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株式会社メディアドゥ
カブシキガイシャメディアドゥ上場情報・通信業3678EDINET: E30002MEDIA DO Co., Ltd.
決算期: 02月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
1019億円
8.38%営業利益 (FY25)
24.8億円
19.80%経常利益 (FY25)
23.6億円
18.59%純利益 (FY25)
13.6億円
527.27%総資産
532億円
3.00%自己資本比率
33.3%
—ROE
8.1%
10.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社メディアドゥは、電子書籍の取次を中核事業とし、約260万ファイルのコンテンツを出版社2,200社超・電子書店150店超に流通させる国内最大手プレイヤーである。「コミックシーモア」「Amazon Kindle」等の主要電子書店への配信インフラを担い、話単位配信やキャンペーン管理(年間1.8万件超)など複雑化する流通ニーズに対応することで業界インフラとしての地位を確立している。売上の92%を電子書籍流通事業が占める一方、戦略投資事業(FanTop・インプリント・IP・ソリューション・国際)を第二の収益軸として育成中であり、連結営業損失の縮小が続いている。FY2025は売上高1,019億円(前期比+8.4%)・営業利益25億円(同+19.8%)と成長軌道に回帰し、子会社フライヤーの東証グロース上場やエブリスタの売却など事業ポートフォリオの整理も進展した。2026年2月期を初年度とする5カ年中計では2030年2月期に売上高1,250億円・営業利益40億円を目標に掲げ、国内文字もの電子化・多言語翻訳・海外展開を成長ドライバーに位置付けている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 出版社と電子書店の間に立つ取次手数料が売上の92%を占め、キャンペーン管理等のソリューション収益が補完する。
- 2顧客: 出版社2,200社超を仕入先、電子書店150店超を販売先として双方向の取引基盤を構築している。
- 3価値提案: 260万ファイルの配信インフラと話配信管理システムで出版社・電子書店の業務効率化と配信事故率低減を実現する。
- 4コスト構造: 著作料等の売上原価が売上増に連動して変動し、固定費はエンジニア人件費・システム開発投資が主体となる。
Risks · リスク要因
- 1電子書籍流通事業への過度な集中: 売上の92%が単一セグメントに依存し、市場環境悪化や取引条件変更が直ちに数億~10億円超の業績影響をもたらすリスクがある。
- 2大手出版社への仕入依存: 上位数社の大手出版社への仕入集中が高止まりしており、条件変更や取引縮小が経営成績に中~大程度の影響を及ぼす可能性がある。
- 3海賊版サイトの急拡大: 2024年6月以降アクセス数が急増しており、正規流通の機会損失が数億~10億円規模に拡大するリスクが顕在化している。
- 4戦略投資事業の損失継続: FY2025のセグメント損失は9.9億円で赤字幅は縮小中だが、のれん等の減損損失4.8億円を計上するなど投資回収の不確実性が残る。
Strengths · 強み
- 1業界最大規模の取引網: 出版社2,200社超・電子書店150店超との関係構築に長年を要し、新規参入への実質的な参入障壁を形成している。
- 2流通インフラとしての粘着性: 基幹システム連携や話配信管理等の深い技術統合により、取引先の切り替えコストが高く安定収益を確保している。
- 3市場成長との連動性: 国内電子書籍市場が2028年度に約8,000億円へ拡大見込みで、取次最大手として市場拡大の恩恵を直接享受できる。
- 4グローバル展開の基盤: 米国5大出版社を含む欧米顧客へのDX-SaaSと多言語翻訳システム(MDTS)で海外収益化の足がかりを持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 15カ年中計の数値目標: 2030年2月期に売上高1,250億円・営業利益40億円・EBITDA52億円を掲げ、毎期段階的な拡大を計画している。
- 2文字もの・多言語化の推進: 電子化比率の低い文字もの出版物の電子化を加速し、自社開発MDTSで低コスト多言語翻訳を実現して海外市場に展開する。
- 3ROIC15%以上を目標としたM&A: 投資後3年でROIC15%以上を基準に国内外のM&Aを積極推進し、電子書籍取次強化・海外販路拡充・AI/Web3活用を加速する。
- 4総還元性向30%以上の株主還元: 配当と自己株式取得を組み合わせた総還元性向30%以上を方針とし、財務健全性と資本効率の両立を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の回帰: 2024年2月獲得の新規商流寄与で電子書籍流通事業売上が937億円(前期比+8.5%)となり、営業利益は25億円(同+19.8%)に改善した。
フライヤーが2025年2月に東証グロース上場: 法人契約数1,100社超のSaaS型要約サービスが営業黒字化し、子会社上場で企業価値を可視化した。
エブリスタをアムタスへ売却: 2025年2月に小説投稿サイト運営の株式会社エブリスタ全株式を譲渡し、事業ポートフォリオを整理すると同時に取次取引拡大で業務提携を締結した。
のれん等減損4.8億円を特別損失計上: 戦略投資事業の連結子会社に係るのれん等の減損損失482百万円を計上し、純利益は13.6億円(前期は純損失3.2億円)にとどまった。
02
業績推移
売上高
1,019億円▲8.4%FY25
営業利益
24.8億円▲19.8%FY25
純利益
13.6億円▲527.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 506 | 659 | 835 | 1047 | 1017 | 940 | 1019 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 28.1 | 23.9 | 20.7 | 24.8 |
| 経常利益 | 14.9 | 17.6 | 27.2 | 27.8 | 22.9 | 19.9 | 23.6 |
| 純利益 | -12.4 | 8.8 | 15.2 | 15.8 | 10.6 | -3.2 | 13.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 309 | 341 | 432 | 525 | 509 | 516 | 532 |
| 純資産 (自己資本) | 44.6 | 58.4 | 122 | 169 | 168 | 162 | 177 |
| 自己資本比率 (%) | 14.4 | 17.1 | 28.2 | 32.2 | 33.0 | 31.4 | 33.3 |
| 現金及び預金 | 77.5 | 80.9 | 127 | 114 | 101 | 110 | 136 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 24.6 | 19.3 | 25.4 | 46.3 | 19.2 | 31.7 | 39.3 |
| 投資CF | ▲4.8 | ▲0.8 | ▲12.8 | ▲78.3 | ▲30.7 | ▲6.9 | 1.4 |
| 財務CF | ▲3.6 | ▲15.1 | 33.5 | 20.9 | ▲2.8 | ▲16.4 | ▲15.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
90.08
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.1%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
EBookDistributionBusiness0.1兆92.4%0.00兆5.3%
StrategicInvestment0.0兆7.6%▲0.00兆-12.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
272人
平均年齢
36.0歳
平均勤続
6.0年
単体 平均年収
615万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
36.00円+14
配当性向
28.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
11
FY20
13
FY21
21
FY22
21
FY24
22
FY25
36
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。