株
株式会社エコミック
カブシキガイシャエコミック上場情報・通信業3802EDINET: E05578ECOMIC CO.,LTD
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
21.2億円
1.58%営業利益 (FY25)
0.5億円
72.67%経常利益 (FY25)
0.6億円
66.30%純利益 (FY25)
0.4億円
66.14%総資産
19.7億円
6.68%自己資本比率
91.4%
—ROE
2.4%
5.78%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
エコミックは給与計算・年末調整・勤怠管理等の人事バックヤード業務を企業に代行する人事BPO専業に近い企業である。売上高は2019年の11億円から2024年の22億円まで概ね順調に拡大してきたが、FY2025は21億円と初の前年割れ(-1.6%)となった。BPO事業自体は+2.8%増収を達成したものの、子会社ビズライト・テクノロジーの外部向けソフトウエア開発売上が社内シフトにより激減し全社売上を押し下げた。利益面では正社員月例給与平均約6%・パートタイム時給平均約7%の賃上げ、国内外オフィスの増床、WEBマーケティング投資の拡大が重なり、営業利益は47百万円(前期比72.8%減)、ROEも2.4%に低下した。一方で2025年2月には中国上海市の栄光未来信息技術(上海)有限公司の出資持分を取得し、中国進出日系企業向けHRサービスという新たな成長軸を加えている。目標指標として掲げる売上高営業利益率10%には大きな乖離があり、投資コストの回収と受注拡大による収益回復が当面の最重要課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: BPO事業が売上高の99.5%を占め、給与計算・年末調整・勤怠管理等の月次・年次処理代行が主柱である。
- 2顧客: 管理部門の合理化を求める中小〜中堅企業を主なターゲットとし、WEBマーケティングと既存顧客紹介で新規開拓を行っている。
- 3価値提案: BPaaS形式でクラウドと業務プロセス代行を組み合わせ、顧客の人材をコア業務へ解放するコスト削減効果を提供している。
- 4コスト構造: 人件費比率が高い労働集約型で、国内複数拠点と中国青島のオフショア拠点を活用してコスト競争力を維持している。
Risks · リスク要因
- 1競合激化リスク: BPO事業は参入障壁が低く、大企業向け市場では競合他社のグループ業務集約提案も増加しており、価格競争の激化が収益を圧迫する可能性がある。
- 2個人情報漏洩リスク: 多数の従業員給与情報を扱うため、情報漏洩時には顧客補償コストと信用低下による解約・受注減が業績に直撃する可能性がある。
- 3BPO事業への集中リスク: 売上の99.5%をBPO事業が占め、同事業の成長鈍化・制度変更・需要縮小が即座に業績全体に波及する構造的リスクを抱えている。
- 4中国事業リスク: 青島・上海2拠点体制を持つ中国では、人民元切り上げ・人件費上昇・法制度変更・地政学リスクが運営コストや事業継続に影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
- 1独自システムとノウハウ: 大量データを正確・低コストで処理する独自業務フローとシステムを長年蓄積し、柔軟なフォーマット対応力を有している。
- 2情報セキュリティ認証: 2006年取得のプライバシーマークと2021年取得のISO/IEC 27001を保有し、顧客の個人情報管理に対する信頼基盤を構築している。
- 3オフショア拠点: 中国青島の子会社をオフショアとして活用し、国内人件費上昇を一定程度緩和できる二重拠点体制を持っている。
- 4季節繁忙への対応力: 売上の約50%が第3四半期(年末調整期)に集中する業務特性を熟知し、体制構築ノウハウを競合優位として蓄積している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1営業利益率10%目標への回帰: 先行投資コストの吸収と受注拡大による売上成長により、目標指標である売上高営業利益率10%の達成を優先課題として掲げている。
- 2BPaaSへの転換推進: 給与計算BPOにとどまらず、クラウド活用を組み合わせたBPaaS提案を強化し、顧客単価の向上と差別化を図っていく方針である。
- 3中国市場開拓: 2025年取得の栄光上海を通じ、中国進出日系企業向けHRサービスを展開し、国内依存からの収益源多様化を推進する計画である。
- 4管理職女性比率30%以上: 2030年3月期までに管理職女性比率30%以上(現状21.4%)を目標とし、多様な人材確保・育成で業容拡大を支える体制を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急落: 売上高21億円(-1.6%)、営業利益47百万円(前期比72.8%減)と、先行投資と賃上げが重なり過去最大幅の利益減少を記録した。
大幅賃上げ実施: 正社員の月例給与を平均約6%、パートタイム時給を平均約7%引き上げ、国内外でオフィス増床を実施し固定コストが大幅に増加した。
中国上海子会社取得: 2025年2月に栄光未来信息技術(上海)有限公司の出資持分を取得し、負ののれん発生益10百万円を特別利益に計上した。
現金及び預金が140百万円減少: 財務活動(長期借入金返済114百万円)と投資活動(無形・有形固定資産取得計124百万円)が重なり、期末残高は約13.5億円となった。
02
業績推移
売上高
21.2億円▼1.6%FY25
営業利益
0.5億円▼72.7%FY25
純利益
0.4億円▼66.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 10.8 | 13.1 | 15.8 | 17.6 | 22.2 | 21.6 | 21.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.8 | 2.0 | 1.7 | 0.5 |
| 経常利益 | 1.0 | 1.4 | 1.4 | 1.9 | 2.2 | 1.8 | 0.6 |
| 純利益 | 0.8 | 1.0 | 1.0 | 1.1 | 1.7 | 1.3 | 0.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 7.2 | 9.1 | 11.1 | 13.5 | 17.2 | 21.1 | 19.7 |
| 純資産 (自己資本) | 6.3 | 7.0 | 10.1 | 11.4 | 13.0 | 18.2 | 18.0 |
| 自己資本比率 (%) | 86.6 | 77.1 | 90.8 | 84.9 | 75.6 | 86.2 | 91.4 |
| 現金及び預金 | 4.6 | 6.0 | 6.9 | 8.3 | 10.5 | 14.9 | 13.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.6 | 2.1 | 1.0 | 2.8 | 2.6 | 2.1 | 1.5 |
| 投資CF | ▲0.4 | ▲0.5 | ▲2.0 | ▲1.4 | 0.3 | ▲0.8 | ▲1.2 |
| 財務CF | ▲0.1 | ▲0.1 | 1.8 | ▲0.2 | ▲0.7 | 3.0 | ▲1.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
9.21
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.4%
自己資本利益率
ROA
2.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BPOBusiness0.0兆99.5%0.00兆3.6%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.5%0.00兆127.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
65人
平均年齢
36.8歳
平均勤続
6.4年
単体 平均年収
409万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
13.00円+1
配当性向
103.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
12
FY22
6
FY23
8
FY24
12
FY25
13
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。