株
株式会社ボルテージ
カブシキガイシャボルテージ上場情報・通信業3639EDINET: E24392決算期: 06月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
28.2億円
18.48%営業利益 (FY25)
0.1億円
115.96%経常利益 (FY25)
0.2億円
12.50%純利益 (FY25)
0.1億円
160.00%総資産
28.0億円
1.45%自己資本比率
78.6%
—ROE
0.6%
0.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ボルテージは「恋愛と戦いのドラマ」をテーマに、日本語・英語・アジア女性向け恋愛ドラマアプリおよび男性向けカード型アプリを展開するモバイルコンテンツ企業である。FY2025の売上高は28億円(前期比-18.5%)と6期連続の減収となったが、広告宣伝費・外注費・人件費・賃借料の大幅削減により、前期の営業損失9.4億円から営業利益0.15億円へと黒字転換した。現金及び現金同等物は13.3億円と財務的な余力は残るものの、ROEは0.6%にとどまり収益力の回復が急務である。事業構造面では既存の物語アプリ事業が長期逓減する中、電子コミック販売ストア「ぼるコミ」、電子コミックレーベル「ボル恋comic」、Nintendo Switch/Steam向けコンシューマゲームへの展開を「事業3本柱」として2027年6月期頃の確立を目指している。ヒットIP連続創出と投資サイクル管理が中期の鍵となるが、現時点では新分野の売上貢献は限定的であり、既存事業の収縮速度と新規事業の立ち上がり速度のギャップが最大の経営課題といえる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: スマートフォン向けアプリ内課金が売上の大半を占め、Google(36.3%)・Apple(24.2%)・SBペイメント(21.1%)経由で回収する。
- 2顧客: 日本語女性向け(59%)、男性向け(23%)、英語・アジア女性向け(9%)、電子コミック・コンシューマ(9%)の4区分で展開する。
- 3価値提案: 「恋愛と戦いのドラマ」テーマのオリジナルIPをアプリ・電子コミック・コンシューマゲームに展開し、ファンダム形成で課金継続を促す。
- 4コスト構造: コンテンツ制作(外部クリエイター委託)・広告宣伝費・プラットフォーム販売手数料が主要コストで、費用削減余地は限定的になりつつある。
Risks · リスク要因
- 1プラットフォーム依存リスク: Google・Appleの2社で売上の60.5%を占め、手数料率変更やガイドライン強化で即座に収益が悪化する可能性がある。
- 2売上長期逓減リスク: 2019年71億円から2025年28億円へ6年で60%超減少しており、新規事業が間に合わなければ採算割れに転落するリスクがある。
- 3競合・技術革新リスク: モバイルコンテンツ市場は変化が速く、大手IPや生成AI活用コンテンツとの競合が激化した場合、ユーザー離脱が加速する恐れがある。
- 4新規事業の不確実性: 電子コミック・コンシューマ分野はFY2025売上2.5億円(-9.6%)と低水準で、2027年の「3本柱」確立に向けた進捗が遅れるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1女性向け恋愛ドラマIPの蓄積: 「天下統一恋の乱」「誓いのキスは突然に」等、長年培ったオリジナルIPが複数あり、ファンダム形成による継続課金基盤を持つ。
- 2多プラットフォーム展開力: Google・Apple・任天堂・グリー等5社以上に分散配信しており、単一プラットフォーム依存リスクを一定程度低減している。
- 3女性人材活用: 正社員女性比率66%・管理職比率57%と女性向けコンテンツ制作に親和性の高い組織文化を維持している。
- 4財務的健全性: 有利子負債が長期借入金のみで少額、現金13.3億円を保有し、新規事業投資を継続できる貸借対照表上の余力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1事業3本柱の確立(2027年6月期目標): 既存の物語アプリ事業に加え、電子コミックとコンシューマゲームを第2・第3の柱として2027年6月期頃に収益化を目指す。
- 2ファンダム戦略: 既存アプリのファンコミュニティ深化と「ボルSHOP」等のグッズ展開でARPUを向上させ、ユーザー数減少を客単価で補完する。
- 3ヒットIP連続創出: 物語アプリ発に限らず、電子コミック・コンシューマゲーム発でもオリジナルIPを生み出す「ヒットIP戦略」を複数事業部で並行推進する。
- 4投資サイクル管理: 既存事業キャッシュフローを原資に新規プロジェクトへ一定比率投資し、成果に基づき継続・淘汰を繰り返す規律ある資本配分を実施する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益黒字転換: 売上28億円(-18.5%)ながら費用圧縮により営業利益0.15億円(前期は損失9.4億円)へ改善、経常利益も0.18億円を確保した。
全4事業区分で減収: 日本語女性向け-19.1%(16.6億円)、英語・アジア-33.6%(2.6億円)、男性向け-11.9%(6.4億円)、電子コミック-9.6%(2.5億円)と全方位で縮小した。
Nintendo Switch/Steam展開: 「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき」「魔女レッドベルの慟哭」をコンシューマ移植・配信し、新規収益チャネルの開拓を進めている。
現金残高13.3億円を維持: 営業CFは0.42億円の黒字転換、投資CFは投資有価証券購入1.68億円等で-0.02億円となり、財務基盤は当面維持できる水準を確保した。
02
業績推移
売上高
28.2億円▼18.5%FY25
営業利益
0.2億円▲116.0%FY25
純利益
0.1億円▲160.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 71.2 | 65.9 | 69.0 | 53.9 | 42.6 | 34.6 | 28.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -3.6 | -0.9 | -0.9 | 0.1 |
| 経常利益 | -2.4 | -0.9 | 1.8 | -3.0 | -0.6 | 0.2 | 0.2 |
| 純利益 | -3.6 | -1.6 | 1.6 | -4.1 | -0.4 | 0.1 | 0.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 27.8 | 30.0 | 35.1 | 30.6 | 29.5 | 28.4 | 28.0 |
| 純資産 (自己資本) | 20.0 | 22.9 | 26.4 | 21.9 | 21.6 | 21.8 | 22.0 |
| 自己資本比率 (%) | 72.0 | 76.1 | 75.1 | 71.6 | 73.2 | 76.7 | 78.6 |
| 現金及び預金 | 13.5 | 15.3 | 18.4 | 14.7 | 14.5 | 12.9 | 13.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.2 | ▲2.2 | 2.3 | ▲1.3 | 0.6 | ▲0.4 | 0.4 |
| 投資CF | 0.3 | ▲0.3 | ▲2.6 | ▲2.0 | ▲0.9 | ▲0.8 | ▲0.0 |
| 財務CF | 0.0 | 4.4 | 3.3 | ▲0.6 | ▲0.0 | ▲0.3 | ▲0.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
2.07
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
0.6%
自己資本利益率
ROA
0.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
143人
平均年齢
34.9歳
平均勤続
9.4年
単体 平均年収
543万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY21 実績1株配当 (年間)
8.00円
配当性向
21.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
8
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。