株
株式会社ブイキューブ
カブシキガイシャブイキューブ上場情報・通信業3681EDINET: E30114V-cube, Inc.
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY24)
105億円
5.60%営業利益 (FY24)
-2.4億円
51.92%経常利益 (FY24)
-3.2億円
16.73%純利益 (FY24)
-14.2億円
74.80%総資産
105億円
14.99%自己資本比率
0.2%
—ROE
0.0%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ブイキューブは「Evenな社会の実現」をミッションに掲げ、エンタープライズDX(Web会議・Zoom代理販売)、イベントDX(オンラインイベント配信)、サードプレイスDX(テレキューブ個室ブース)の3セグメントを展開する東証プライム上場のビジュアルコミュニケーション企業である。FY2024売上高は105億円(前年比-5.6%)と計画114億円を大きく下回り、営業損失2億円・純損失14億円を計上した。下振れの主因は、米国子会社TEN Holdings, Inc.の業績低迷とNASDAQ上場費用の負担増、および国内製薬業界の講演会市場縮小による大口顧客案件の減少である。財務面では2期連続の財務制限条項抵触と純資産毀損によりゴーイングコンサーン注記が付いており、TEN Holdings上場株の売却・子会社保有有価証券の換金等で資金手当てを急いでいる。2025年12月期は売上108〜120億円、2026年12月期は120〜130億円を目標とするが、イベントDX事業の赤字解消と有利子負債削減が収益改善の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: エンタープライズDX(売上の39%)・イベントDX(36%)・サードプレイスDX(25%)の3セグメントが柱である。
- 2顧客: 国内企業・官公庁・製薬業界および北米のイベント主催者を主要顧客とし、月額課金とスポット収益を組み合わせている。
- 3価値提案: Web会議・イベント配信・個室ブースを一体提供し、リアルとオンラインのハイブリッド環境を支援する。
- 4コスト構造: TEN Holdings人員増強やIPO費用など先行投資が重く、イベントDXセグメントが2期連続で5億円超の損失を計上している。
Risks · リスク要因
- 1ゴーイングコンサーン: 2期連続の財務制限条項抵触により期限の利益喪失リスクが残存し、資金繰りの不確実性が高い。
- 2TEN Holdings依存リスク: 米国子会社が2期連続営業赤字で、株価変動によるNASDAQ上場株売却計画の実行可否が財務に直結する。
- 3イベントDX収益悪化: 製薬講演会市場の縮小と大口顧客離脱により、同セグメントは566百万円の損失を計上しており構造改善が急務である。
- 4AI代替・競合激化: AIエージェントによるコミュニケーションツール代替と価格競争激化で、既存サービスの陳腐化リスクが高まっている。
Strengths · 強み
- 1国内イベント配信の実績: Webセミナー配信「V-CUBEセミナー」等で製薬・金融など規制業種に深い顧客基盤を持つ。
- 2テレキューブの物理資産: 駅・オフィスビル等に設置された個室ブースは参入障壁となり、サードプレイスDXは利益率28%超を維持している。
- 3Zoom公認代理店: Zoom製品のリセール権を持ち、エンタープライズDX事業のセグメント利益率を16%台に保っている。
- 4米国ロールアップ戦略: TEN Holdings のNASDAQ上場を経て、北米イベントDX市場でのM&A展開を加速できる潜在力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1財務体質の立て直し: TEN Holdings株式の一部売却と有利子負債削減により、2025年中に財務制限条項抵触の解消を目指す。
- 2エンタープライズDXの選択と集中: 生成AI活用新サービスおよびAI×ロボティクス事業に経営資源を集中し、MRR成長を優先する。
- 3イベントDXのロールアップ: TEN Holdings主導でNASDAQ上場後の知名度・資金力を活かし、北米イベント会社の買収を推進する。
- 4サードプレイスDXの拡張: テレキューブのラインナップ拡充とEV充電サービスの本格展開で、2026年12月期売上130億円達成を狙う。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2024純損失14億円: ソフトウエア減損6億円・繰延税金資産取崩しが重なり、計画比で純損失が大幅拡大した。
TEN Holdings NASDAQ上場: 2025年2月に米子会社がNASDAQ市場に上場し、上場株売却による資金調達を財務改善の主軸としている。
プロフェッショナルワーク事業を譲渡: 2024年第2四半期に同事業を売却し、エンタープライズDX売上が前年比6.4%減となった。
子会社保有有価証券の売却決定: TEN Holdings株売却が困難なため、Wizlearn Technologies保有の投資有価証券売却を2025年3月に決定した。
02
業績推移
売上高
105億円▼5.6%FY24
営業利益
-2.4億円▼51.9%FY24
純利益
-14.2億円▲74.8%FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 79.6 | 63.7 | 82.8 | 115 | 122 | 111 | 105 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 13.5 | 6.8 | -1.6 | -2.4 |
| 経常利益 | 2.6 | -3.4 | 10.2 | 12.3 | 6.1 | -2.8 | -3.2 |
| 純利益 | 4.6 | 0.3 | 11.4 | 13.2 | 0.9 | -56.2 | -14.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 106 | 70.0 | 100 | 153 | 169 | 123 | 105 |
| 純資産 (自己資本) | 45.3 | 30.5 | 38.3 | 51.0 | 59.9 | 7.5 | 0.2 |
| 自己資本比率 (%) | 42.8 | 43.5 | 38.1 | 33.4 | 35.5 | 6.1 | 0.2 |
| 現金及び預金 | 27.2 | 7.9 | 27.7 | 18.2 | 17.0 | 13.9 | 10.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 9.6 | 3.7 | 19.8 | 20.9 | 18.3 | 9.9 | 8.2 |
| 投資CF | ▲5.6 | ▲7.5 | ▲9.3 | ▲59.7 | ▲24.0 | ▲19.2 | ▲4.7 |
| 財務CF | ▲10.3 | ▲15.8 | 9.5 | 28.3 | 2.9 | 5.6 | ▲7.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY24)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY24)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
EnterpriseDX0.0兆38.8%0.00兆16.4%
EventDX0.0兆36.0%▲0.00兆-15.0%
ThirdplaceDX0.0兆25.2%0.00兆28.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
275人
平均年齢
37.0歳
平均勤続
7.4年
単体 平均年収
614万円
連結従業員数 推移
FY20
—
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY22 実績1株配当 (年間)
4.00円-4
配当性向
20.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
1
FY20
4
FY21
8
FY22
4
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。