株
株式会社システムインテグレータ
カブシキガイシャシステムインテグレータ上場情報・通信業3826EDINET: E05643System Integrator Corp.
決算期: 02月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
47.7億円
1.39%営業利益 (FY25)
2.7億円
17.07%経常利益 (FY25)
3.0億円
10.12%純利益 (FY25)
5.8億円
38.24%総資産
49.8億円
4.82%自己資本比率
82.6%
—ROE
14.1%
14.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社システムインテグレータは、ERP・プロジェクト管理・開発ツールを中心とした自社パッケージソフトウェアをBtoBエンタープライズ向けに提供する独立系ソフトウェアベンダーである。売上構成はERP事業が約81%を占め、Object Browser事業(開発ツール)が約17%、AI事業が約2%と補完する構造であり、客先常駐を行わないプライムベンダーモデルを堅持している。FY2025の売上高は48億円(前年比-1.4%)と横ばいが続くが、ROEは14.1%と収益性は比較的高水準を維持しており、純利益に関係会社株式売却益が含まれる点には留意が必要である。中長期では2032年売上120億円・営業利益20億円という高い数値目標を掲げ、2025年度目標55億円・2026年度63億円への段階的成長を計画している。直近では2025年3月に株式会社システム開発研究所を子会社化し、ベトナム子会社KEYSTONE SOLUTIONSの連結化も開始するなどグループ体制を拡充。AIファースト戦略とSAP事業立ち上げにより新規収益柱の育成を急いでいるが、エンジニア不足と新事業投資コストが短期的な収益圧迫要因となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ERP事業が売上の約81%を占め、Object Browser(開発ツール)事業17%・AI事業2%が補完する構造である。
- 2顧客: 製造業を中心とするBtoBエンタープライズ向けに、客先常駐なしのプライムベンダーとして直接サービスを提供している。
- 3価値提案: 自社開発パッケージ(GRANDIT・OBPM Neo等)をクラウドSaaS化し、導入から保守・運用まで一貫して担うストック型収益を拡大している。
- 4コスト構造: 売上の約32.5%が粗利率であり、エンジニア人件費が最大コストで、新規事業開発に年間売上の3〜4%を継続投資している。
Risks · リスク要因
- 1プロジェクト失敗リスク: 受注型開発の性質上、単一プロジェクトの失敗が当期損益に直接大きな影響を与える可能性があり、過去にも大型損失実績がある。
- 2ビジネスモデル転換リスク: パッケージ販売からクラウドSaaSへの移行が遅れた場合、成長鈍化・顧客離反につながり経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
- 3人材確保リスク: ITエンジニアの採用競争が激化しており、人材の大量離職や採用未達が発生した場合、開発能力と競争力が著しく低下するリスクがある。
- 4新規事業投資回収リスク: SAP事業・AI事業など新規領域への投資が市場ニーズと合致しない場合、投資コストを回収できず短中期の収益を圧迫する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1自社製品保有: GRANDIT・OBPM Neo・Object Browserなど複数の自社パッケージを持ち、高粗利・高付加価値のプライムベンダービジネスを維持している。
- 2ストック収益基盤: クラウドサービス化と保守・運用リピート収入の拡大により、景気変動に対して相対的に安定したキャッシュフローを確保している。
- 3独自採用モデル: 客先常駐なしという働き方がUターン・Iターン人材に支持され、福岡・大阪拠点で優秀なエンジニアの確保が順調に進んでいる。
- 4財務健全性: 総資産50億円に対し負債は8.7億円と無借金経営に近く、現預金29.7億円を保有し機動的なM&A・投資が可能な財務体質である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12032年長期目標: 売上高120億円・営業利益20億円(営業利益率16.6%)を掲げ、2025年度55億円・2026年度63億円を当面の段階目標として設定している。
- 2AIファースト戦略: 業務システム・開発ツール・AI の3ドメインに経営資源を集中し、各事業にAIを組み込んだ先進的サービスを2025〜2026年度に創出する。
- 3SAP・製造ソリューション事業化: 2024年4月に開始したSAP S/4HANA Cloud提供を拡大し、製造ソリューションとともにそれぞれ売上高20億円を目指す事業基盤を確立する。
- 4グループ・M&A戦略: 2025年3月子会社化のシステム開発研究所とベトナム子会社を活用し、年間売上3〜4%相当を新規事業・提携投資に充ててグループ成長を加速する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高47.7億円(前年比-1.4%)・営業利益2.7億円にとどまったが、関係会社株式売却益5.5億円が寄与し純利益は5.8億円・ROE14.1%を確保した。
システム開発研究所の子会社化: 2025年1月決議・3月完了で、IT・生産管理スキルを持つ人材を包括取得し製造ソリューション事業の戦力を即時強化した。
拠点投資と連結化: 2024年5月に福岡支社移転・増床、7月に大阪支社増床を実施し、ベトナム子会社KSCLを当連結会計年度より連結範囲に初めて含めた。
SAP事業立ち上げ: 2024年4月にSAP S/4HANA Cloud Public Editionの提供を専門組織で開始し、FY2025のAI事業含む新規セグメント売上は9,200万円規模に達した。
02
業績推移
売上高
47.7億円▼1.4%FY25
営業利益
2.7億円▼17.1%FY25
純利益
5.8億円▼38.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 40.7 | 45.5 | 42.6 | 48.2 | 44.9 | 48.4 | 47.7 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 5.9 | 4.1 | 3.3 | 2.7 |
| 経常利益 | 5.6 | 6.7 | 4.2 | 5.9 | 4.2 | 3.4 | 3.0 |
| 純利益 | 5.8 | 4.6 | 2.9 | 3.9 | 2.8 | 9.4 | 5.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 27.7 | 32.9 | 35.0 | 35.8 | 37.8 | 47.5 | 49.8 |
| 純資産 (自己資本) | 20.3 | 22.6 | 24.3 | 27.1 | 28.7 | 36.6 | 41.2 |
| 自己資本比率 (%) | 73.5 | 68.8 | 69.5 | 75.8 | 75.9 | 77.1 | 82.6 |
| 現金及び預金 | 13.2 | 13.0 | 14.7 | 16.3 | 19.6 | 29.9 | 24.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 7.2 | 4.5 | 6.8 | 4.1 | 6.3 | 2.8 | ▲3.6 |
| 投資CF | ▲2.1 | ▲2.5 | ▲3.6 | ▲1.6 | ▲1.2 | 9.6 | ▲0.7 |
| 財務CF | ▲1.1 | ▲2.3 | ▲1.4 | ▲0.9 | ▲1.7 | ▲0.9 | ▲1.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
53.44
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
14.1%
自己資本利益率
ROA
11.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AI0.0兆1.9%▲0.00兆-23.9%
ERP0.0兆80.8%0.00兆18.2%
ObjectBrowser0.0兆16.6%0.00兆42.2%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.7%▲0.00兆-34.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
232人
平均年齢
35.7歳
平均勤続
6.8年
単体 平均年収
657万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
10.00円-2
配当性向
18.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
13
FY21
8
FY22
11
FY23
8
FY24
12
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。