さ
さくらインターネット株式会社
サクラインターネットカブシキガイシャ上場情報・通信業3778EDINET: E05518SAKURA internet Inc.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
314億円
43.91%営業利益 (FY25)
41.5億円
368.47%経常利益 (FY25)
40.6億円
431.41%純利益 (FY25)
29.4億円
350.46%総資産
814億円
169.39%自己資本比率
37.2%
—ROE
15.0%
7.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
さくらインターネットは1996年創業の国産クラウド・インターネットインフラ事業者であり、北海道石狩市の自社大規模データセンターを中核に、レンタルサーバー・クラウド・専用サーバー・GPUクラウドをワンストップで提供している。48万件超の顧客基盤と、システムインテグレーションから保守・運用までグループ内で完結できる体制が強みで、IT貿易赤字拡大や経済安全保障の高まりを背景に「国産パブリッククラウド」として注目度が増している。 FY2025(2025年3月期)は、2024年1月から提供開始したGPUクラウドサービス「高火力PHY」が売上63億円(前期比+3,054.8%)と急伸し、グループ全体の売上高は314億円(前期比+43.9%)、営業利益は41億円(同+368.7%)へと大幅に拡大した。公募増資で調達した資金をGPU設備・コンテナ型データセンターへ積極投入しており、総資産は前期比169.4%増の814億円に膨らんでいる。中長期目標として「売上高成長率10%以上・売上総利益率30%以上・経常利益率10%以上」を継続達成することを掲げ、ガバメントクラウド正式認定取得や生成AIインフラ拡充を重点施策とする成長フェーズにある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: クラウド140億円・GPUクラウド63億円・物理基盤37億円・その他73億円の4区分で構成されている。
- 2顧客: 個人から法人・文教・公共分野まで48万件超を抱え、月額サブスクリプション型で安定的な収益を確保している。
- 3価値提案: SI・開発・インフラ・保守・運用をグループ内でワンストップ提供し、国産データセンターによる安全保障適合性を訴求している。
- 4コスト構造: サーバー等機材への設備投資と電力コストが主体で、石狩DCの外気冷房活用でPUEを抑制しながら減価償却費が増加傾向にある。
Risks · リスク要因
- 1大手クラウドとの競合: AWS・Azure・GCPは資本力・グローバル展開で圧倒的優位にあり、価格競争や機能競争で当社のシェアが侵食されるリスクがある。
- 2GPU・半導体の調達難: 世界的な高性能GPU需要の急増により納期長期化・価格高騰が生じ、サービス拡張計画や収益性に支障をきたす可能性がある。
- 3設備投資と顧客獲得の乖離: 減価償却費急増に対して顧客獲得が計画を下回った場合、利益が急速に悪化するキャパシティリスクが内在している。
- 4サイバー攻撃・個人情報漏洩: 48万件超の顧客情報を保有し、大規模なサイバー攻撃や情報流出が発生した場合、損害賠償・信頼失墜による解約拡大が見込まれる。
Strengths · 強み
- 1国産データセンター優位: 経済安全保障・IT貿易赤字対策の追い風を受け、国産パブリッククラウドとして官公庁・企業から差別化訴求が可能である。
- 2GPUインフラ先行投資: 2024年1月に「高火力PHY」を他社に先駆けて提供開始し、FY2025に売上63億円を獲得して国内生成AIインフラ市場を押さえている。
- 3石狩DCの環境優位性: 外気冷房と再生可能エネルギー100%で電力コストとCO2排出を同時に抑制し、ESG面でも顧客の選択理由となっている。
- 4グループ完結体制: SIからクラウド・保守・運用までワンストップ提供できる体制により、顧客の切り替えコストが高く継続率維持に寄与している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ガバメントクラウド認定取得: 正式認定に向けた開発を加速し、公共分野での販売施策を実行することで政府・自治体向け受注を2025年度中に獲得することを目指している。
- 2生成AIインフラへの継続投資: GPU迅速確保とコンテナ型データセンター構築を両輪に、市場需要に対応した最良タイミングでの投資を継続して高火力シリーズを拡充する。
- 3パートナーエコシステム整備: クラウド検定とパートナー制度を拡充し、間接販売チャネルを強化することで将来のクラウド売上成長の基盤を構築する。
- 4財務目標の継続達成: 中長期的に売上高成長率10%以上・経常利益率10%以上・売上総利益率30%以上を維持し、デジタルインフラトップ企業への成長を目指している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高314億円(前期比+43.9%): GPUクラウドの急伸とグループ各社の大口案件獲得が牽引し、営業利益は前期比+368.7%の41億円と急拡大した。
GPUクラウド「高火力PHY」が初年度に売上63億円: 2024年1月に一部提供開始・同6月に本格提供し、前期比3,054.8%増と会社業績の最大変動要因となった。
公募増資で資金基盤を大幅強化: 財務活動CFは前期比+271億円となり、有利子負債237億円に対し手元資金295億円と逆ザヤ構造で積極的な先行投資体制を構築している。
総資産が前期比169.4%増の814億円: GPU機材調達による有形固定資産の急増が主因で、ROE15.0%を維持しつつも財務レバレッジが急上昇している点に注目が必要である。
02
業績推移
売上高
314億円▲43.9%FY25
営業利益
41.5億円▲368.5%FY25
純利益
29.4億円▲350.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 195 | 219 | 222 | 200 | 206 | 218 | 314 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 7.6 | 10.9 | 8.8 | 41.5 |
| 経常利益 | 4.0 | 7.9 | 11.0 | 6.5 | 9.7 | 7.6 | 40.6 |
| 純利益 | 0.9 | 1.6 | 7.6 | 2.8 | 6.7 | 6.5 | 29.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 312 | 288 | 280 | 284 | 263 | 302 | 814 |
| 純資産 (自己資本) | 73.4 | 74.2 | 81.1 | 84.5 | 84.9 | 93.2 | 303 |
| 自己資本比率 (%) | 23.6 | 25.8 | 29.0 | 29.8 | 32.3 | 30.8 | 37.2 |
| 現金及び預金 | 55.1 | 45.7 | 41.8 | 54.5 | 48.1 | 52.6 | 295 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 22.3 | 45.8 | 41.1 | 39.6 | 39.6 | 28.8 | 57.9 |
| 投資CF | ▲25.8 | ▲29.7 | ▲13.6 | ▲16.8 | ▲6.1 | ▲20.3 | ▲83.2 |
| 財務CF | 12.4 | ▲25.4 | ▲31.5 | ▲10.1 | ▲40.0 | ▲4.1 | 268 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
75.23
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
15.0%
自己資本利益率
ROA
3.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
817人
平均年齢
39.6歳
平均勤続
7.1年
単体 平均年収
701万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
4.00円+1
配当性向
6.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
3
FY21
3
FY22
3
FY23
4
FY24
4
FY25
4
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。