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株式会社エイチームホールディングス
カブシキガイシャエイチームホールディングス上場情報・通信業3662EDINET: E26369Ateam Holdings Co., Ltd.
決算期: 07月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
239億円
0.00%営業利益 (FY25)
8.5億円
50.36%経常利益 (FY25)
15.8億円
160.26%純利益 (FY25)
10.4億円
8.71%総資産
152億円
7.20%自己資本比率
60.3%
—ROE
10.8%
1.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
エイチームホールディングスは、自動車・引越し・ブライダル等の比較情報サイトを核とする「メディア・ソリューション」(売上174億円)、化粧品等を扱うD2C事業(同22億円)、スマートデバイス向けゲームの「エンターテインメント事業」(同42億円)の3セグメントで構成される名古屋発のITグループである。売上高は2019年372億円をピークに6年間で239億円まで縮小しており、構造的な縮小局面が続いてきた。ただしFY2025は、利益優先の事業運営方針への転換が奏功し、営業利益845百万円(前年比+50%)、経常利益1,585百万円(同+160%)と収益の質が大きく改善した。D2Cとエンターテインメントの両セグメントがともに赤字から黒字に転換したことが最大の変化点である。中期的にはM&Aによるソリューション拡充を通じ、法人向け「売上向上支援カンパニー」への変革を標榜している。一方でゲーム事業の継続的な減収、メディア事業における暗号資産関連コスト、自己株取得3,222百万円による手元資金の減少など、注視すべき要素も残る。ROEは10.8%と一定水準を確保しているが、トップライン成長の再建が投資家の主要関心事となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: メディア・ソリューションが売上の73%を占め、比較サイト経由のパートナー企業への成約報酬・紹介手数料が主軸である。
- 2顧客: 個人ユーザーには無料サービスを提供し、自動車・引越し・ブライダル等の法人パートナーから広告・成果報酬を獲得する。
- 3価値提案: 広告運用・コンテンツ運用・メディア運用を内製統合し、ユーザーデータ蓄積で他社差別化を図るデジタルマーケティング力を持つ。
- 4コスト構造: ゲームはプラットフォーム手数料と開発費、D2CはOEM製造費と広告費が主要コストで、広告抑制による利益改善余地が大きい。
Risks · リスク要因
- 1トップライン縮小リスク: 売上高が2019年比35%減の239億円まで低下しており、ゲーム事業の減収が続く中で成長回帰の道筋が不明確である。
- 2暗号資産保有リスク: 子会社Paddleがポイントアプリ運営のために暗号資産を保有し、価格変動や不正流出が業績に重大な影響を与える可能性がある。
- 3特定経営者依存リスク: 創業者・代表取締役社長の林高生氏への依存度が高く、同氏の離脱は戦略立案・組織運営に深刻な影響を及ぼし得る。
- 4M&A統合・のれん償却リスク: FY2025にmicroCMS等のM&Aを実施しており、想定外の偶発債務やのれん償却増加が利益を圧迫する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1比較メディアの内製運営力: 自動車・引越し・ブライダル分野で広告・コンテンツ・メディアを一気通貫で内製化し、外部委託比率を低く抑えられる。
- 2事業ポートフォリオの柔軟な転換実績: ゲームからメディア、D2C、法人SaaSへと事業軸をシフトし続けており、環境変化への適応力を有している。
- 3自動車関連メディアの増収継続: FY2025も自動車・引越し関連が増収となり、高単価カテゴリでの集客力が安定した収益基盤を形成している。
- 4財務健全性: 現金及び現金同等物63億円を保有し、M&Aや先行投資の実行余力をある程度維持できる財務体力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1法人向け売上向上支援へ転換: 蓄積したデジタルマーケティングノウハウを活用し、コンサルティング・業務支援ツール提供の「売上向上支援カンパニー」に変革する方針を掲げている。
- 2M&Aによるソリューション拡充: 集客支援・業務ツール領域でのM&Aを継続的に実施し、法人向けソリューションの品揃えを拡大することを明示している。
- 3エンタメのグローバルIP展開: モバイルに限らずPC・家庭用ゲームのデジタル配信全体を対象に、グローバル人気IPとの連携で新規収益を狙う方針である。
- 4AI等新技術の全社活用: グループ横断の技術研究プロジェクトでAI・ブロックチェーンを活用し、サービス品質向上と人材育成を同時に推進する計画である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益+50%の大幅改善: 売上239億円で横ばいながら、D2CとゲームのV字黒字転換と利益優先方針により営業利益845百万円を達成した。
自己株取得3,222百万円を実施: 財務活動CF▲3,710百万円の大半が自己株買いで、手元資金は前期末比1,749百万円減の6,301百万円となった。
「ライフドット(Life.)」事業を2025年6月に譲渡: 事業譲渡益を特別利益に計上し、純利益1,036百万円(+8.7%)の押し上げに寄与した。
microCMSをM&Aで傘下に: 2024年6月に企業結合を実施し、法人向けSaaS領域への進出を加速、売上へのM&A寄与で増収を一部補完した。
02
業績推移
売上高
239億円▲0.0%FY25
営業利益
8.5億円▲50.4%FY25
純利益
10.4億円▲8.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 372 | 317 | 313 | 318 | 276 | 239 | 239 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -3.0 | 5.4 | 5.6 | 8.5 |
| 経常利益 | 28.1 | 12.5 | 8.9 | -2.2 | 7.1 | 6.1 | 15.8 |
| 純利益 | 14.7 | -5.2 | 8.8 | -13.4 | 1.4 | 9.5 | 10.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 173 | 161 | 158 | 148 | 139 | 164 | 152 |
| 純資産 (自己資本) | 125 | 117 | 116 | 98.8 | 97.0 | 103 | 91.7 |
| 自己資本比率 (%) | 72.4 | 73.0 | 73.5 | 66.9 | 70.0 | 62.7 | 60.3 |
| 現金及び預金 | 67.1 | 64.8 | 60.4 | 52.2 | 59.9 | 80.5 | 63.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 33.2 | 11.1 | 4.5 | ▲3.0 | 6.6 | 8.1 | 16.2 |
| 投資CF | ▲17.7 | ▲10.3 | 4.4 | 3.3 | 4.2 | ▲9.9 | 3.8 |
| 財務CF | ▲8.2 | ▲3.1 | ▲13.4 | ▲8.7 | ▲3.2 | 22.2 | ▲37.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
55.75
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.8%
自己資本利益率
ROA
6.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
D2C0.0兆9.4%0.00兆0.3%
Entertainment0.0兆17.6%0.00兆12.3%
MediaSolutions0.0兆73.0%0.00兆7.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
70人
平均年齢
38.9歳
平均勤続
8.3年
単体 平均年収
716万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
22.00円
配当性向
67.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
16
FY21
16
FY22
16
FY23
16
FY24
22
FY25
22
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。