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株式会社オークネット
カブシキガイシャオークネット上場情報・通信業3964EDINET: E21122AUCNET INC.
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
641億円
14.72%営業利益 (FY25)
95.2億円
35.87%経常利益 (FY25)
95.2億円
32.10%純利益 (FY25)
59.2億円
32.04%総資産
508億円
15.31%自己資本比率
52.4%
—ROE
22.7%
4.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
オークネットは、中古車(オートモビル)・中古バイク(モーターサイクル)・中古デジタル機器・ブランド品(ファッションリセール)・花き等を対象とするオンライン会員制BtoBオークションプラットフォームを運営する。収益モデルの核は取引仲介手数料であり、現物を持たない「場」の提供者として高い資産効率を実現。FY2025は売上641億円(前年比+14.7%)、営業利益95億円(+35.9%)、ROE22.7%と過去最高水準の業績を達成した。売上は2019年197億円から6年間で約3.3倍に拡大しており、成長モメンタムは明確である。 成長の主エンジンはライフスタイルプロダクツセグメントで、デジタルプロダクツ事業の流通台数が前年比+53.7%と急拡大し、ファッションリセール事業でも出品・成約点数が増加した。中期経営計画「Blue Print 2027」ではEBITDA135億円・ROE15〜20%・配当性向50%以上を目標に掲げ、GIGAスクール端末の取り込みやBtoBオークション強化、M&Aによる事業拡大を推進する。一方、為替リスク・システム障害・情報漏洩・競合参入リスクが経営上の主要課題であり、海外会員比率の高い中古車・デジタル機器事業では通商政策や円相場の変動が成約台数と取扱高に直結する点に注意が必要である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 中古車・デジタル機器・ブランド品等のオンラインBtoBオークション手数料が主収益で、取扱高ベースではモビリティが最大セグメントである。
- 2顧客: 全国の中古車販売店・輸出業者・リユース事業者等を会員として組織し、FY2025時点で中古車だけで16,056会員を有している。
- 3価値提案: 検査・情報信頼性・リアルタイムオークションシステムを組み合わせ、現物不要で安心して取引できる効率的な循環型流通インフラを提供している。
- 4コスト構造: 現物在庫を原則保有しない仲介モデルのため固定費率が低く、取扱高増加に対して利益が拡大しやすいレバレッジ型の構造である。
Risks · リスク要因
- 1為替リスク: 輸出業者会員が多い中古車・デジタル機器事業では円安是正や米国関税政策強化が海外からの応札需要を直接減少させる可能性がある。
- 2システム障害・情報漏洩リスク: 全サービスがオンライン完結型のため、サイバー攻撃やシステム障害が発生すると収益機会の喪失と会員信頼失墜が同時に起きるリスクがある。
- 3新規事業・M&Aリスク: デファクトスタンダード等のM&A拡大に伴いのれん残高が増加しており、業況悪化時の減損リスクとPMI失敗リスクが顕在化しやすい。
- 4競合参入・事業環境リスク: ネット系大手や既存オークション会社との競争激化に加え、EV普及等による中古車市場構造変化が中長期の取扱高に影響する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1会員制ネットワーク: 中古車16,056・ブランド品6,883・デジタル機器2,103会員を抱え、参加者増加が流動性向上と参入障壁強化を同時に生む好循環が形成されている。
- 2多品目横断プラットフォーム: 車・バイク・スマホ・ブランド品・花きと対象商材を分散させることで、単一市場の景気変動への依存度を低減している。
- 3検査・データ資産: AISによる中古車検査台数が年158万台超と業界最大級であり、情報の信頼性が会員囲い込みと単価維持に直結している。
- 4高収益体質: FY2025営業利益率14.8%・ROE22.7%を達成し、売上6年で3.3倍成長でも利益成長率がそれを上回るスケールメリットが実証されている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期目標EBITDA135億円: 中期経営計画「Blue Print 2027」(2025〜2027年)でEBITDA135億円・ROE15〜20%・配当性向50%以上を掲げ、全セグメントで取扱高拡大を目指している。
- 2デジタルプロダクツ強化: GIGAスクール端末の取り込みとソーシング先多様化により流通台数を更に拡大し、ライフスタイルプロダクツセグメントの成長エンジンを維持する方針である。
- 3M&A・提携戦略: BtoB事業を軸とした周辺領域へのM&Aを継続実行し、2027年のEBITDA目標に確実に貢献させる体制と投資後モニタリング体制を整備する。
- 4長期GCV1兆円目標: 独自KPIであるGCV(Gross Circulation Value)を1兆円とする長期目標を設定し、サーキュラーエコノミーの社会実装による経済・環境価値の最大化を目指している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が過去最高水準: 売上641億円(+14.7%)、営業利益95億円(+35.9%)を達成し、40周年記念の一過性コスト発生下でも2桁増益を確保した。
デジタルプロダクツ事業が急拡大: 中古スマホ・PC等の流通台数が前年比+53.7%の255万台、取扱高が+71.3%の839億円と突出した成長を記録している。
ファッションリセール再編: 2025年7月に子会社ギャラリーレアがデファクトスタンダードを吸収合併し「サークラックス」に商号変更、BtoB・C向け事業のシナジー最大化を図っている。
中期計画を上方修正: 2025年2月策定時のEBITDA100億円・配当性向40%以上から、EBITDA135億円・配当性向50%以上へと期中に計画値を引き上げた。
02
業績推移
売上高
641億円▲14.7%FY25
営業利益
95.2億円▲35.9%FY25
純利益
59.2億円▲32.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 197 | 241 | 367 | 405 | 433 | 559 | 641 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 66.0 | 66.6 | 70.0 | 95.2 |
| 経常利益 | 26.3 | 36.4 | 61.1 | 67.0 | 67.6 | 72.1 | 95.2 |
| 純利益 | 14.0 | 19.0 | 36.3 | 43.5 | 43.7 | 44.9 | 59.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 293 | 333 | 368 | 373 | 377 | 440 | 508 |
| 純資産 (自己資本) | 183 | 196 | 227 | 229 | 223 | 262 | 266 |
| 自己資本比率 (%) | 62.5 | 59.0 | 61.7 | 61.3 | 59.2 | 59.4 | 52.4 |
| 現金及び預金 | 138 | 158 | 196 | 199 | 196 | 170 | 231 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 14.3 | 41.2 | 42.5 | 45.2 | 51.2 | 48.5 | 127 |
| 投資CF | ▲26.0 | 5.5 | 3.9 | 1.8 | ▲4.3 | ▲34.7 | ▲10.7 |
| 財務CF | ▲7.6 | ▲28.7 | ▲8.3 | ▲44.3 | ▲51.0 | ▲40.7 | ▲55.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
129.85
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
22.7%
自己資本利益率
ROA
11.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
LifestyleProduct0.0兆70.5%0.01兆18.6%
MobilityAndEnergy0.0兆25.1%0.00兆21.5%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆4.4%▲0.00兆-13.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
470人
平均年齢
41.6歳
平均勤続
9.6年
単体 平均年収
874万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
80.00円-24
配当性向
37.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
31
FY21
59
FY22
71
FY23
77
FY24
104
FY25
80
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
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