大
大村紙業株式会社
オオムラシギョウカブシキガイシャ上場パルプ・紙3953EDINET: E00682OHMURA SHIGYO CO.,LTD
決算期: 03月期
業種: パルプ・紙
売上高 (FY25)
59.4億円
3.52%営業利益 (FY25)
2.7億円
19.88%経常利益 (FY25)
2.8億円
20.67%純利益 (FY25)
-1.1億円
144.18%総資産
68.8億円
11.25%自己資本比率
71.0%
—ROE
-2.2%
7.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
大村紙業は段ボールシート・ケース・ラベル・包装資材を製造販売する独立系の中堅パッケージメーカーである。東北から関西にかけて13拠点を展開し、小ロット・多品種・短納期対応を差別化軸に地域密着型の経営を行っている。売上高はFY2021の48億円を底に回復基調を維持し、FY2025は59億円(前期比+3.5%)に達した。品目別ではケースが売上の65.5%を占め主力であり、シート16.8%、その他(包装資材)14.4%、ラベル3.3%が続く。 一方、収益面では課題が顕在化している。原材料・人件費・発送費の上昇により売上原価・販管費がともに前期比+5.0%増加し、経常利益は283百万円(前期比-20.9%)に落ち込んだ。さらに固定資産の減損損失313百万円を特別損失に計上したことで純損失109百万円となり、ROEは-2.2%に悪化した。目標とする売上高経常利益率5%以上に対し実績は約4.8%と未達に近い水準にある。キャッシュは2,526百万円残存するものの、営業CFはマイナスに転じており、コスト転嫁力と収益構造の改善が喫緊の経営課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 段ボールケースが売上の65.5%を占め、シート16.8%・包装資材14.4%・ラベル3.3%が補完する構造である。
- 2顧客: 受注生産方式で小ロット・多品種ニーズを持つ国内法人顧客を主要ターゲットとしている。
- 3価値提案: 東北〜関西13拠点の地域密着展開と包装設計デザイン研究所連携で、迅速納期と提案力を提供している。
- 4コスト構造: 原紙を主要材料とし売上原価比率が約74%と高く、人件費・発送費の増加が利益を圧迫しやすい構造である。
Risks · リスク要因
- 1原材料価格転嫁リスク: 主要材料の原紙価格が高止まりする中、競争激化により製品価格への転嫁が困難で利益率を圧迫している。
- 2減損・固定資産リスク: FY2025に313百万円の減損損失を計上しており、13拠点の設備に潜在的な追加減損リスクが残存する。
- 3特定人物依存リスク: 取締役の専門知識・技術への依存度が高く、退任時の経営継続性リスクが有報に明示されている。
- 4コスト上昇リスク: 人件費・運送費・エネルギー費が継続的に上昇しており、営業CFがFY2025にマイナス148百万円に転じた。
Strengths · 強み
- 1多拠点網: 東北〜関西13拠点体制により、短納期・地域密着サービスを実現し顧客の切り替えコストを高めている。
- 2小ロット対応力: 多品種・小ロット生産に特化した生産体制が、個性化・多様化する顧客ニーズへの対応力を生んでいる。
- 3財務安定性: 純資産4,880百万円・現金2,526百万円を保有し、無借金に近い財務基盤が事業継続リスクを低減している。
- 4デザイン提案力: 包装設計デザイン研究所との連携により、単なる受注生産に留まらない付加価値提案営業が可能である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1地域密着強化: 13拠点の地域密着型工場展開をさらに強化し、迅速サービスによる既存顧客の深耕と新規開拓を継続する。
- 2収益性目標: 売上高経常利益率5%以上を経営指標として掲げ、データ分析活用と原価の徹底見直しで利益回復を目指す。
- 3生産性向上: TV会議・品質委員会・生産性向上委員会を活用し、全社的な製造問題の共有と品質・効率の改善を推進する。
- 4配送効率改善: 各車両の積載率アップにより残業短縮とコスト削減を図り、配送部門の収益貢献度向上を目標とする。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高: 売上高5,939百万円(前期比+3.5%)を達成し、ケース+5.3%・ラベル+3.1%が牽引したが、シートは-4.0%と減収となった。
減損損失313百万円: 特別損失として固定資産の減損損失313百万円を計上し、純損失109百万円・ROE -2.2%に転落した。
経常利益悪化: 原材料・人件費・発送費の上昇で売上原価と販管費がともに前期比+5.0%増加し、経常利益は前期比-20.9%の283百万円となった。
CF悪化: 仕入債務が644百万円減少したことで営業CFは-148百万円となり、期末現金は前期比-388百万円の2,526百万円に減少した。
02
業績推移
売上高
59.4億円▲3.5%FY25
営業利益
2.7億円▼19.9%FY25
純利益
-1.1億円▼144.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 52.1 | 52.6 | 48.0 | 49.8 | 54.2 | 57.4 | 59.4 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.6 | 2.7 | 3.4 | 2.7 |
| 経常利益 | 2.0 | 3.2 | 2.8 | 2.4 | 2.7 | 3.6 | 2.8 |
| 純利益 | 1.2 | 1.5 | 1.6 | 1.3 | 0.3 | 2.5 | -1.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 74.8 | 76.0 | 75.1 | 77.5 | 72.7 | 77.5 | 68.8 |
| 純資産 (自己資本) | 52.3 | 53.3 | 54.7 | 55.5 | 48.5 | 50.9 | 48.8 |
| 自己資本比率 (%) | 70.0 | 70.1 | 72.9 | 71.6 | 66.7 | 65.7 | 71.0 |
| 現金及び預金 | 30.3 | 34.3 | 31.4 | 32.3 | 25.7 | 29.1 | 25.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.4 | 4.7 | 1.5 | 3.3 | 3.2 | 6.3 | ▲1.5 |
| 投資CF | ▲3.6 | 0.3 | ▲3.4 | ▲1.8 | ▲2.3 | ▲2.1 | ▲0.8 |
| 財務CF | ▲1.0 | ▲1.0 | ▲0.9 | ▲0.7 | ▲7.5 | ▲0.8 | ▲1.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
228人
平均年齢
47.7歳
平均勤続
14.9年
単体 平均年収
519万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
50.00円+20
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
10
FY22
10
FY23
10
FY24
30
FY25
50
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。