株
株式会社岡山製紙
カブシキガイシャ オカヤマセイシ上場パルプ・紙3892EDINET: E00687Okayama Paper Industries Co.,Ltd.
決算期: 05月期
業種: パルプ・紙
売上高 (FY25)
115億円
0.10%営業利益 (FY25)
10.3億円
38.59%経常利益 (FY25)
11.5億円
35.51%純利益 (FY25)
8.0億円
30.94%総資産
166億円
6.90%自己資本比率
78.0%
—ROE
6.3%
3.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社岡山製紙は岡山県を生産拠点に、段ボール製造用の中芯原紙・紙管原紙を主力とする板紙事業(売上の約88%)と、電化製品・青果物・食品等向け美粧段ボール事業(約12%)の2本柱で中国地方を中心に事業を展開する地域密着型の製紙メーカーである。売上高はFY2025に115億円(前年比+0.1%)とほぼ横ばいを維持したが、営業利益は古紙価格が前年比+8.0%上昇しLNG価格も高止まりしたことから38.6%減の10億円と大幅に悪化した。競争優位の源泉は製紙工場と加工工場の一貫体制にあり、品質・納期管理とトータルコスト低減を実現している。一方、美粧段ボール事業では日本初導入となる6色インクジェットプリンター・Glory1606を活用した多品種小ロット対応で新規顧客を開拓し、同事業の売上を前年比+5.0%に伸ばした。財務面では自己資本比率が高く、現金同等物4,466百万円を保有するなど財務健全性は高いが、内需依存・古紙価格変動・LNGコスト上昇が収益を直撃しやすい構造的課題を抱える。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 板紙事業(中芯原紙・紙管原紙)が売上高102億円と全体の約88%を占め、美粧段ボール事業13億円が補完する。
- 2顧客: 中国地方の段ボールメーカー・製造業向けに板紙を供給し、食品・青果・電化製品メーカーに美粧ケースを提供する。
- 3価値提案: 製紙工場と加工工場の一貫体制と24時間自動制御生産により、品質安定・短納期・トータルコスト優位を実現する。
- 4コスト構造: 主原料の古紙と主燃料のLNGが収益を左右し、両者の市況変動が営業利益に直接的・大きな影響を与える。
Risks · リスク要因
- 1原燃料価格の変動: 古紙価格がFY2025に前年比+8.0%上昇し営業利益を38.6%減に直撃するなど、コスト変動が収益に直結する。
- 2国内需要の縮小: 板紙事業は内需型で国内景気後退や個人消費低迷による需要減・市況価格下落リスクに恒常的にさらされる。
- 3人材確保の困難: 働き手の減少で人材確保が困難な状況が続き、製造コストの上昇や生産体制の維持に影響が生じる懸念がある。
- 4自然災害リスク: 岡山の単一工場に生産を集中するため、台風・豪雨・地震等で生産能力が低下すると事業継続に深刻な影響が出る。
Strengths · 強み
- 1一貫生産体制: 製紙工場と加工工場を同一拠点に併設し、組織的な品質・納期管理と蓄積技術によるコスト優位を持つ。
- 2安定財務基盤: 純資産129億円・自己資本比率78%超の無借金に近い財務体質で、外部環境悪化に対する耐性が高い。
- 3デジタル印刷技術: 日本初導入のGlory1606(6色インクジェット)で多品種小ロット・バリアブル印刷需要を取り込む差別化を図っている。
- 4地域密着営業: 中国地方を地盤に長年の取引実績と信頼関係を持ち、内需型ビジネスとして安定した受注基盤を確立している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1営業力強化: 生産・販売部門が一体となった非価格競争力強化で適正価格を維持し、デジタル印刷中心の提案型営業で新規顧客を開拓する。
- 2省エネ・生産効率投資: 原燃料価格変動に対処するため省エネ・省力化設備への積極投資を継続し、さらなるコスト低減を追求する。
- 3人的資本投資: 人材を最優先資本と位置づけ、育成・社内環境整備に継続投資して競争力を確保し、200年企業の実現を目指す。
- 4サステナビリティ経営: 2024年8月設置のサステナビリティ委員会のもとGHG削減・資源循環・ESG対応を推進し企業価値向上を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上高115億円(+0.1%)と横ばいながら、古紙価格上昇・LNG高止まりで営業利益は前年比38.6%減の10億円となった。
美粧段ボール増収: Glory1606を活用したデジタル印刷新規受注が牽引し、美粧段ボール事業売上は前年比+5.0%の13億円を確保した。
CF悪化と支払条件見直し: 取引先への支払条件見直しと法人税等支払で現金が21億円減少し、営業CFは前年1,924百万円の収入から1,569百万円の流出に転じた。
退職給付信託設定: 退職給付信託を設定して退職給付引当金を499百万円削減し、負債合計を前期比1,937百万円圧縮するバランスシート改善を実施した。
02
業績推移
売上高
115億円▲0.1%FY25
営業利益
10.3億円▼38.6%FY25
純利益
8億円▼30.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 100 | 100 | 94.0 | 101 | 109 | 115 | 115 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 6.9 | 6.1 | 16.8 | 10.3 |
| 経常利益 | 8.1 | 14.1 | 8.9 | 7.6 | 6.9 | 17.8 | 11.5 |
| 純利益 | 5.3 | 9.7 | 6.2 | 5.9 | 5.0 | 11.6 | 8.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 128 | 136 | 135 | 149 | 150 | 178 | 166 |
| 純資産 (自己資本) | 83.1 | 92.5 | 97.3 | 105 | 105 | 122 | 129 |
| 自己資本比率 (%) | 65.0 | 68.0 | 72.1 | 70.3 | 70.3 | 68.7 | 78.0 |
| 現金及び預金 | 36.1 | 43.6 | 43.7 | 50.3 | 49.6 | 66.0 | 44.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 8.0 | 10.9 | 8.6 | 8.8 | 5.5 | 19.2 | ▲15.7 |
| 投資CF | ▲0.6 | ▲2.5 | ▲7.5 | ▲1.2 | ▲2.0 | ▲1.9 | ▲4.0 |
| 財務CF | ▲0.7 | ▲0.9 | ▲1.0 | ▲1.0 | ▲4.2 | ▲1.1 | ▲1.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
172.31
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.3%
自己資本利益率
ROA
4.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
192人
平均年齢
43.3歳
平均勤続
17.5年
単体 平均年収
558万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
55.00円+22
配当性向
23.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
22
FY21
24
FY22
24
FY23
25
FY24
33
FY25
55
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。