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株式会社スタジオアタオ
カブシキガイシャスタジオアタオ上場小売業3550EDINET: E32736STUDIO ATAO Co.Ltd.
決算期: 02月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
37.0億円
14.04%営業利益 (FY25)
1.8億円
47.58%経常利益 (FY25)
1.8億円
48.78%純利益 (FY25)
0.7億円
33.33%総資産
31.7億円
10.42%自己資本比率
78.9%
—ROE
2.7%
0.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社スタジオアタオは、「ATAO」「IANNE」「ILEMERR」等の自社オリジナルバッグ・財布ブランドを直営店舗とECの双方で展開する神戸発のファッションブランド企業である。創業以来「トレンドに左右されない定番商品の人気商品化」を核心戦略とし、正社員販売スタッフによる高品質な接客とSNS・ブログを組み合わせたO2O施策によってブランドファンを育成するビジネスモデルを貫いている。FY2025(2025年2月期)の売上高は36.96億円(前期比+14.0%)と、FY2024の32億円から大きく回復した。牽引役は2025年1月投入の「ブロックパーティ」シリーズによる若年・新規層の開拓、ATAO楽天市場支店・Yahoo!店の出店効果、およびILEMERRのハローキティ50周年コラボによるインバウンド獲得などである。インターネット販売は+23.5%増と特に好調で、独自ECモール「ATAOLAND+」の浸透が顧客獲得コスト改善に寄与している。一方で収益基盤はまだ脆弱であり、営業利益は1.83億円(+47.6%)と大幅増益となったものの利益率はわずか4.9%、ROEは2.7%にとどまる。仕入の86.7%を株式会社サカタ1社に依存する調達リスク、過去の外部EC委託解消に伴う販促費の高止まり、創業者への人的依存など課題も多い。米国市場への展開やキャラクタービジネスの強化が次の成長ドライバーとして期待されるが、規模の小ささゆえに投資余力と収益性のバランス管理が鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 店舗販売(19.0億円、+6.8%)とインターネット販売(17.9億円、+23.5%)の2チャネルで全売上の99.8%を稼ぐ。
- 2顧客: 定番志向の国内女性を主軸に、若年層・男性・インバウンド旅行者へ対象を拡大中である。
- 3価値提案: テーマパーク的な独自世界観とシーズンを超えた定番商品で、トレンドに左右されないブランドロイヤルティを醸成する。
- 4コスト構造: 売上原価率33.3%と比較的低く、販管費(主に販促費8.1億円・人件費・家賃)が利益を圧迫する構造である。
Risks · リスク要因
- 1単一仕入先依存リスク: 商品仕入の86.7%を株式会社サカタ1社経由で調達しており、同社の経営悪化等で供給途絶リスクが生じる。
- 2円安・物価上昇リスク: 海外生産品の仕入コストが為替・資材価格変動に左右され、急激な円安が仕入価格上昇を通じて利益を圧迫する。
- 3ブランド毀損・模倣品リスク: SNS上の風評被害や悪質な模倣品・詐欺サイトが拡散した場合、ブランド価値と売上に甚大な影響を与える。
- 4創業者への人的依存リスク: 商品企画・ブランドプロデュース・社内研修等の中核機能が代表取締役社長一人に集中しており後継体制が未整備である。
Strengths · 強み
- 1定番商品育成ノウハウ: 流行追随をせず独自企画の商品を定番化するプロセスがリピーター率の向上と安定収益に直結している。
- 2正社員販売スタッフ体制: 全店舗スタッフを原則正社員化し創業者直接研修を実施することで、高品質接客によるファン化を実現する。
- 3OMO型ECの自社運営: 2022年開設の「ATAOLAND+」により外部依存を脱し、顧客データと知的財産を自社管理できるようになった。
- 4多ブランド×コラボ戦略: ATAO・IANNE・ILEMERRの3ブランドにハローキティ等コラボを掛け合わせ、幅広い顧客層を取り込む。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新規チャネル拡大: 海外展開(米国「HOTTOPIC」への展開開始)・キャラクタービジネス・ライセンス事業を推進し国内依存を低減する。
- 2OMO深化: ATAOLAND+の機能拡充とYahoo!店等モールの活用により、EC売上比率のさらなる引き上げと顧客獲得コスト削減を目指す。
- 3生産体制強化: 株式会社サカタ依存(86.7%)を逓減するため、生産工場との直接契約切替や代替仕入先の育成を継続する。
- 4財務体質改善: 長期借入金返済(FY2025で3.58億円返済)を続けながら自己資本比率を維持し、将来の投資余力を確保する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高36.96億円(+14.0%): 「ブロックパーティ」シリーズとコラボ商品が牽引し、FY2024の32億円から大幅に回復した。
インターネット販売が17.86億円(+23.5%): ATAOLAND+の成長とATAO楽天・Yahoo!店(2024年11月開設)の寄与が顕著であった。
米国市場への本格展開開始: 2024年11月よりサプライズミニフィギュアシリーズを米国雑貨チェーン「HOTTOPIC」等で販売を開始した。
営業利益1.83億円(+47.6%)・純利益0.68億円(+34.8%): 売上増と販管費率改善で大幅増益となったが、ROEは依然2.7%にとどまる。
02
業績推移
売上高
37億円▲14.0%FY25
営業利益
1.8億円▲47.6%FY25
純利益
0.7億円▲33.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 42.1 | 41.4 | 40.0 | 36.2 | 37.1 | 32.4 | 37.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.1 | -2.6 | 1.2 | 1.8 |
| 経常利益 | 7.5 | 7.9 | 1.0 | 0.1 | -2.4 | 1.2 | 1.8 |
| 純利益 | 5.3 | 5.4 | 0.3 | -0.2 | -2.3 | 0.5 | 0.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 26.0 | 29.9 | 42.6 | 37.6 | 38.0 | 35.4 | 31.7 |
| 純資産 (自己資本) | 19.0 | 24.4 | 29.4 | 28.6 | 25.6 | 25.0 | 25.0 |
| 自己資本比率 (%) | 72.9 | 81.7 | 68.8 | 76.0 | 67.5 | 70.6 | 78.9 |
| 現金及び預金 | 13.9 | 19.1 | 23.5 | 21.2 | 18.4 | 19.2 | 18.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 4.4 | 7.4 | ▲1.8 | 0.9 | ▲2.4 | 5.8 | 3.6 |
| 投資CF | ▲0.5 | ▲1.2 | ▲0.5 | ▲0.3 | ▲2.4 | 0.2 | ▲0.1 |
| 財務CF | 1.9 | ▲1.1 | 6.7 | ▲2.9 | 1.9 | ▲4.7 | ▲4.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
4.95
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.7%
自己資本利益率
ROA
2.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
67人
平均年齢
34.2歳
平均勤続
6.7年
単体 平均年収
403万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
5.00円
配当性向
101.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5
FY21
5
FY22
5
FY23
5
FY24
5
FY25
5
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。