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古林紙工株式会社

フルバヤシシコウカブシキガイシャ上場パルプ・紙3944EDINET: E00664
FURUBAYASHI SHIKO CO.,LTD.
決算期: 12月期
業種: パルプ・紙
売上高 (FY25)
179億円
1.31%
営業利益 (FY25)
4.3億円
129.10%
経常利益 (FY25)
4.7億円
22.02%
純利益 (FY25)
3.1億円
27.02%
総資産
204億円
1.37%
自己資本比率
53.1%
ROE
3.3%
0.50%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

古林紙工は、菓子・食品・日用雑貨向けカートン(印刷紙器)とプラスチック包材を製造・販売する包装専業グループで、国内6社を含む連結7社体制を持つ。売上高179億円のうち印刷紙器が163億円と91%超を占め、花王(14.1%)・レンゴー・リバーウッド・パッケージング(11.8%)・味の素(11.0%)の上位3社だけで37%に達する顧客集中型の事業構造を持つ。FY2025は売上が前年比1.3%減とほぼ横ばいの一方、日本セグメントの生産体制刷新効果と前期一時費用の剥落で営業利益は前年比128.7%増の4億円へ大幅回復し、ROEは3.3%に改善した。ただし中国セグメントは米中摩擦・個人消費低迷で売上17.0%減・セグメント赤字36百万円に転落しており、全社収益の重しとなっている。設備投資はスマートファクトリー化を推進しながらも前期比で縮小(有形固定資産取得387百万円)、営業CFは10.6億円と大幅に改善した。環境面では2030年までに非化石電力比率30%を目標に掲げ、FY2025は25.6%を達成済みである。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 印刷紙器が売上高の91%超(163億円)を占め、プラスチック包材13.9億円が補完する構造である。
  • 2顧客: 花王・味の素等の消費財大手と個別契約を締結し、上位3社で売上全体の37%を占める安定基盤を持つ。
  • 3価値提案: 設計・エンジニアリング部門が一体となり、環境配慮型パッケージの企画から生産・確実納品までを提供する。
  • 4地域構成: 国内が売上154億円(86%)、中国・台湾が24億円(14%)で構成され、中国比率の高さが収益変動要因となっている。
Risks · リスク要因
  • 1中国事業の構造的悪化: 米中摩擦と個人消費低迷でFY2025の中国売上が17%減・36百万円の赤字に転落し、回復見通しが不透明な状態が続いている。
  • 2原材料価格と販売転嫁の遅れ: 紙・原油等の原材料費が高騰する中、顧客への価格転嫁交渉が遅延すれば利益率を直撃するリスクがある。
  • 3受注価格競争の激化: 印刷紙器市場は競合専業メーカーが多く、技術差別化が不十分な製品領域では受注価格の下落圧力に晒されやすい構造である。
  • 4顧客集中リスク: 上位3社(花王・レンゴー系・味の素)で売上の37%を占め、いずれかの発注方針変更が業績に直接的な大きな影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1主要顧客との長期個別契約: 花王・味の素等の大手消費財メーカーと個別契約を結び、価格・品質基準を明確化することで安定受注を確保している。
  • 2設計・エンジニアリング一体型提案力: 営業・設計・エンジニアリングの3部門が連携し、競合他社との差別化となるパッケージ提案能力を持つ。
  • 3国内生産体制の刷新効果: FY2024に実施した設備投資が寄与し、国内セグメント売上1.8%増・利益442.5%増の大幅改善を実現した。
  • 4環境対応の先行優位: ISO14001取得・森林認証紙採用・非化石電力25.6%達成済みで、脱プラ要求の強い大手顧客のサステナブル調達ニーズに対応できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1スマートファクトリー化の推進: エンジニアリング部門主導で国内外の工場・拠点を体系的に連携させ、生産情報のリアルタイム管理とロスの見える化を進める。
  • 2非化石電力比率30%目標(2030年): FY2025実績25.6%から継続的に比率を引き上げ、大手顧客のサステナブル調達要件への対応力を高める。
  • 3中国事業の採算改善: 固定費圧縮を継続しながら中国国内向け新規顧客開拓を推進し、米中摩擦依存型の収益構造からの脱却を図る。
  • 4人財のジョブ型転換と多様化: 年功序列からジョブ型報酬へ移行し、営業部門の女性比率30%超を維持しながら管理職女性比率を2026年12月までに10%以上へ引き上げる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が前年比128.7%増の4.3億円に急回復: 日本セグメントの設備刷新効果と前期一時費用(約5.3億円規模)の剥落が主因である。
中国セグメントが赤字転落: 売上17%減(34.1億円)でセグメント損失36百万円となり、前年の利益2.3億円から大幅に悪化した。
営業CFが10.6億円と169.7%増に改善: 売上債権2.75億円の回収と利益回復が寄与し、有利子負債を5.3億円削減した。
関係会社出資金として3億円を払込: 投資活動のCFに計上され、グループ再編・新拠点への布石と見られる動きが見られた。
02

業績推移

売上高
179億円1.3%FY25
050100150200FY20FY22FY24
営業利益
4.3億円129.1%FY25
01.534.56FY20FY22FY24
純利益
3.2億円27.0%FY25
01.534.56FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.02.03.04.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0125250375500FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高147168161171179181179
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益4.75.91.94.3
経常利益7.66.01.84.97.03.94.7
純利益5.30.11.43.34.42.53.1
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産187175170170190207204
純資産 (自己資本)95.988.684.385.894.5102108
自己資本比率 (%)51.250.649.650.449.749.653.1
現金及び預金11.311.811.815.618.519.116.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF12.75.82.615.16.63.910.6
投資CF▲2.5▲3.7▲5.1▲2.8▲9.2▲10.2▲7.2
財務CF▲7.3▲1.42.0▲8.65.26.1▲6.7
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
285.05
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
3.3%
自己資本利益率
ROA
1.5%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

China0.013.8%▲0.00兆-1.5%
Japan0.086.2%0.00兆4.1%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
236
平均年齢
41.2
平均勤続
17.1
単体 平均年収
566万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社アダチメディカルレンタルリース0.1百万株8.09%
#2古林 敬碩0.1百万株7.13%
#3明治安田生命保険相互会社0.1百万株5.41%
#4古林 雅敬0.1百万株4.75%
#5レンゴー株式会社0.0百万株3.79%
#6古林 昭子0.0百万株3.43%
#7古林 能敬0.0百万株2.74%
#8今 年明0.0百万株2.26%
#9BNP PARIBAS FRANKFURT 2S/JASDEC/GERMAN RESIDENTS-OTHERS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.0百万株2.22%
#10古林紙工社員持株会0.0百万株2.05%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
75.00
配当性向
13.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
75
FY21
75
FY22
75
FY23
75
FY24
75
FY25
75
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。