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株式会社TSIホールディングス
カブシキガイシャティーエスアイホールディングス上場繊維製品3608EDINET: E25234TSI HOLDINGS CO., LTD.
決算期: 02月期
業種: 繊維製品
売上高 (FY25)
1566億円
0.79%営業利益 (FY25)
16.4億円
7.05%経常利益 (FY25)
20.8億円
44.76%純利益 (FY25)
152億円
214.09%総資産
1412億円
5.77%自己資本比率
76.7%
—ROE
14.9%
9.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
TSIホールディングスは、ステューシー・マーガレット・ハウエル・アヴィレックスなど多様なブランドを擁する国内大手アパレル持株会社である。FY2025売上高は1,566億円と横ばいで推移しており、2021年のコロナ禍の落ち込みから緩やかに回復しているものの、営業利益は16億円(利益率1.0%)と構造的な低収益が続いている。一方、保有不動産の売却により特別利益253億円を計上したことで純利益は152億円(ROE14.9%)と大幅に改善し、現金残高も458億円へと急増した。 2024年4月に公表した中期経営計画「TIP27」のもと、仕入原価低減・プライシング適正化・店舗収益見直し・ECサイト統合(mix.tokyo)・販管費削減の5本柱で収益体質の改善を推進中である。低収益ブランドからの撤退と経営資源の集中投下、さらには会員基盤の統合によるEC強化やM&Aによる成長機会の拡大を並行して進めており、2027年に向けて「稼ぐ力」の本格的な回復を目指している。仕入原価低減・プライシング改革の効果は2025年2月期以降に本格化する見込みであり、構造改革の成果が問われる局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: アパレル関連事業が売上の96.2%(1,507億円)を占め、残りをSaaS求人や人材派遣等のその他事業が補完している。
- 2顧客: ストリート・アウトドア・レディース等の多様なブランドを通じ、国内外の幅広い年齢・嗜好の消費者に販売している。
- 3価値提案: 約30ブランドのポートフォリオとECサイト「mix.tokyo」を軸に、店舗とオンラインをシームレスにつなぐ体験を提供している。
- 4コスト構造: 仕入・製造原価に加え店舗運営費が重く、販管費削減と仕入先集約によるスケールメリット追求でコスト圧縮を急いでいる。
Risks · リスク要因
- 1低収益体質の長期化: 営業利益率1.0%と脆弱で、仕入原価高騰・為替変動・値引き販売圧力が重なると赤字転落リスクが常在している。
- 2天候・トレンドリスク: 春物苦戦・残暑による秋冬立ち上がり遅れが既に業績を直撃しており、気候変動による影響の頻度増大が懸念される。
- 3知的財産契約リスク: 海外提携先との知財ライセンス契約が終了・条件変更された場合、主要ブランドの販売継続が困難になる可能性がある。
- 4米国事業の低迷: インフレによるストリート・スケート市場の冷え込みで米国売上が低迷しており、海外展開の回収遅延が財務計画を圧迫するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1ブランド多様性: ステューシー・マーガレット・ハウエル等の差別化ブランドがインバウンド需要を取り込み、単一ブランドリスクを分散している。
- 2キャッシュ基盤: 不動産売却益で現金残高458億円・有利子負債削減を実現し、M&Aや成長投資に充てられる財務余力が大きく向上した。
- 3ECプラットフォーム: 複数サイトを「mix.tokyo」に統合完了し、統一会員基盤による顧客提案力強化と運営コスト削減を両立できる体制を整えた。
- 4構造改革の進捗: 販管費削減を定常業務化し、低収益ブランド撤退と本社人員スリム化を計画通りに実行し、コスト競争力の底上げを図っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1TIP27の収益5本柱: 仕入原価低減・プライシング適正化・店舗人員最適化・ECシステム効率化・販管費削減を2027年までに完遂し、営業利益率を抜本的に改善する。
- 2ブランドポートフォリオ集中: 低収益ブランドの2025年2月末までの撤退を完了し、成長性と収益性の高いブランドへ経営資源を集中投下する方針を実行する。
- 3EC・デジタル強化: 統合EC「mix.tokyo」の機能強化と統一会員基盤を活用した顧客提案力向上により、EC売上比率の拡大と顧客LTVの最大化を目指す。
- 4M&A・新規ブランド開発: 豊富な手元現金458億円を活用し、成長市場セグメントへのM&AやアウトドアブランドなどのThe海外展開拡大を積極化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上1,566億円(+0.8%)・営業利益16億円(-7.1%)と本業は微増収減益だが、不動産売却益253億円計上で純利益152億円(+214%)と急増した。
不動産売却と財務改善: 投資不動産売却344億円を実施し、現金残高を前期末比190億円増の458億円に積み上げ、有利子負債も83億円圧縮した。
ECサイト統合完了: 2025年2月に複数ブランドサイトを「mix.tokyo」へ統合完了し、運営コスト削減と顧客体験向上の基盤を整備した。
自己株式取得: 財務活動で自己株式を57億円取得し、株主還元を強化する一方、配当金11億円の支払いも実施し株主への利益分配を継続した。
02
業績推移
売上高
1,566億円▲0.8%FY25
営業利益
16.4億円▼7.0%FY25
純利益
152億円▲214.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1650 | 1701 | 1341 | 1404 | 1545 | 1554 | 1566 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 44.4 | 23.3 | 17.6 | 16.4 |
| 経常利益 | 39.0 | 18.5 | -104 | 58.3 | 38.6 | 37.6 | 20.8 |
| 純利益 | -1.8 | 21.8 | 38.6 | 10.2 | 30.6 | 48.5 | 152 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1826 | 1603 | 1550 | 1404 | 1354 | 1335 | 1412 |
| 純資産 (自己資本) | 1039 | 955 | 974 | 977 | 989 | 974 | 1082 |
| 自己資本比率 (%) | 56.9 | 59.5 | 62.9 | 69.6 | 73.0 | 73.0 | 76.7 |
| 現金及び預金 | 312 | 302 | 498 | 385 | 307 | 268 | 458 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 63.1 | 47.0 | ▲53.0 | 13.8 | 13.3 | ▲5.3 | 57.2 |
| 投資CF | ▲113 | 112 | 360 | ▲39.8 | ▲1.1 | 35.0 | 283 |
| 財務CF | 114 | ▲168 | ▲112 | ▲89.6 | ▲95.9 | ▲72.5 | ▲151 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
210.02
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
14.9%
自己資本利益率
ROA
10.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ApparelRelatedBusiness0.2兆96.2%0.00兆3.0%
OtherBusiness0.0兆3.8%0.00兆6.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
8人
平均年齢
56.6歳
平均勤続
19.6年
単体 平均年収
1,497万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
65.00円+50
配当性向
34.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
18
FY20
18
FY22
5
FY23
10
FY24
15
FY25
65
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。