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株式会社デジタルハーツホールディングス

カブシキガイシャデジタルハーツホールディングス上場サービス業3676EDINET: E27655
DIGITAL HEARTS HOLDINGS Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
397億円
2.47%
営業利益 (FY25)
24.3億円
19.12%
経常利益 (FY25)
22.8億円
10.64%
純利益 (FY25)
6.3億円
255.37%
総資産
199億円
5.47%
自己資本比率
46.4%
ROE
7.2%
5.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社デジタルハーツホールディングスは、「SAVE the DIGITAL WORLD」を理念に掲げ、ゲームデバッグ・QAソリューション・セキュリティテストを主軸とするソフトウェアテスト専業の持株会社である。事業はDHグループ事業(コンソール・モバイルゲームのデバッグ、翻訳・LQA、グローバルマーケティング支援)とAGESTグループ事業(エンタープライズシステムテスト、ERP導入支援、SOC運営)の2セグメントで構成される。FY2025(2025年3月期)は売上高397億円(前期比+2.5%)、営業利益24億円(+19.1%)と増収増益を果たし、特にAGESTセグメントの営業利益は+60.0%と大幅改善した。純利益は関係会社株式売却益の寄与もあり6億円と前期比+255.8%に拡大した。売上規模は2019年193億円から6年で約2倍に成長しており、構造的なテストアウトソーシング需要の拡大が追い風となっている。最大の経営イベントはAGESTのスピンオフ上場準備であり、2023年5月より着手し、2024年4月から完全独立の2グループ経営体制に移行済みである。国内デバッグはNintendo Switch 2発売に伴う需要増が見込まれる一方、AGESTはAI搭載テストツール「TFACT」の商用化による新収益モデル構築を目指している。利益はDHグループ依存度が高く、ゲーム市場の動向が業績の鍵を握るリスクは引き続き存在する。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: ゲームデバッグ(DHグループ)とエンタープライズQA(AGESTグループ)の2本柱で売上397億円を構成し、前者が利益の過半を担っている。
  • 2顧客: ゲームメーカーへの国内デバッグは寡占市場で圧倒的シェアを持ち、エンタープライズ系はIT人材不足を追い風に新規顧客を拡大している。
  • 3価値提案: テスト専門企業としてのノウハウ・機材・人材プールを強みに、開発上流の「シフトレフト」対応やAI翻訳エンジン「ella」等で付加価値を高めている。
  • 4コスト構造: 多数の臨時テスター人件費が最大コストであり、Lab.網の拡充と社外リソース活用で需要変動に対応するフレキシブルな体制を維持している。
Risks · リスク要因
  • 1ゲーム市場集中リスク: 営業利益の過半をDHグループが占めるため、ゲーム業界の需要減退や大手メーカーの内製化回帰が業績を直撃する構造的リスクがある。
  • 2社会保険適用拡大リスク: 多数の臨時テスターを雇用する構造上、社会保険加入義務の拡大が人件費を押し上げ収益を圧迫する可能性がある。
  • 3技術革新・AI陳腐化リスク: 生成AI等の急速な技術革新により提供サービスが陳腐化し、競合参入や自社技術対応遅延で競争力が低下するリスクがある。
  • 4海外事業の不確実性: 米国・英国・ベトナム等の海外拠点は業績が低迷しており、為替変動・規制変更・商習慣の差異が収益回収を困難にするリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1国内デバッグ独占的シェア: 創業来の顧客リレーションと大量の専用テスト機材が参入障壁を形成し、寡占市場で競合を大きく引き離している。
  • 2Nintendo Switch 2特需対応: 京都・名古屋Lab.の増床と新型ハード専用機材をいち早く整備し、新規大型案件を先行獲得できる体制を構築している。
  • 3ゲーム特化AI翻訳エンジン「ella」: ゲームの世界観・キャラクター性を反映した独自翻訳エンジンは模倣困難な差別化資産であり、グローバル展開の武器となっている。
  • 4AGESTのAIテストツール「TFACT」: 2025年1月β版提供開始の独自ツールにより、従量課金型の新収益モデルを構築し人月依存からの脱却を目指している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1AGESTスピンオフ上場: 株式会社AGESTの株式分配型スピンオフ上場を目指し、2024年4月から完全独立の2グループ経営体制に移行し、各事業の成長ポテンシャルを最大化する。
  • 2DHグループのグローバル展開: 独自AI翻訳エンジン「ella」の多言語対応拡充と海外ゲームイベント出展を通じ、海外ゲームメーカーへのグローバルサービス売上を拡大する。
  • 3AGESTのAIテスト企業化: 「TFACT」の正式リリースと従量課金モデルの確立により、エンジニア工数依存から脱却し高収益・安定型の収益構造に転換する。
  • 4人材基盤拡充: AGEST Academyによる次世代QAエンジニア育成と、Lab.網拡充によるテスター採用強化を継続し、Switch 2需要など急増する受注に対応する体制を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益達成: 売上397億円(+2.5%)、営業利益24億円(+19.1%)、純利益6億円(+255.8%)と全利益項目で改善し、AGESTセグメント利益は+60.0%と大幅増益となった。
株式会社アイデンティティー(ID)全株式を譲渡: エンジニア派遣事業子会社IDを売却し、関係会社株式売却益約5.9億円を計上するとともに事業ポートフォリオを再構築した。
Nintendo Switch 2対応投資: 京都・名古屋Lab.の増床と新型ハード専用テスト機材を先行整備し、2025年以降のデバッグ需要拡大に備えた受注体制を強化した。
AIテストツール「TFACT」β版提供開始: 2025年1月よりAI機能搭載の独自テストツールを提供開始し、テスト自動化・工数削減と従量課金型新収益モデルの実証を開始した。
02

業績推移

売上高
397億円2.5%FY25
0100200300400FY20FY22FY24
営業利益
24.3億円19.1%FY25
010203040FY20FY22FY24
純利益
6.3億円255.4%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0255075100FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高193211227292365388397
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益27.030.020.424.3
経常利益16.513.719.827.731.520.622.8
純利益15.87.99.717.88.01.86.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産98.3106143176196211199
純資産 (自己資本)50.154.463.275.794.888.592.6
自己資本比率 (%)51.051.144.043.048.441.946.4
現金及び預金41.637.050.451.764.668.675.9
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF8.910.914.230.828.517.631.2
投資CF0.6▲10.2▲18.1▲25.4▲19.0▲23.7▲0.1
財務CF▲6.9▲5.217.3▲5.51.49.3▲25.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
28.25
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
7.2%
自己資本利益率
ROA
3.2%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

AGESTGroup0.040.6%0.00兆3.0%
DHGroup0.059.4%0.00兆8.2%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
70
平均年齢
45.0
平均勤続
4.0
単体 平均年収
793万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1宮澤 栄一9.4百万株42.29%
#2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.6百万株7.03%
#3A-1合同会社1.3百万株5.94%
#4株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.8百万株3.81%
#5NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 小松原 英太郎)0.8百万株3.80%
#6MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 北川 晴一)0.3百万株1.12%
#7藪 太一0.2百万株1.08%
#8STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019(常任代理人 日置 貴史)0.2百万株1.01%
#9STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 日置 貴史)0.2百万株0.99%
#10JPモルガン証券株式会社0.2百万株0.97%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
33.50+2
配当性向
168.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
21
FY21
21
FY22
23
FY23
32
FY24
32
FY25
34
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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