株
株式会社オロ
カブシキガイシャオロ上場情報・通信業3983EDINET: E33039ORO Co., Ltd.
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
83.1億円
5.18%営業利益 (FY25)
26.5億円
2.61%経常利益 (FY25)
26.6億円
6.97%純利益 (FY25)
19.0億円
8.49%総資産
137億円
1.16%自己資本比率
75.3%
—ROE
18.4%
3.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社オロは、プロジェクト管理機能を核にした自社開発クラウドERP「ZAC」を展開するクラウドソリューション事業と、デジタルマーケティング支援を行うマーケティングソリューション事業の2本柱で構成される情報サービス企業である。FY2025売上高は83億円(前年比+5.2%)と2019年以降一貫した成長を継続しており、ROEは18.4%と高い資本効率を維持している。クラウドソリューション事業はSaaS化への移行が進み、同セグメント売上は前年比+14.9%・利益+15.6%と力強い伸びを示した。一方、マーケティングソリューション事業は主要クライアントの広告費削減を受け売上-11.0%・利益-73.4%と大幅に落ち込み、全社営業利益は26億円(前年比-2.6%)にとどまった。中長期では国内大企業向け機能拡充やベトナム市場への海外展開、生成AIを活用した高付加価値機能の開発など成長余地を持つ一方、ZACへの売上集中と人材獲得競争の激化が主要リスクとして残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ZACのSaaS月額料・保守料が安定収益の柱で、導入支援・カスタマイズが一時的収益を補完する。
- 2顧客: IT・広告・コンサル等のプロジェクト型ビジネスを営む国内中堅・中小企業約44,000社を主対象とする。
- 3価値提案: 案件別損益のリアルタイム管理を単一システムで実現し、データ加工不要の経営可視化を提供する。
- 4コスト構造: 人件費中心の開発・営業費用が主要コストで、SaaS化により収益認識の平準化と長期LTV向上を図る。
Risks · リスク要因
- 1ZAC依存リスク: クラウドソリューション事業売上の大半が単一製品「ZAC」に集中し、競合台頭や技術陳腐化の影響が直撃する。
- 2マーケティング事業の収益変動: 主要クライアント1社の予算削減でセグメント利益が前年比-73.4%となる顧客集中リスクがある。
- 3人材確保の困難: IT人材の獲得競争が激化する中、採用・定着に失敗すると開発力・提案力が低下し成長が制約される。
- 4情報セキュリティ: 顧客の機密情報・個人情報を扱うため、ランサムウェア等のサイバー攻撃による漏洩・サービス停止リスクが存在する。
Strengths · 強み
- 1ZACの統合データ基盤: 販売・購買・勤怠・経費を案件軸で一元管理する構造は競合単機能SaaSには再現困難である。
- 2高い収益性: FY2025営業利益率31.9%・ROE18.4%を維持し、SaaS移行後も利益水準を安定的に確保している。
- 3SaaS転換によるLTV向上: 2023年1月の買取型廃止以降、月額収益の積み上がりで中長期の収益力が構造的に強化される。
- 4製販一体体制: 自社開発製品をコンサルから保守まで一貫提供するため、顧客ニーズを素早く製品改善に反映できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ZAC国内大企業向け拡張: 機能強化とカスタマイズ体制を整備し、2026年を目途に従来の中堅・中小以外の大企業層へ提案を開始する。
- 2海外展開(ベトナム): ベトナムで日系現地法人を中心に年間数社の導入実績を積み上げ、現地ニーズ対応製品へ順次進化させる。
- 3生成AI機能の研究開発: ZACの高品質1次データを活用し、経営者の意思決定支援や現場マネジメントを強化するAI機能を開発する。
- 4開発本部統合と人材投資: 2026年1月設立の開発本部に機能を集約し、採用拡大と育成強化で開発品質・スケール力を向上させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025全社業績: 売上83億円(+5.2%)も、営業利益26億円(-2.6%)・純利益19億円(-8.5%)と利益は減少した。
クラウド事業が牽引: ZAC新規契約82社(前年比+14社)・セグメント売上57億円(+14.9%)で、大型案件獲得も増加傾向にある。
マーケ事業が急落: 主要クライアントの広告費削減が下期も回復せず、セグメント利益が1.5億円(前年比-73.4%)に急減した。
株主還元を強化: 自己株式取得12.8億円と配当金5.6億円を実施し、財務活動CFは前年比約1.6倍の17.7億円の支出となった。
02
業績推移
売上高
83.1億円▲5.2%FY25
営業利益
26.5億円▼2.6%FY25
純利益
19億円▼8.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 50.2 | 48.8 | 55.3 | 62.1 | 70.3 | 79.0 | 83.1 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 22.9 | 25.5 | 27.2 | 26.5 |
| 経常利益 | 13.6 | 15.5 | 20.3 | 23.5 | 26.0 | 28.6 | 26.6 |
| 純利益 | 9.0 | 10.7 | 14.2 | 16.2 | 18.4 | 20.7 | 19.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 87.1 | 97.2 | 93.5 | 110 | 124 | 136 | 137 |
| 純資産 (自己資本) | 53.9 | 63.3 | 59.1 | 73.3 | 88.8 | 103 | 104 |
| 自己資本比率 (%) | 61.9 | 65.2 | 63.2 | 66.4 | 71.8 | 75.7 | 75.3 |
| 現金及び預金 | 51.4 | 59.0 | 59.1 | 68.3 | 87.1 | 99.0 | 101 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 8.5 | 13.3 | 20.9 | 16.0 | 25.1 | 24.9 | 20.2 |
| 投資CF | ▲1.4 | ▲2.3 | ▲0.3 | ▲2.8 | ▲1.3 | ▲1.6 | ▲1.0 |
| 財務CF | ▲1.3 | ▲3.3 | ▲20.9 | ▲4.4 | ▲5.2 | ▲11.8 | ▲17.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
120.25
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
18.4%
自己資本利益率
ROA
13.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
335人
平均年齢
33.5歳
平均勤続
6.1年
単体 平均年収
664万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
50.00円+15
配当性向
41.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
15
FY22
20
FY23
30
FY24
35
FY25
50
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。