株
株式会社ケイブ
カブシキガイシャケイブ上場情報・通信業3760EDINET: E05449CAVE CO.,LTD
決算期: 05月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
140億円
13.81%営業利益 (FY25)
11.3億円
39.36%経常利益 (FY25)
11.3億円
41.74%純利益 (FY25)
2.5億円
83.33%総資産
132億円
7.72%自己資本比率
47.3%
—ROE
4.9%
30.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ケイブは、「ゴシックは魔法乙女」「東方幻想エクリプス」等のスマートフォン向けモバイルゲームを主力とするゲーム事業と、ライブ配信・SNS広告・YouTubeチャンネル運営を手がける動画配信関連事業の2セグメントを展開する上場エンタメ企業である。子会社・株式会社でらゲーの「モンスターストライク」運営が売上の大きな柱となっており、FY2025の連結売上高は140億円(前期比+13.8%)と拡大基調を維持している。一方で収益面では、減損損失の計上や広告・開発投資の増加により営業利益は11億円(前期比▲39.4%)、純利益は2億円(同▲83.3%)と大幅に悪化し、ROEは4.9%にとどまった。売上規模は2022年の14億円から3年でほぼ10倍に拡大したが、これはM&Aによるでらゲー連結が主因であり、有機成長の持続性と利益の質の向上が問われる局面にある。中長期的には東方ProjectIPのアジア展開、M&Aによる収益多角化、動画配信子会社の黒字転換が成長ドライバーとして期待される一方、主力タイトル依存リスクと競争激化が課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ゲーム事業がグループ売上の91.8%(128億円)を占め、スマートフォンゲームの課金収益が中核である。
- 2顧客: 国内モバイルゲームユーザーを主体とし、台湾など東アジアへの海外展開を開始している。
- 3価値提案: 東方ProjectなどカルトIPのライセンスとでらゲーの人気タイトル運営で長期ファン囲い込みを図っている。
- 4コスト構造: ゲーム開発・マーケティング費が重く、減損損失やのれん償却も発生し利益率を圧迫している。
Risks · リスク要因
- 1タイトル集中リスク: でらゲーの「モンスターストライク」への依存度が高く、同タイトルの不振が業績全体を直撃しうる。
- 2IP契約リスク: 版権元との許諾契約が終了または条件変更された場合、主力タイトルのサービス継続が困難になりうる。
- 3M&A統合リスク: 買収後に想定シナジーが得られない場合、のれん・投資有価証券の追加減損が発生する可能性がある。
- 4競合激化リスク: App Store・Google Playは参入障壁が低く、大手・新興の双方からの競合により課金収益が低下しうる。
Strengths · 強み
- 1IP許諾力: 東方Projectという熱狂的コアファンを持つIPの独占的許諾を受け、競合との差別化を実現している。
- 2でらゲー連結効果: 「モンスターストライク」という国民的IPの運営受託により安定した大型売上貢献を得ている。
- 3複数収益柱: ゲーム・ライブ配信・SNS広告の3領域を組み合わせ、単一タイトル依存リスクを分散している。
- 4キャッシュ蓄積: 現預金62億円を保有し、M&Aや新規開発投資への財務余力を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1IP海外展開: 東方幻想エクリプスの台湾繁体字版を皮切りに、2025年度以降もアジア各国へ順次展開を進める方針である。
- 2事業ポートフォリオ拡大: ゲーム依存を下げるため、M&Aを積極活用し安定利益が見込める新規事業への参入を検討している。
- 3動画配信子会社の収益化: capableとサクセスプラスの利益率改善を推進し、のれん償却を上回る利益水準の定着を目指している。
- 4新規タイトル創出の仕組化: 東方幻想エクリプスに続く新規スマートフォンゲームを順次リリースできる開発体制を構築する計画である。
Recent Highlights · 直近の動向
売上140億円も利益急減: FY2025売上高+13.8%の一方、営業利益は11億円(▲39.4%)、純利益は2億円(▲83.3%)と収益性が大幅悪化した。
メテオアリーナ減損: リブート版「メテオアリーナ・スターズ」の収益見通しが困難と判断し、減損損失を計上したことが利益を押し下げた。
動画配信事業が362%増収: サクセスプラスの連結化等により動画配信関連事業売上が247百万円から11億円へ急拡大し黒字化した。
ゴシックは魔法乙女10周年: 2025年5月に秋葉原でファンミーティングを開催し、エンゲージメント強化と長期運営継続への施策を実施した。
02
業績推移
売上高
140億円▲13.8%FY25
営業利益
11.3億円▼39.4%FY25
純利益
2.5億円▼83.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 18.9 | 16.8 | 17.0 | 14.1 | 69.6 | 123 | 140 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -8.1 | 2.4 | 18.7 | 11.3 |
| 経常利益 | -7.4 | -2.8 | -2.3 | -8.1 | 2.1 | 19.4 | 11.3 |
| 純利益 | -12.4 | -3.2 | -2.4 | -9.4 | 25.8 | 14.8 | 2.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 14.8 | 14.5 | 14.2 | 13.8 | 135 | 144 | 132 |
| 純資産 (自己資本) | 13.0 | 11.7 | 10.6 | 10.2 | 50.9 | 67.9 | 62.7 |
| 自己資本比率 (%) | 87.8 | 80.8 | 74.7 | 73.9 | 37.7 | 47.3 | 47.3 |
| 現金及び預金 | 12.2 | 11.0 | 9.0 | 10.6 | 63.8 | 63.4 | 61.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲6.1 | 0.1 | ▲3.0 | ▲4.8 | 25.4 | 5.7 | 9.2 |
| 投資CF | ▲0.2 | ▲1.4 | ▲1.9 | 0.4 | 9.6 | ▲7.0 | ▲13.5 |
| 財務CF | 12.5 | 0.0 | 2.9 | 5.9 | 18.4 | 0.3 | 2.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
40.90
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.9%
自己資本利益率
ROA
1.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
LiveDistributionRelatedBusiness0.0兆8.2%0.00兆1.6%
ゲーム0.0兆91.8%0.00兆8.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
42人
平均年齢
40.4歳
平均勤続
11.5年
単体 平均年収
493万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
10.00円-5
配当性向
37.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
15
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。