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株式会社CRI・ミドルウェア
カブシキガイシャシーアールアイミドルウェア上場情報・通信業3698EDINET: E30996CRI Middleware Co., Ltd.
決算期: 09月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
34.5億円
8.90%営業利益 (FY25)
5.5億円
50.54%経常利益 (FY25)
5.7億円
48.04%純利益 (FY25)
4.2億円
38.49%総資産
58.4億円
8.96%自己資本比率
70.2%
—ROE
10.8%
2.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
CRI・ミドルウェアは「音と映像で社会を豊かに」を理念とし、ゲーム業界向け音声・映像ミドルウェア「CRIWARE」の使用許諾販売を収益の柱とする。国内ゲームデベロッパーへの高い浸透率と長年の導入実績を競争基盤とし、FY2025は売上34億円(前期比+8.9%)、営業利益6億円(前期比+50.5%)を達成した。ゲーム事業(売上18億円)では国内一括契約の獲得と中国・欧米向け映像ミドルウェアの拡販が寄与し、エンタープライズ事業(売上16億円)では車載グラフィクスソリューション「CRI Glassco」が期初予想を大幅に上回る採用数を獲得した。 中長期戦略として、2026-2030年の中期経営計画のもとゲーム中心の事業構造からモビリティ・ゲーム・オンラインコミュニケーションの3本柱へ転換を図り、2030年度に売上高100億円・営業利益率20%・ROE15%以上を目標とする。現時点の規模は小さいが、無借金に近い財務体質(総資産58億円・純資産41億円)と旺盛なキャッシュ創出(営業CF約8.5億円)を背景に、新製品投資と海外展開を自己資金で推進できる点が強みである。一方、ゲーム事業への依存度が高く、新規事業の立ち上げリスクと潜在株式希薄化(12.4%)が主要な投資リスクとして挙げられる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ミドルウェア使用許諾・保守サポートが売上の過半を占め、高利益率の許諾売上比率を2030年までに60-70%へ引き上げる計画である。
- 2顧客: 国内外のゲームデベロッパーを主軸に、自動車メーカー・Tier1サプライヤーやカラオケ事業者など多業種へ展開している。
- 3価値提案: 音声圧縮・再生・映像再生等の専門技術をワンパッケージで提供し、顧客の開発工数削減と品質向上を実現している。
- 4コスト構造: 研究開発費と人件費が主要コストであり、受託売上の計画的縮小とR&Dシフトにより高収益体質への転換を進めている。
Risks · リスク要因
- 1ゲーム事業集中リスク: 売上の約52%をゲーム事業が占め、代替技術の台頭やゲーム市場の停滞が業績に直結しやすい構造である。
- 2潜在株式の希薄化: 新株予約権の潜在株式数が発行済株式の12.4%(約69万株)に相当し、行使時に株式価値の希薄化リスクがある。
- 3海外・地政学リスク: 中国市場への依存があり、政策変更・日中関係悪化・輸出規制等が海外売上に打撃を与える可能性がある。
- 4エンジニア人材の獲得競争: 高度な技術力を要する製品開発において、IT人材市場の激化により採用難・離職増が生産力に影響しうる。
Strengths · 強み
- 1国内ゲーム市場での圧倒的実績: 長年の導入事例とサポートノウハウが参入障壁となり、新規顧客一括契約を継続的に獲得できている。
- 2技術転用によるモビリティ展開: ゲームで培った音声・映像処理技術をSDV対応車載製品に応用し、CRI Glasscoの採用が期初予想を大幅超過した。
- 3許諾モデルの高い収益性: ソフトウェア使用許諾中心のビジネスで限界利益率が高く、FY2025営業利益率は16%超に達している。
- 4強固な財務基盤: 純資産41億円・現金42億円を保有し、無借金経営で新事業投資を自己資金で賄える財務的安定性がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12030年売上100億円: 中期経営計画(2026-2030)でモビリティ・ゲーム・オンラインコミュニケーションを3コア事業とし、売上3倍・営業利益率20%を目指す。
- 2モビリティ事業の海外拡大: CRI Glassco・CRI ADX Automotiveのグローバル化を推進し、モビリティ関連売上を25期実績647百万円から26期予算759百万円へ拡大する。
- 3オンラインコミュニケーション新機能: CRI TeleXusにボイスチェンジ等の新機能を追加し、バーチャル空間やメタバース領域での新規顧客獲得を狙う。
- 4クラウドソリューション新製品: リアルタイム処理・動画静止画技術を集約した新製品のR&Dを上期中に完了し、下期(2026年内)の市場投入を計画している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急回復: 売上34億円(+8.9%)、営業利益6億円(+50.5%)、純利益4億円(+38.2%)と収益性が大幅に改善し、ROEは10.8%に達した。
CRI Glassco採用急拡大: 車載メーターグラフィックソリューション新製品が年間を通じ期初予想を大きく上回り、エンタープライズ事業の売上増を牽引した。
中国第3のOSローンチ効果: 中国で第3のOSがローンチされたことにより、ゲーム事業の海外許諾売上が増加し、欧米展開との相乗効果が出た。
営業CF大幅改善: 営業キャッシュフローが前期328百万円から850百万円へと約2.6倍に拡大し、現金残高は42億円超に積み上がった。
02
業績推移
売上高
34.5億円▲8.9%FY25
営業利益
5.5億円▲50.5%FY25
純利益
4.2億円▲38.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 17.8 | 23.5 | 28.9 | 28.4 | 29.9 | 31.7 | 34.5 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.0 | 3.4 | 3.7 | 5.5 |
| 経常利益 | 3.7 | 4.6 | 3.4 | 1.4 | 3.8 | 3.8 | 5.7 |
| 純利益 | 2.6 | 3.7 | 2.0 | -3.4 | 2.3 | 3.0 | 4.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 44.0 | 52.4 | 55.3 | 50.2 | 51.6 | 53.6 | 58.4 |
| 純資産 (自己資本) | 27.0 | 36.8 | 39.6 | 35.4 | 35.5 | 37.7 | 41.0 |
| 自己資本比率 (%) | 61.4 | 70.3 | 71.6 | 70.5 | 68.8 | 70.3 | 70.2 |
| 現金及び預金 | 28.9 | 33.5 | 38.9 | 33.2 | 33.9 | 36.3 | 42.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.2 | 4.5 | 5.5 | 0.2 | 5.0 | 3.3 | 8.5 |
| 投資CF | ▲0.6 | ▲1.3 | ▲0.4 | ▲5.3 | ▲2.1 | ▲0.1 | ▲1.4 |
| 財務CF | 1.1 | 1.5 | 0.3 | ▲1.0 | ▲2.1 | ▲0.8 | ▲1.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
80.51
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.8%
自己資本利益率
ROA
7.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Enterprise0.0兆47.6%0.00兆22.4%
ゲーム0.0兆52.4%0.00兆10.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
153人
平均年齢
39.5歳
平均勤続
7.1年
単体 平均年収
650万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
25.00円+5
配当性向
37.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
20
FY23
15
FY24
20
FY25
25
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。