収益構造と特定顧客集中・米国関税リスクが主要な投資家懸念点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 自動車安全部品事業が売上726億円の約73%を占め、機能製品事業27%が補完する2セグメント構成である。
- 2顧客: マツダ向け295億円(40.6%)・スズキ向け67億円(9.2%)が主力で、上位2社合計が売上の約50%を占める。
- 3価値提案: 繊維コア技術を基盤に命を守る製品(シートベルト・エアバッグ・消防ホース・管路更生材)を製造・供給する。
- 4コスト構造: 原材料・労務費が収益を左右し、豊田合成との協業によるTPS導入と売価転嫁で吸収を図る構造である。
Risks · リスク要因
- 1顧客集中リスク: マツダ・スズキ上位2社で売上の約50%を占め、取引方針変化や生産調整が業績に直結する脆弱性がある。
- 2製品保証・リコールリスク: FY2025に保証損失990百万円を計上した実績があり、大規模リコール時の財務的打撃が大きい。
- 3米国関税・為替リスク: 中国・タイ・インド・メキシコ等5カ国に海外工場を持ち、米国関税政策と為替変動が収益を直撃する。
- 4原材料・労務費上昇: 原油高騰や賃上げが製品原価を押し上げ、売価転嫁が遅れた場合に機能製品事業を中心に利益を圧迫する。
Strengths · 強み
- 1豊田合成アライアンス: 豊田合成との協業でエアバッグ・シートベルトのセット拡販と共同調達によるコスト競争力を持つ。
- 2パルテム工法の市場地位: 下水道管路更生(パルテム)分野で高いシェアを持ち、インフラ老朽化需要を安定的に取り込む。
- 3繊維コア技術の横展開: 1878年来の製織・コーティング等コア技術が自動車・防災・産業資材と多分野に適用可能である。
- 4財務体質の改善: FY2025自己資本比率45.9%(前年41.8%)に改善し、210億円の攻めの投資を支える財務基盤を整えた。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画「Road to 150」: FY2026-2028を基盤整備期と位置付け、2030年度売上高900億円・営業利益60億円を目指す。
- 2攻めの設備投資160億円: パルテム新工場建設(成長枠80億円)と既存設備更新(更新枠80億円)を3年間で実行する。
- 3研究開発費50億円投入: 前中計37億円から35%増額し、軽量繊維コンポジット材開発や次世代シートベルト等の新製品創出を加速する。
- 4ROIC重視とDOE安定配当: FY2028にROIC5%以上を目標とし、DOE目標を新設して純利益水準によらない安定配当を実現する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高・営業利益が共に過去最高: 売上726億円(前年比+6.1%)、営業利益46億円(同+23%)と豊田合成協業効果と円安恩恵が寄与した。
製品保証損失1,135百万円を特別損失計上: 自動車安全部品990百万円・防災ホース145百万円の品質対応費が純利益を28億円(前年比-16%)に圧縮した。
新中期経営計画を2025年5月に策定: 総投資額210億円・研究開発費50億円の攻めの投資方針とROIC5%以上目標を対外公表した。
機能製品事業のパルテム受注残が前年比32.8%減少: 前年大型工事の反動で受注高7,100百万円(前年比-36.2%)と受注残が減少している。
02
業績推移
売上高
726億円▲6.2%FY25
営業利益
46.2億円▲23.0%FY25
純利益
27.6億円▼14.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 610 | 583 | 512 | 535 | 656 | 684 | 726 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 5.4 | 21.5 | 37.5 | 46.2 |
| 経常利益 | 23.2 | 6.5 | 4.2 | 6.7 | 28.0 | 42.0 | 42.1 |
| 純利益 | 12.4 | 20.4 | -4.3 | 5.1 | 10.2 | 32.2 | 27.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 477 | 479 | 469 | 503 | 516 | 539 | 543 |
| 純資産 (自己資本) | 154 | 168 | 163 | 173 | 185 | 226 | 250 |
| 自己資本比率 (%) | 32.3 | 35.1 | 34.8 | 34.3 | 35.8 | 41.9 | 46.0 |
| 現金及び預金 | 29.4 | 33.1 | 55.7 | 21.8 | 44.0 | 52.6 | 62.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 37.6 | ▲0.5 | 34.9 | ▲10.2 | 62.7 | 31.7 | 42.9 |
| 投資CF | ▲38.2 | ▲4.8 | ▲10.2 | ▲41.9 | ▲14.6 | ▲7.2 | ▲11.8 |
| 財務CF | 5.6 | 9.3 | ▲2.2 | 17.4 | ▲27.0 | ▲19.0 | ▲22.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
458.52
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.6%
自己資本利益率
ROA
5.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AutomotiveSafetySystemsDivision0.1兆72.8%0.00兆6.4%
HighQualityProductsDivision0.0兆27.2%0.00兆9.6%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.0%0.00兆36.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
421人
平均年齢
42.0歳
平均勤続
14.8年
単体 平均年収
667万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
100.00円
配当性向
28.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
45
FY20
25
FY22
25
FY23
50
FY24
100
FY25
100
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。