株
株式会社FFRIセキュリティ
カブシキガイシャエフエフアールアイセキュリティ上場情報・通信業3692EDINET: E30877FFRI Security, Inc.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
30.4億円
24.19%営業利益 (FY25)
8.2億円
64.06%経常利益 (FY25)
8.8億円
62.85%純利益 (FY25)
6.9億円
59.03%総資産
43.1億円
27.51%自己資本比率
64.7%
—ROE
27.6%
5.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
FFRIセキュリティは「世界トップレベルのセキュリティ・リサーチ・チーム」を経営理念に掲げ、コア技術の研究開発から製品・サービス提供までを一貫して行う純国産サイバーセキュリティ企業である。主力のエンドポイントセキュリティ製品「FFRI yarai」シリーズと、防衛省・官公庁向けナショナルセキュリティ・サービスの2本柱で構成され、FY2025は売上高30億円(前年比+24.2%)・営業利益8億円(+64.1%)・ROE27.6%と収益性が大きく向上した。政府によるサイバー安全保障政策(能動的サイバー防御法制、NISC発展組織の組成など)の急速な整備が追い風となり、同社の技術力と純国産ブランドへの需要が拡大している。中期経営計画(第19期〜第21期)では最終年度にあたるFY2028に売上高59.7億円・営業利益13.9億円を目標に掲げており、現状の成長軌道はその達成に向けて順調に推移している。一方、売上・利益の季節偏重(12〜3月集中)、優秀なエンジニア確保の難しさ、特定顧客への依存など構造的課題も残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: セキュリティ製品(FFRI yarai)が売上の約40%、ナショナルセキュリティ・サービス約31%、その他サービス・SW開発が残余を占める。
- 2顧客: 防衛省・官公庁・防衛産業(ナショナルセキュリティ)と法人・個人(エンドポイント製品)の2層で構成される。
- 3価値提案: コア技術からの自社研究開発による純国産製品・サービスで、外資依存を排した高付加価値セキュリティを提供する。
- 4コスト構造: 人件費中心のソフトビジネスで固定費が高く、売上増加時に営業レバレッジが効きやすい収益構造である。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客・事業集中リスク: サイバーリサーチコンソーシアム(売上比20.5%)・NEC(14.9%)・防衛省(11.2%)上位3社で売上の約47%を占め、解約・予算削減の影響が大きい。
- 2人材確保リスク: 高度セキュリティエンジニアの採用競争が激しく、優秀人材が確保できなければ中期経営計画の売上目標59.7億円の達成が困難になる。
- 3技術陳腐化リスク: AI活用攻撃など脅威が急速に進化する中、研究開発への継続投資が不十分な場合、製品・サービスの競争力喪失につながる可能性がある。
- 4自社サイバー攻撃被害リスク: セキュリティ企業自体が攻撃を受け機密情報が漏洩した場合、技術力・信頼性の喪失により事業継続に深刻な影響を及ぼす。
Strengths · 強み
- 1純国産研究開発力: 国内でほぼ唯一、サイバーセキュリティのコア技術から自社研究開発を行い、他社を大きくリードするノウハウを蓄積している。
- 2ナショナルセキュリティでの信頼: 防衛省・NICTなど政府主導プロジェクトに参画し、安全保障領域での純国産企業としての高い信頼と参入障壁を有する。
- 3高収益性: FY2025営業利益率約26.9%・ROE27.6%と、売上規模に比して極めて高い収益効率を実現している。
- 4FFRI yaraiのOEM展開: 戦略的販売パートナー連携とOEM販売によりセキュリティ製品売上が前年比+48.2%と急拡大し、スケーラブルな成長を実現している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画の数値目標: FY2028(第21期)に売上高59.7億円・営業利益13.9億円を目指し、年平均25%超の成長を継続する計画である。
- 2ナショナルセキュリティ戦略: 政府分科会・国家主導プロジェクトへの参画を通じ、急拡大するサイバー安全保障市場でリーディングカンパニーとしての地位を確立する。
- 3研究開発戦略: サイバー攻撃技術の研究をベースにトレンドを予測し、将来脅威に先行するプロアクティブな対策製品・サービスの開発体制を強化する。
- 4人材・組織基盤強化: 給与水準の見直しや社内教育制度の充実により優秀エンジニアを確保し、FY2025に実施した4.3億円の一般社団法人への出資など外部連携も活用する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高30億円(+24.2%)・営業利益8億円(+64.1%)・純利益6.9億円(+59.0%)と過去最高水準を更新し、収益規模が急拡大した。
セキュリティ製品の急成長: FFRI yaraiシリーズがOEM販売好調により前年比+48.2%の12.1億円となり、全社成長を牽引する主力事業に浮上した。
サイバーリサーチコンソーシアム向け出資: 4.3億円の基金拠出を実施し、国家主導のサイバー安全保障エコシステムへの参画を深化させた。
販売区分の再編: 顧客属性の複雑化を受け、従来3区分から「セキュリティ製品・ナショナルセキュリティ・サービス・その他」の新区分に変更し、安全保障領域を明確に分離した。
02
業績推移
売上高
30.4億円▲24.2%FY25
営業利益
8.2億円▲64.1%FY25
純利益
6.9億円▲59.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 16.5 | 16.0 | 16.2 | 17.8 | 19.5 | 24.5 | 30.4 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.0 | 2.0 | 5.0 | 8.2 |
| 経常利益 | 2.8 | 3.4 | 3.3 | 1.6 | 2.5 | 5.4 | 8.8 |
| 純利益 | 2.0 | 2.7 | 2.5 | 1.2 | 1.9 | 4.3 | 6.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 23.6 | 25.3 | 26.6 | 24.5 | 26.3 | 33.8 | 43.1 |
| 純資産 (自己資本) | 13.2 | 15.9 | 18.4 | 17.2 | 17.5 | 21.8 | 27.9 |
| 自己資本比率 (%) | 55.7 | 62.9 | 69.3 | 70.2 | 66.6 | 64.5 | 64.7 |
| 現金及び預金 | 18.9 | 20.2 | 20.9 | 16.4 | 17.6 | 20.8 | 21.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.1 | 1.9 | 1.2 | ▲0.2 | 3.0 | 3.9 | 6.4 |
| 投資CF | ▲2.0 | ▲0.7 | ▲0.4 | ▲1.6 | ▲0.3 | ▲0.7 | ▲4.8 |
| 財務CF | 0.0 | — | — | ▲2.8 | ▲1.6 | — | ▲0.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
86.86
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
27.6%
自己資本利益率
ROA
15.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CyberSecurity0.0兆85.2%0.00兆33.9%
SoftwareDevelopmentAndTest0.0兆14.8%0.00兆5.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
151人
平均年齢
37.8歳
平均勤続
5.0年
単体 平均年収
756万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
14.00円+4
配当性向
17.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
10
FY25
14
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。