株
株式会社シャノン
カブシキガイシャシャノン上場情報・通信業3976EDINET: E32855SHANON Inc.
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
32.1億円
0.03%営業利益 (FY25)
1.2億円
332.69%経常利益 (FY25)
0.6億円
222.64%純利益 (FY25)
-0.3億円
72.55%総資産
20.0億円
7.88%自己資本比率
49.3%
—ROE
0.0%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
シャノンは「マーケティングオートメーション(MA)」「CMS」「SFA」等を統合した国産マーケティングクラウドを提供するSaaS企業である。主力製品「SHANON MARKETING PLATFORM(SMP)」を中心に、年間契約のサブスクリプション売上(ストック型)とコンサル・初期導入等のフロー型売上を組み合わせる収益モデルを持ち、FY2025の売上高は32億円(14ヶ月変則決算)、うちマーケティングクラウド事業のストック売上が20.5億円を占める。近年は積極採用による人件費増と不採算事業(メタバース・広告)が収益を圧迫していたが、FY2025は採用抑制・不採算事業の整理・コスト管理徹底により営業利益1.2億円・経常利益0.65億円で黒字転換を達成した。純損失は0.28億円にとどまり、新株予約権行使による資本増強で純資産がマイナスから約9.9億円へ大幅改善した。親会社はイノベーション(持分56.71%)であり、少数株主保護・ガバナンス強化が引き続き課題となる。今後はMA市場No.1奪還に向けた低価格プラン投入・AI機能実装・少数精鋭化による利益率向上を軸とする戦略を推進するが、国内MA市場の成長率鈍化と激しい価格競争が事業拡大の主要なリスクとなっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: サブスクリプション売上20.5億円(ストック型)とコンサル等フロー型5.4億円、イベントクラウド事業6.1億円の3層構造である。
- 2顧客: BtoB企業のマーケティング担当部門を主要顧客とし、FY2025末の契約アカウント数は571件(前期比+2.9%)である。
- 3価値提案: 国産MAとしてMA・CMS・SFAを統合し、生成AI実装で自動化・高度化を追求した「マーケティングの再現性」を提供する。
- 4コスト構造: 人件費が最大コスト要因であり、採用抑制・少数精鋭化とAWSインフラ投資のバランス管理が利益率改善の鍵となっている。
Risks · リスク要因
- 1MA市場の競争激化と価格下落: 国内MA市場の成長率鈍化に伴うリプレイス競争が激化し、低価格プラン投入によるARPU低下が収益構造を悪化させるリスクがある。
- 2親会社イノベーション(持分56.71%)との利益相反: 支配株主の方針変更や独立性ガバナンスの機能不全により、少数株主利益が損なわれる可能性がある。
- 3情報漏洩・サイバー攻撃リスク: 顧客の個人情報・マーケティングデータを大量に管理するため、セキュリティ事故発生時は信用失墜と損害賠償で業績への深刻な影響が生じる。
- 4AWS依存と円安による外貨コスト上昇: インフラをAWS単一に依存し、サービス料等の外貨支払いが円安進行時にコスト増となり、利益率を圧迫するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1国産MAの先行者優位: 国内MA市場で長年のブランドと571アカウントの顧客基盤を有し、日本語対応・法令準拠で外資系との差別化ができている。
- 2ストック型収益の安定性: サブスクリプション売上がFY2025に20.5億円と全体の64%を占め、解約率の低いMRR基盤が収益の下振れリスクを抑制している。
- 3イベントクラウド事業の回復益: リアルイベント回帰でイベントクラウド売上6.1億円・営業利益0.97億円を計上し、主力事業の補完収益源として機能している。
- 4AI外部実装戦略の機動性: 自社AIエンジン開発に固執せず外部最新AI技術をスピーディーに取り込む方針で、研究開発コストを抑えた競争力強化が可能である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1MA市場No.1奪還: デジタルプラン等の低価格プランを本格展開し、導入ハードルを下げて競合からのリプレイス需要を取り込み、アカウント数の最大化を最優先とする。
- 2AI実装によるプロダクト強化: 外部生成AI技術を迅速に取り込む「実装力」で差別化を図り、マーケティング業務の自動化・意思決定支援機能を継続強化する。
- 3収益構造改革と利益率向上: LTV最適化・価格改定・コスト厳格管理を通じ、営業利益率の持続的改善を優先し、早期の安定黒字経営体質への転換を目指す。
- 4少数精鋭化と業務効率化: 人員単純増を行わず社内AI導入・プロセス改善で生産性を高め、2025年以降も採用抑制と既存人材の高度化で固定費の膨張を抑制する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025(14ヶ月変則決算)で営業黒字転換: 売上高32.1億円、営業利益1.2億円、経常利益0.65億円を達成し、前期の大幅赤字から収益性が大幅に回復した。
新株予約権行使で財務体質が劇的改善: 資本金・資本準備金がそれぞれ約5.3億円増加し、純資産が前期末の▲0.5億円から+9.9億円へ約10.4億円改善した。
不採算事業の整理完了: メタバース事業の縮小・広告事業の譲渡を前期に実施し、セグメントをマーケティングクラウドとイベントクラウドの2区分に再編した。
イベントクラウド事業が増収増益: リアルイベント回帰を追い風に売上高6.1億円・営業利益0.97億円を計上し、前期比で増収増益を達成している。
02
業績推移
売上高
32.1億円▲0.0%FY25
営業利益
1.2億円▲332.7%FY25
純利益
-0.3億円▲72.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 18.6 | 17.9 | 22.0 | 24.6 | 29.3 | 32.1 | 32.1 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -3.3 | -2.6 | -0.5 | 1.2 |
| 経常利益 | 0.3 | 0.4 | 0.5 | -3.3 | -2.7 | -0.5 | 0.6 |
| 純利益 | 0.2 | 0.6 | 1.1 | -3.7 | -4.5 | -1.0 | -0.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 9.9 | 13.2 | 16.9 | 18.4 | 20.2 | 21.7 | 20.0 |
| 純資産 (自己資本) | 3.6 | 5.3 | 6.5 | 2.9 | 0.4 | -0.5 | 9.9 |
| 自己資本比率 (%) | 35.9 | 40.3 | 38.2 | 15.5 | 2.0 | -2.4 | 49.3 |
| 現金及び預金 | 1.8 | 4.4 | 4.9 | 2.6 | 4.0 | 7.6 | 10.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.1 | 2.4 | 1.8 | ▲0.0 | ▲1.5 | 2.3 | 5.9 |
| 投資CF | ▲1.5 | ▲1.5 | ▲2.5 | ▲2.8 | ▲2.6 | ▲1.6 | ▲0.6 |
| 財務CF | ▲0.7 | 1.8 | 1.1 | 0.6 | 5.5 | 3.0 | ▲2.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
EventCloudBusiness0.0兆19.0%0.00兆16.1%
MarketingCloud0.0兆81.0%0.00兆16.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
187人
平均年齢
36.9歳
平均勤続
6.4年
単体 平均年収
586万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。