株
株式会社力の源ホールディングス
カブシキガイシャチカラノモトホールディングス上場小売業3561EDINET: E33011CHIKARANOMOTO HOLDINGS Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
342億円
7.52%営業利益 (FY25)
28.1億円
14.77%経常利益 (FY25)
28.4億円
18.54%純利益 (FY25)
17.6億円
19.58%総資産
185億円
7.62%自己資本比率
57.5%
—ROE
17.6%
8.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社力の源ホールディングスは、博多ラーメン専門店「一風堂/IPPUDO」を中核に、国内156店舗・海外140店舗(ライセンス含む計296店舗)をグローバル展開する外食持株会社である。売上高は国内店舗運営(155億円)・海外店舗運営(147億円)・商品販売(39億円)の3セグメントで構成され、FY2025は前期比7.5%増の342億円を達成した。国内事業は新規出店11店舗増・インバウンド需要・DX施策が奏功しセグメント利益+9.3%と堅調だった一方、海外事業はインフレによる原材料・人件費・家賃コストの上昇と米国での出店遅延が響き、セグメント利益が37.1%減と大幅に悪化した。この結果、連結営業利益は28億円(-14.8%)・純利益は18億円(-19.6%)と減益となった。中期的には国内での積極出店継続とM&A(味噌ラーメンブランドの㈱ライズ取得)、海外でのライセンス事業拡大・プラントベースラーメン展開、商品販売事業のEC・輸出拡大を三本柱に成長を目指している。創業者への依存リスク・為替変動・海外カントリーリスクが主要な投資家リスクとして残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内店舗45.5%・海外店舗43.0%・商品販売11.5%の3セグメントで売上342億円を構成している。
- 2顧客: 国内個人消費者・インバウンド客を直営で取り込み、海外はライセンス契約パートナーも活用している。
- 3価値提案: 日本発「博多ラーメン文化」をグローバルに届け、プラントベース・ハラル対応で多様な需要を取り込んでいる。
- 4コスト構造: 食材仕入(前期比8.2%増の90億円)・人件費(基本給+8.8%)が主要コストであり、DXと調理ロボットで効率化を図っている。
Risks · リスク要因
- 1海外コスト上昇: 米国を中心にインフレによる原材料・人件費・家賃が高騰し、海外セグメント利益がFY2025に37.1%減と大幅悪化している。
- 2為替変動リスク: 海外売上比率43%超かつ外貨建債権・貸付金を保有するため、円高局面では業績・財務状況への影響が大きい。
- 3創業者依存: 代表取締役会長兼Founderの河原成美氏への経営依存が相応にあり、不在時の経営継続リスクが有報に明示されている。
- 4原材料・規制リスク: 疫病・天候不順・輸入規制による食材調達難や、アルバイト社保適用拡大による人件費増加が営業利益を圧迫しうる。
Strengths · 強み
- 1ブランド認知: 「一風堂」は世界15カ国以上で展開する日本発ラーメンブランドとして高い知名度を持ち、インバウンド集客にも貢献している。
- 2人材定着力: 国内離職率13.8%と外食業界平均を大幅に下回り、充実した研修制度とベースアップ(+8.8%)が競争優位の源泉となっている。
- 3多面的収益構造: 直営店・ライセンス・商品販売(EC・輸出)の3軸により、単一業態への依存を抑えた収益基盤を有している。
- 4財務健全性: 有利子負債依存度14.1%(26億円)と低水準を維持し、ROE17.6%と資本効率の高さを両立させている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1国内出店加速: 中商圏・ロードサイドへの新規出店を拡大し、2025年2月決議のM&A(㈱ライズ=味噌ラーメン)を2026年3月期から連結し店舗網を拡充する。
- 2海外事業再拡大: 出店慎重化から店舗拡大フェーズへ移行し、アジアライセンス強化・米国中西部の新規ライセンス先との資本業務提携で収益を回復させる。
- 3商品販売拡大: 国内主要スーパー・EC・海外量販店へのプラントベース乾麺輸出を拡大し、2030年に向けて店舗外収益比率を高める方針である。
- 4DX・省人化投資: 炒め調理ロボット・モバイルオーダー・タブレットOJT導入により、人件費高騰下でも利益率を維持・改善することを目指している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高342億円(+7.5%)と最高売上を更新した一方、営業利益28億円(-14.8%)・純利益18億円(-19.6%)と海外不振で2期連続減益となった。
M&A実施: 2025年2月に味噌ラーメン店運営の㈱ライズを取得決議し、2026年3月期から連結化して国内ブランド多角化を図ることを公表した。
海外出店遅延: 米国で行政許認可・施工業者による工事遅延が多発し、新規出店計画が大幅に後ずれしたことで海外セグメントの売上増が限定的となった。
人材・DX投資: 基本給を前年比8.8%引き上げ、2024年10月に世界15カ国のリーダーを集めた「Global Leadership Conference」を初開催した。
02
業績推移
売上高
342億円▲7.5%FY25
営業利益
28.1億円▼14.8%FY25
純利益
17.6億円▼19.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 275 | 291 | 165 | 194 | 261 | 318 | 342 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 10.5 | 22.8 | 33.0 | 28.1 |
| 経常利益 | 9.2 | 6.2 | -10.1 | 10.8 | 23.2 | 34.9 | 28.4 |
| 純利益 | 6.1 | -2.1 | -23.9 | 9.2 | 16.3 | 21.9 | 17.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 164 | 154 | 157 | 153 | 175 | 172 | 185 |
| 純資産 (自己資本) | 47.3 | 38.1 | 13.1 | 38.0 | 76.4 | 92.7 | 107 |
| 自己資本比率 (%) | 28.8 | 24.8 | 8.4 | 24.9 | 43.7 | 53.8 | 57.5 |
| 現金及び預金 | 43.2 | 40.8 | 43.5 | 51.3 | 72.8 | 55.8 | 65.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 22.1 | 15.9 | ▲6.5 | 17.1 | 28.5 | 39.4 | 30.8 |
| 投資CF | ▲11.8 | ▲15.1 | ▲12.5 | ▲9.2 | ▲9.7 | ▲24.1 | ▲15.9 |
| 財務CF | ▲2.6 | ▲3.1 | 20.5 | ▲1.7 | ▲0.7 | ▲35.6 | ▲8.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
58.35
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
17.6%
自己資本利益率
ROA
9.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DomesticRestaurantOperationBusiness0.0兆45.5%0.00兆10.0%
OverseasRestaurantOperationBusiness0.0兆43.0%0.00兆7.7%
ProductionAndMerchandise0.0兆11.5%0.00兆13.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
19人
平均年齢
38.1歳
平均勤続
5.3年
単体 平均年収
502万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
27.00円
配当性向
42.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
12
FY20
8
FY23
15
FY24
27
FY25
27
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。