マ
マークラインズ株式会社
マークラインズカブシキガイシャ上場情報・通信業3901EDINET: E31023MarkLines Co.,Ltd.
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
55.7億円
0.14%営業利益 (FY25)
21.0億円
5.42%経常利益 (FY25)
21.5億円
3.59%純利益 (FY25)
15.2億円
3.68%総資産
88.1億円
0.64%自己資本比率
74.6%
—ROE
23.1%
2.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
マークラインズは「自動車産業ポータル」を中核に、完成車メーカー・部品メーカー・素材・IT企業など自動車産業に携わる法人向けにサブスクリプション型の情報・データサービスをグローバルに提供する専業企業である。売上高の68.8%を占める情報プラットフォーム事業はストック型収益で安定しており、2019年の24億円から2025年の56億円へと6年間で約2.3倍に拡大してきた。コンサルティング・車両分解・計測・市場予測情報販売など周辺事業も合わせた多層的なサービス体系が特徴で、ROE23.1%・営業利益率37.6%と高収益構造を維持している。FY2025は日系メーカーの業績悪化、米中貿易摩擦、中国新興メーカーの台頭を背景に新規契約が停滞し、売上高は前期比+0.1%の横ばい・営業利益は-5.4%と6年ぶりの減益に転じた。ただし2026年1月に生成AIを活用した新機能のβ版を提供開始したほか、20年超据え置いてきた料金の価格改定を進行中であり、2026年末完了後には単価上昇による収益回復が期待される局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 法人向け情報プラットフォームのサブスク料金が売上の68.8%を占め、残りをコンサル・計測等フロー事業が補完する。
- 2顧客: 自動車メーカー・部品メーカー・素材・IT企業など自動車産業に関与する国内外の多様な法人が対象である。
- 3価値提案: 20年超かけて蓄積した一次情報と台数統計データを生成AIで検索・分析可能にし、代替困難な専有データ基盤を提供する。
- 4コスト構造: 人件費・システム保守が主要コストで、コンテンツ制作・海外子会社(6カ国)運営費が固定費として積み上がっている。
Risks · リスク要因
- 1情報プラットフォーム事業集中リスク: 売上の68.8%を単一事業に依存しており、自動車業界の業況悪化時に新規停滞・解約増が連結業績に直撃する構造である。
- 2為替変動リスク: 海外向け料金を外貨建てで設定しており、急激な円高が発生した場合に料金改定が間に合わず実質的な収益目減りが生じる可能性がある。
- 3特定人物依存リスク: 代表取締役酒井誠氏が経営戦略策定において依然として大きな影響力を持ち、同氏の退任・就業不能が事業継続に影響を与えるリスクがある。
- 4自動車産業構造変化リスク: EV・SDV化に伴う業界再編や日系・欧米メーカーの業績悪化が顧客の予算削減につながり、受注低迷が長期化する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1参入障壁の高さ: 2001年以来20年超かけて蓄積した自動車業界特化の一次情報・インタビュー・分解計測データは短期間では複製不可能である。
- 2ストック型高収益構造: 情報プラットフォーム事業の売上比率68.8%がサブスク収益で、営業利益率は37.6%と同業SaaS企業並みの高収益を維持する。
- 3グローバル展開力: 米国・中国・タイ・ドイツ・メキシコ・インドに子会社を持ち、北米売上が前期比+14.3%と海外成長が国内を補完する。
- 4生成AI×専有データの優位性: 一般AIが参照できない社内独自データに生成AIを実装し、2026年1月にβ版提供開始、競合が追随困難な情報サービスを構築中である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1生成AI正式版リリース: 2026年中に「マークラインズ生成AI」の正式版を提供し、専有データと組み合わせた自動車業界特化の分析サービスとして差別化を図る。
- 2価格改定の完遂: 20年超据え置いた情報プラットフォームの利用料を2026年末までに全契約で改定完了し、既存契約の平均単価を2年間かけて段階的に引き上げる。
- 3米中欧印での新規獲得拡大: 深圳・北米に統括機能を設置し、大手企業開発部門へのID無償トライアル提供でアップセルと現地ローカル企業開拓を推進する。
- 4リバースエンジニアリング強化: ベンチマークセンターの提携先拡大と人員増強により、業績好調なトヨタグループを中心に各メーカーからの受注増を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高5,570百万円(前期比+0.1%)・営業利益2,095百万円(-5.4%)で、目標の前期比+20%利益成長に対して6年ぶりの減益となった。
生成AI機能β版提供開始: 2026年1月13日に情報プラットフォーム法人会員向け「マークラインズ生成AI β版」を提供開始し、次の成長ドライバーと位置付けている。
事業環境の悪化: 日系メーカーが売上の約7割を占める中、関税政策・中国市場競争激化により顧客の予算執行が抑制され、分解調査データ販売が前期比-37.8%と大幅減少した。
コスト増と採算悪化: 2024年下期設立のベンチマークセンター・深圳子会社・福岡コールセンターの固定費増が重なり、コンサルティング事業は前期比-22.4%の売上減となった。
02
業績推移
売上高
55.7億円▲0.1%FY25
営業利益
21億円▼5.4%FY25
純利益
15.2億円▼3.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 23.8 | 26.6 | 35.0 | 41.3 | 48.5 | 55.6 | 55.7 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 16.2 | 19.9 | 22.2 | 21.0 |
| 経常利益 | 8.8 | 9.6 | 12.7 | 16.2 | 19.9 | 22.3 | 21.5 |
| 純利益 | 6.1 | 6.3 | 8.8 | 11.4 | 13.8 | 15.8 | 15.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 34.9 | 40.3 | 49.9 | 61.0 | 74.8 | 87.5 | 88.1 |
| 純資産 (自己資本) | 25.1 | 29.2 | 35.9 | 44.4 | 55.0 | 66.2 | 65.8 |
| 自己資本比率 (%) | 72.0 | 72.6 | 72.0 | 72.8 | 73.5 | 75.6 | 74.6 |
| 現金及び預金 | 28.4 | 33.0 | 39.5 | 47.0 | 55.2 | 60.6 | 38.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 7.8 | 7.6 | 10.8 | 13.9 | 17.8 | 15.4 | 18.1 |
| 投資CF | ▲0.1 | ▲0.6 | 0.3 | ▲3.7 | ▲6.0 | ▲5.6 | ▲24.9 |
| 財務CF | ▲1.9 | ▲2.3 | ▲2.5 | ▲3.0 | ▲3.8 | ▲4.7 | ▲15.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
116.16
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
23.1%
自己資本利益率
ROA
17.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AutomotiveForecastingAndMarketIntelligenceServices0.0兆5.5%0.00兆29.8%
AutomotiveFundBusiness0.0兆0.7%0.00兆46.2%
ConsultingBusiness0.0兆8.7%0.00兆1.9%
InformationPlatformBusiness0.0兆68.9%0.00兆49.5%
PromotionalAdvertisingBusiness0.0兆2.4%0.00兆76.5%
RecruitmentBusiness0.0兆1.6%▲0.00兆-37.4%
SalesOfTeardownAnalysisData0.0兆2.1%0.00兆24.1%
VehicleAndPartsProcurementAgentService0.0兆8.3%0.00兆6.1%
VehicleTeardownAndMeasurementBusiness0.0兆1.8%▲0.00兆-37.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
133人
平均年齢
41.5歳
平均勤続
3.6年
単体 平均年収
583万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
52.00円+4
配当性向
44.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
21
FY21
23
FY22
29
FY23
36
FY24
48
FY25
52
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。