株
株式会社アイル
カブシキガイシャアイル上場情報・通信業3854EDINET: E05705I'LL INC
決算期: 07月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
193億円
10.21%営業利益 (FY25)
48.2億円
13.02%経常利益 (FY25)
47.7億円
11.27%純利益 (FY25)
34.9億円
20.78%総資産
158億円
11.41%自己資本比率
71.6%
—ROE
33.3%
0.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社アイルは、中堅・中小企業を主要顧客とし、基幹業務パッケージ「アラジンオフィス」を核とした「リアル(基幹システム)」と「Web(EC・クラウド)」の両面からITソリューションをワンストップ提供する独自の「CROSS-OVER」戦略を展開している。売上高はFY2019の105億円からFY2025の193億円へ約6年で約84%拡大し、FY2025は前期比10.2%増の193億円、営業利益は同13.0%増の48億円を達成した。営業利益率は25.0%と高水準で、目標値30%に向けて着実に上昇している。ストック型収益(保守・クラウドサービス)の比重拡大と製販一体体制の導入が利益体質を強化しており、ROE33.3%・自己資本比率71.6%という財務健全性も際立つ。中長期的には産業プラットフォーム構想のもと業種別バリエーション拡充・地域拠点展開・AI活用による開発生産性向上を推進しており、DX需要の追い風を受けて安定成長が期待される一方、競合激化・エンジニア採用難・技術陳腐化リスクへの対応が課題となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: システムソリューション事業88%・Webソリューション事業12%の2事業構成で、保守・クラウドのストック収益が安定基盤を形成している。
- 2顧客: 中堅・中小企業を主対象とし、業種別パッケージと複合提案で高い顧客ロックインを実現している。
- 3価値提案: 基幹システムとEC管理・ポイント管理クラウドを連携させたワンストップ提案により競合との差別化を図っている。
- 4コスト構造: 営業とSEを同一組織に置く製販一体体制で見積精度と納品品質を高め、アフターサポート工数を削減している。
Risks · リスク要因
- 1競合激化・技術陳腐化リスク: クラウド型ERPの台頭やAI技術革新により「アラジンオフィス」が陳腐化した場合、業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。
- 2エンジニア採用難リスク: IT人材獲得競争が激化しており、計画通りの採用・育成が進まない場合、開発能力の低下や成長鈍化につながるリスクがある。
- 3情報漏洩・セキュリティリスク: 顧客の個人情報・機密情報を扱うため、不正アクセスや人的過失による情報漏洩が生じた場合に損害賠償・信用失墜が生じ得る。
- 4中堅・中小企業向け景気依存リスク: 主要顧客層の設備投資が景気後退時に抑制されやすく、米国追加関税等のマクロ悪化が業績に波及する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1自社開発パッケージの優位性: 「アラジンオフィス」は業種別バリエーションを継続拡充し、豊富な導入事例が新規商談の勝率向上に直結している。
- 2高収益ストックモデル: 保守・クラウドサービスの積み上げにより経済環境に左右されにくい安定収益基盤を構築し、ROE33.3%を達成している。
- 3CROSS-OVER戦略によるクロスセル: リアルとWebを複合提案することで顧客単価を引き上げ、競合が模倣しにくい独自エコシステムを形成している。
- 4財務健全性: 自己資本比率71.6%・現金74億円と無借金に近い財務構造で、投資余力と株主還元の両立が可能な状態にある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1営業利益率30%目標の達成: 製販一体体制の深化とストック型収益比率の向上により、現状25.0%から目標30%への収益率改善を継続推進する。
- 2産業プラットフォームの実現: CROSS-OVER戦略を深耕し業種別バリエーションを拡充するとともに、新拠点展開による地域密着営業を強化する。
- 3AI・マイクロサービス活用による開発効率化: アイル松江ラボを拠点にAIコーディング・マイクロサービスアーキテクチャーを推進し、開発期間短縮と品質向上を図る。
- 4CROSS MALLの中堅大手市場シフト: 複数モールとの連携機能を強化しながら中堅大手層へのアップセルを推進し、Web事業の中長期的な売上拡大を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高193億円(+10.2%)・営業利益48億円(+13.0%)・純利益35億円(+20.8%)と過去最高水準を更新し、営業利益率は25.0%に達した。
株式需給緩衝信託の設定: 2024年12月に流通株式比率向上を目的として自社株125万株を約39億円で取得後、同期末までに全株を市場売却した。
ソフトウェア資産の刷新: 前期のクラウドサービス関連ソフトウェア除却を踏まえ、マイクロサービスアーキテクチャーへの技術転換を当期中も継続して進めた。
研究開発投資: 研究開発費9,257万円を計上し、松江ラボを中心にAI活用・次世代技術開発への投資を継続することで将来の競争力強化を図っている。
02
業績推移
売上高
193億円▲10.2%FY25
営業利益
48.2億円▲13.0%FY25
純利益
34.9億円▲20.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 105 | 127 | 132 | 129 | 159 | 175 | 193 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 21.0 | 35.5 | 42.6 | 48.2 |
| 経常利益 | 9.7 | 17.1 | 18.6 | 21.2 | 35.7 | 42.8 | 47.7 |
| 純利益 | 6.2 | 11.9 | 12.2 | 13.8 | 24.7 | 28.9 | 34.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 66.5 | 75.8 | 84.5 | 95.8 | 121 | 142 | 158 |
| 純資産 (自己資本) | 28.5 | 37.1 | 45.9 | 57.1 | 77.4 | 96.8 | 113 |
| 自己資本比率 (%) | 42.9 | 49.0 | 54.3 | 59.7 | 63.9 | 68.4 | 71.6 |
| 現金及び預金 | 13.6 | 21.9 | 34.5 | 36.4 | 56.4 | 66.6 | 74.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 10.1 | 20.9 | 20.3 | 11.3 | 30.7 | 26.4 | 33.7 |
| 投資CF | ▲6.0 | ▲5.9 | ▲2.2 | ▲4.8 | ▲5.5 | ▲7.1 | ▲5.5 |
| 財務CF | ▲4.2 | ▲6.6 | ▲5.5 | ▲4.7 | ▲5.3 | ▲9.0 | ▲20.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
141.32
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
33.3%
自己資本利益率
ROA
22.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
992人
平均年齢
34.7歳
平均勤続
8.7年
単体 平均年収
652万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
70.00円+13
配当性向
35.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
22
FY21
24
FY22
26
FY23
42
FY24
57
FY25
70
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。