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株式会社ウイルプラスホールディングス
カブシキカイシャウイルプラスホールディングス上場小売業3538EDINET: E32181WILLPLUS Holdings Corporation
決算期: 06月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
886億円
85.60%営業利益 (FY25)
18.5億円
23.50%経常利益 (FY25)
19.0億円
21.51%純利益 (FY25)
14.4億円
28.93%総資産
372億円
15.80%自己資本比率
32.8%
—ROE
14.0%
2.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ウイルプラスホールディングスは、ボルボ・BMW・ポルシェ・プジョー・BYDなど17ブランドの輸入車正規ディーラー網を国内44店舗で運営する輸入車ディーラー事業と、日本国内で仕入れた中古車を主にマレーシアへ輸出する中古車輸出関連事業(子会社ENG)の2セグメントを持つ。FY2025の連結売上高は886億円と前期比85.6%増を達成したが、その大半はFY2024に連結化したENGの中古車輸出売上高(海外134億円+業販211億円)と、Stellantisジャパン販売の株式取得によるプジョー・シトロエン・DSの3ブランド追加が牽引した。一方、中古車輸出事業では2025年2月以降に主力輸出車種の国内供給急増と円高転換が重なり、下半期に利益率が大幅低下した。輸入車ディーラー事業は新車+10.1%・中古車+10.3%と堅調で、整備・保険などストック型収益も2割超拡大した。成長モデルは創業以来12件超のM&Aによるブランドとエリアの積み上げであり、今後も業界再編を取り込みながらROE15%以上・自己資本比率20-40%を目標に財務規律を維持する方針である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 輸入車ディーラー事業(新車・中古車・整備・保険)が売上の約85%、中古車輸出関連事業(ENG)が残り15%を構成している。
- 2顧客: 国内の輸入車購入者向けに44店舗で販売・整備を提供し、輸出事業ではマレーシアの中古車輸入業者を主要顧客としている。
- 3価値提案: 17ブランドのマルチラインナップと全国のエリア・ドミナント出店により、1ブランドの販売サイクル変動リスクを分散している。
- 4コスト構造: 店舗は賃貸を基本方針とし、固定費を抑制しながらM&A投資は年間営業CFの範囲内に収める財務規律を維持している。
Risks · リスク要因
- 1中古車輸出事業の市況変動リスク: 2025年2月以降、主力輸出車種の国内供給急増と円高転換が重なりENGのセグメント利益が大幅に圧迫された実績がある。
- 2M&A後の減損リスク: 当期に一部店舗で減損損失2.5億円を計上しており、計画未達のM&A案件では更なるのれん・固定資産の減損計上可能性がある。
- 3有利子負債の増大リスク: 大規模M&Aで銀行借入が増加しており、金利上昇局面での利払い負担増や資金調達環境の悪化が業績を圧迫する可能性がある。
- 4輸入車市場の構造的縮小: FY2025の外国メーカー新車登録台数は23.4万台(前期比-1.8%)と縮小傾向にあり、若年層の車離れや保有期間長期化が中長期的に市場を圧縮する。
Strengths · 強み
- 1マルチブランド分散効果: 17ブランドを並行展開することで単一ブランドのモデルサイクルや不正問題の影響を他ブランドで補完できる体制を持つ。
- 2M&Aノウハウの蓄積: 創業以来12件超のM&Aを通じ、デューデリジェンス・PMI・投資回収モニタリングの内製能力が競争優位となっている。
- 3ストック型収益の拡大: 車輌整備82億円(+29%)・保険手数料4.4億円(+22%)と、車両販売に依存しない安定収入基盤が年々厚みを増している。
- 4為替ヘッジ機能: 輸入車ディーラー(円高有利)と中古車輸出(円安有利)の2事業が為替感応度で逆方向に作用し、グループ全体の収益変動を緩和する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1M&A継続によるブランド・エリア拡充: 業界再編を機会と捉え、人口100万人超の大都市圏と40万人以上の地方中核都市へのドミナント出店を継続する。
- 2ROE15%以上・自己資本比率20-40%の維持: 既存店の商品回転率向上と早期投資回収を徹底し、資本効率目標を中長期的に維持する経営指標を設定している。
- 3脱炭素化推進(2030年GHG50%削減): 社有車EV/PHV比率2030年80%以上・再エネ導入率2025年100%を目標に、44店舗中22店舗への再エネ導入を進める。
- 4ストック型ビジネスの強化: 整備・保険代理店など車両販売後の継続収益を拡充し、景気変動に左右されにくい安定収益基盤を2030年に向けて厚くする。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高886億円(前期比+85.6%): Stellantisジャパン販売の株式取得(2024年7月)とENG新規連結が主因で、売上規模は過去最大を更新した。
中古車輸出事業が下振れ: 2025年2月以降の国内供給過多と円高転換でENGの海外売上高は想定を下回る134億円にとどまり、セグメント利益は4.3億円と低水準となった。
Hyundaiブランド追加と店舗網拡張: 2025年6月に「Hyundai Citystore仙台」をオープンし取扱いブランドを17に拡大、オリオン自動車買収で九州のボルボシェアも強化した。
減損損失2.5億円と負ののれん益3.1億円が同時計上: 低収益店舗の固定資産減損2.5億円を計上する一方、株式取得に伴う負ののれん発生益3.1億円を特別利益に計上し、純利益は14.4億円(+28.8%)となった。
02
業績推移
売上高
886億円▲85.6%FY25
営業利益
18.5億円▲23.5%FY25
純利益
14.4億円▲28.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 299 | 351 | 408 | 397 | 441 | 477 | 886 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 23.7 | 18.7 | 15.0 | 18.5 |
| 経常利益 | 11.2 | 12.0 | 23.0 | 23.8 | 19.4 | 15.6 | 19.0 |
| 純利益 | 7.3 | 8.0 | 15.3 | 15.5 | 13.0 | 11.2 | 14.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 147 | 166 | 170 | 186 | 236 | 322 | 372 |
| 純資産 (自己資本) | 54.2 | 61.2 | 75.3 | 88.3 | 97.5 | 111 | 122 |
| 自己資本比率 (%) | 36.9 | 36.8 | 44.4 | 47.4 | 41.2 | 34.4 | 32.8 |
| 現金及び預金 | 14.1 | 25.2 | 33.8 | 55.4 | 42.9 | 75.0 | 82.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.6 | 17.2 | 28.9 | 19.1 | ▲22.7 | 25.1 | ▲13.0 |
| 投資CF | ▲18.8 | ▲12.0 | ▲6.8 | ▲2.2 | ▲4.1 | ▲38.6 | ▲5.5 |
| 財務CF | 17.7 | 5.9 | ▲13.6 | 4.7 | 14.3 | 45.7 | 25.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
158.43
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
14.0%
自己資本利益率
ROA
3.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ImportedCarDealer0.1兆61.2%0.00兆4.6%
UsedCarExportBusiness0.0兆38.8%0.00兆1.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
72人
平均年齢
40.6歳
平均勤続
6.2年
単体 平均年収
611万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
62.06円+3
配当性向
9.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
19
FY21
33
FY22
40
FY23
56
FY24
60
FY25
62
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。