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三菱製紙株式会社

ミツビシセイシカブシキガイシャ上場パルプ・紙3864EDINET: E00644
MITSUBISHI PAPER MILLS LIMITED
決算期: 03月期
業種: パルプ・紙
売上高 (FY25)
1759億円
9.06%
営業利益 (FY25)
45.7億円
15.58%
経常利益 (FY25)
45.5億円
35.93%
純利益 (FY25)
43.4億円
4.15%
総資産
2082億円
11.54%
自己資本比率
41.0%
ROE
4.9%
0.20%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

三菱製紙は、感熱紙・インクジェット用紙・水処理膜基材・蓄電デバイス用セパレータ等の機能商品事業と、印刷用紙・包装紙・市販パルプ等の紙素材事業を二本柱とする製紙メーカーである。売上高はピークの2023年3月期2,095億円から2025年3月期1,759億円へ2期連続で減少しており、欧州市場の低迷・競合の価格攻勢・構造的な紙需要減退が重なった。FY2025の営業利益は46億円(前期比-16%)、ROEは4.9%と低水準にとどまる。一方、2026年3月期からスタートした新中期経営計画「SHINKA」では、2028年3月期に売上高2,500億円・営業利益200億円・ROE10%・ROIC9%という高い目標を掲げ、機能商品事業のグローバル展開加速と紙素材事業の構造改革を軸に転換を図る。また、子会社での品質データ改ざん問題が発覚したことを受け、品質保証部門の独立化・技術監査部新設など内部管理体制を抜本的に見直しており、信頼回復が喫緊の課題となっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 機能商品事業(売上の約50%)と紙素材事業(約51%)の2本柱で構成され、双方が概ね拮抗した規模である。
  • 2顧客: 国内POS向け感熱紙・水処理・蓄電デバイス向け機能材料のほか、欧州・中国・アジア新興国にも販売している。
  • 3価値提案: 高い塗工・繊維加工技術を活かし感熱紙・水処理膜基材・セパレータ等の特殊機能紙で付加価値を提供している。
  • 4コスト構造: 木材チップ・製紙用パルプ・重油・石炭が主要コストで、装置産業ゆえ高固定費構造を持ち生産集約が課題である。
Risks · リスク要因
  • 1子会社での耐熱プレスボード検査データ改ざんが発覚し、品質ガバナンスへの信頼が毀損、顧客離れや訴訟リスクが残存する。
  • 2木材チップ・パルプ・重油・石炭の原燃料価格は国際情勢に左右されやすく、コスト高が利益を圧迫するリスクが恒常的に高い。
  • 3欧州子会社の市況低迷・価格競争が続いており、ドイツ事業は売上数量・金額ともに前年比で悪化し構造改革が急務となっている。
  • 4新中期計画の売上高2,500億円・営業利益200億円はFY2025実績比で各+42%・+335%と乖離が大きく、未達リスクが高い。
Strengths · 強み
  • 1感熱紙でPOS用途のシェアを拡大しており、FY2025は販売数量・金額ともに前年を大きく上回る実績を残している。
  • 2水処理膜基材・蓄電デバイス用セパレータ等の機能性材料で独自技術を持ち、欧米・アジア向けに拡販できる基盤を有する。
  • 3国産材100%パルプや脱プラ包装材など環境配慮商品ラインアップを拡充しており、ESG文脈での顧客獲得に優位性がある。
  • 4八戸工場を中核とした生産集約で固定費削減を実現しており、紙素材事業が2期連続増益(FY2025営業利益+14.5%)となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1中期経営計画「SHINKA」(2026-2028年3月期)で2028年3月期に売上高2,500億円・営業利益200億円・ROE10%を目指す。
  • 2機能商品事業の高付加価値化とグローバル展開を加速し、水処理膜基材の欧米向け拡販・蓄電デバイス用セパレータの車載コンデンサ市場開拓を進める。
  • 3紙素材事業は八戸・北上工場の運営一体化・老朽設備停機による構造改革を推進し、環境配慮型包装材・国産材パルプの拡販で増益を図る。
  • 42030年にCO2排出量を2013年度比40%削減する目標を掲げ、DX活用・技術人財投資拡充と合わせてサステナビリティ経営を深化させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025連結売上高は1,759億円(前期比-9.1%)、営業利益は46億円(-16%)で、欧州低迷と数量減が響いた。
子会社・三菱製紙エンジニアリングで耐熱プレスボードの検査データ改ざんが判明し、2024年5月に特別調査委員会を設置、再発防止策を2025年4月までに実施した。
2024年4月・7月に子会社4社を当社へ統合し、さらに子会社間統合2件を実施、グループ効率化を加速させた。
高砂工場・北上工場の生産設備を相次ぎ停機し、効率の高いマシンへ生産を集約することで固定費削減と生産効率改善を進めている。
02

業績推移

売上高
1,759億円9.1%FY25
06251,2501,8752,500FY20FY22FY24
営業利益
45.7億円15.6%FY25
015304560FY20FY22FY24
純利益
43.4億円4.1%FY25
012.52537.550FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.00.81.52.33.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0255075100FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高2040194616231819209519351759
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-2.59.754.145.7
経常利益-9.127.0-6.419.630.971.045.5
純利益3.58.0-25.311.0-5.741.743.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産2328212220942159227123542082
純資産 (自己資本)670605629696720910853
自己資本比率 (%)28.828.530.032.231.738.641.0
現金及び預金11692.615790.583.310062.4
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF19199.813017.0▲27.213548.5
投資CF▲89.8▲65.7▲21.0▲25.6▲35.638.348.0
財務CF▲81.8▲56.6▲45.1▲60.952.1▲163▲134
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
99.13
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
4.9%
自己資本利益率
ROA
2.1%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

FunctionalMaterialsBusiness0.150.1%0.00兆3.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.00.4%0.00兆11.0%
SustainableFiberMaterialsBusiness0.149.5%0.00兆1.5%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
905
平均年齢
47.4
平均勤続
24.4
単体 平均年収
665万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1王子ホールディングス株式会社14.7百万株32.90%
#2那須 功2.1百万株4.71%
#3INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.9百万株4.36%
#4木田 裕介1.0百万株2.32%
#5三菱製紙取引先持株会1.0百万株2.17%
#6日本マスタートラスト信託銀行株式会社(役員報酬BIP信託口・76599口)0.8百万株1.84%
#7上田八木短資株式会社0.7百万株1.55%
#8農林中央金庫0.7百万株1.46%
#9寺田 英司0.6百万株1.34%
#10富士フイルムホールディングス株式会社0.6百万株1.27%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
15.00+5
配当性向
7.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
5
FY20
5
FY23
5
FY24
10
FY25
15
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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