セ
セーレン株式会社
セーレンカブシキガイシャ上場繊維製品3569EDINET: E00562seiren co.,ltd.
決算期: 03月期
業種: 繊維製品
売上高 (FY25)
1597億円
12.50%営業利益 (FY25)
179億円
26.99%経常利益 (FY25)
193億円
18.89%純利益 (FY25)
139億円
14.24%総資産
1992億円
6.28%自己資本比率
72.2%
—ROE
10.4%
0.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
セーレンは福井県を本拠とする高機能繊維・素材メーカーで、売上高の約69%を車輌資材事業が占める。独自デジタル生産システム「Viscotecs」を核とした企画・製造・販売の流通一貫体制が強みで、小ロット・短納期・在庫レスを実現している。車輌資材ではカーシート表皮材「クオーレ」や一貫生産エアバッグで北米・東南アジア・欧州に製造拠点を展開し、グローバルシェアを拡大中である。非繊維領域では炭素繊維プリプレグ「セレカーボ」、シリコンウェーハ酸化膜加工、人工衛星部品、生成AI向けHDDワイピングクロスなど成長8分野を育成している。FY2025は売上高1,597億円(前期比+12.5%)、営業利益179億円(同+27.0%)、純利益139億円(同+14.2%)と全4指標が過去最高を更新し、営業利益率は11.2%と前期比1.3ポイント改善した。ROEは10.4%で資本効率の向上も進んでいる。中期事業戦略として「素材から製品化、BtoBからBtoC」への高付加価値シフトを推進しており、DX・非衣料化・グローバル化・企業体質改革の4軸を継続している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 車輌資材事業が売上高1,597億円の約69%(1,098億円)を占め、ハイファッション14%・エレクトロニクス7%が続く構成である。
- 2顧客: 国内外の自動車メーカーを主軸に、アパレルブランド・半導体・医療・宇宙関連企業へBtoB販売を展開している。
- 3価値提案: 独自DXシステム「Viscotecs」で小ロット・短納期・在庫レスを実現し、高付加価値素材を一貫生産体制で供給している。
- 4コスト構造: 売上原価率72.4%(前期比0.6ポイント低下)で、原糸から縫製・加工・販売まで垂直統合しコスト競争力を維持している。
Risks · リスク要因
- 1自動車メーカー依存と生産停止リスク: 売上の約69%が車輌資材で、国内自動車メーカーの生産停止がFY2025でも受注減少の要因となっており、集中リスクが高い。
- 2為替・原材料価格変動: 海外9カ国に拠点を持ち、原材料は石油化学製品が主体のため、円安進行・原油高騰が仕入コストと利益率に直撃する構造である。
- 3米国関税政策と地政学リスク: 北米・メキシコ・欧州・アジア等に生産拠点を持ち、米国関税引き上げや国際情勢の変化が売上・コストに影響を与えるリスクがある。
- 4急速な技術革新への対応: エレクトロニクス・宇宙・EV化対応等で研究開発投資が必要となり、人工衛星事業ではロケット計画変更による納入延期が既に発生している。
Strengths · 強み
- 1Viscotecsによる差別化: DXと一貫生産を組み合わせた独自システムで在庫レス・小ロット生産を実現し、競合が模倣困難な受注対応力を持つ。
- 2合成皮革「クオーレ」のグローバル展開: 本革を超える品質を謳う車輌シート表皮材で北米・アジア・欧州市場に製造拠点を置き、シェアを拡大中である。
- 3多角的な技術ポートフォリオ: 繊維技術を起点にCFRP・シリコンウェーハ・人工衛星・医療と8成長分野に展開し、特定市場依存リスクを分散している。
- 4高い収益改善力: FY2025営業利益率11.2%(前期比+1.3ポイント)と、商品構成改善と経費削減で価格転嫁に依存しない利益成長を実現している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1BtoC・製品化へのシフト: 「素材から製品化、BtoBからBtoC」を中期事業戦略に掲げ、付加価値の高い流通ポジションでの販売事業拡大と高収益モデル転換を推進する。
- 2非衣料・非繊維8分野の拡大: CFRP「セレカーボ」・シリコンウェーハ・人工衛星・メタフレックス等8成長分野への投資を継続し、繊維依存度を低下させる方針である。
- 3グローバル生産能力の増強: ハンガリー拠点を活用した欧州での合成皮革拡販と、米国・東南アジアでのエアバッグ・カーシート増産により世界シェア拡大を図る。
- 4資本効率向上と株主還元: ROE・PBR・PER向上を明示目標に掲げ、FY2025では自己株式取得59億円・配当34億円と積極的な株主還元を実施している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が全指標で過去最高: 売上高1,597億円(+12.5%)・営業利益179億円(+27.0%)・純利益139億円(+14.2%)を達成し、営業利益率は11.2%に改善した。
車輌資材事業が牽引役: 売上高1,098億円(+16.9%)・営業利益140億円(+30.3%)と全セグメント最大の増益寄与で、北米・東南アジアのカーシートとエアバッグが好調だった。
人工衛星事業で納入延期が発生: ロケット打ち上げ計画変更に伴いエレクトロニクス単体は減益となり、宇宙関連ビジネスのスケジュールリスクが顕在化した。
自己株式取得59億円と新株予約権付社債転換が進展: FY2025に自己株式59億円取得・配当34億円支払いを実施し、純資産は前期比192億円増の1,439億円となった。
02
業績推移
売上高
1,597億円▲12.5%FY25
営業利益
179億円▲27.0%FY25
純利益
139億円▲14.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1227 | 1203 | 987 | 1098 | 1324 | 1419 | 1597 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 109 | 128 | 141 | 179 |
| 経常利益 | 116 | 113 | 94.5 | 119 | 153 | 162 | 193 |
| 純利益 | 82.3 | 85.5 | 62.5 | 85.5 | 110 | 122 | 139 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1267 | 1265 | 1447 | 1555 | 1678 | 1875 | 1992 |
| 純資産 (自己資本) | 755 | 797 | 809 | 918 | 1058 | 1247 | 1439 |
| 自己資本比率 (%) | 59.6 | 63.0 | 55.9 | 59.1 | 63.0 | 66.5 | 72.2 |
| 現金及び預金 | 122 | 167 | 395 | 355 | 341 | 375 | 403 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 86.1 | 154 | 130 | 97.1 | 129 | 135 | 205 |
| 投資CF | ▲55.7 | ▲70.2 | ▲18.9 | ▲86.5 | ▲96.1 | ▲52.8 | ▲118 |
| 財務CF | ▲34.5 | ▲38.4 | 123 | ▲66.2 | ▲70.1 | ▲70.5 | ▲78.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
242.29
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.4%
自己資本利益率
ROA
7.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AutomotiveInterior0.1兆68.8%0.01兆12.7%
Electronics0.0兆6.7%0.00兆17.1%
EnvironmentAndLifeMaterials0.0兆6.1%0.00兆9.0%
HighFashion0.0兆13.7%0.00兆7.0%
Medical0.0兆4.3%0.00兆10.2%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.5%0.00兆71.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,317人
平均年齢
43.8歳
平均勤続
19.6年
単体 平均年収
689万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
98.00円+22
配当性向
32.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
54
FY21
54
FY22
56
FY23
69
FY24
76
FY25
98
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
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