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株式会社レゾナック・ホールディングス
カブシキガイシャレゾナックホールディングス上場化学4004EDINET: E00751Resonac Holdings Corporation
決算期: 12月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
1.35兆円
3.19%営業利益 (FY25)
0.05兆円
47.58%経常利益 (FY25)
0.05兆円
46.79%純利益 (FY25)
0.03兆円
60.50%総資産
2.11兆円
3.03%自己資本比率
33.2%
—ROE
4.3%
7.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
レゾナック・ホールディングスは、2023年1月に旧昭和電工と旧日立化成(昭和電工マテリアルズ)が統合して発足した総合化学メーカーである。売上高1.35兆円のうち、半導体・電子材料セグメントが5,063億円(全体の約38%)を占め、AI向け先端半導体後工程材料(ABFフィルム等)を中心に高い成長性を持つ。一方、ケミカル(黒鉛電極市況低迷)、クラサスケミカル(石油化学・ナフサ連動)、モビリティ(自動車市場低迷・事業譲渡)の各セグメントは減収減益が続いており、事業ポートフォリオの二極化が顕著である。FY2025はコア営業利益が1,091億円(+18.4%)と改善したものの、事業譲渡に伴う減損損失の計上により営業利益は467億円(-47.6%)、純利益は290億円(-60.5%)にとどまり、ROEは4.3%と長期目標のROIC10%には大きな乖離がある。財務面ではネットD/Eレシオが0.83倍(目標1.0倍以下)と改善傾向にあるが、劣後ローンの早期弁済によりやや上昇しており、引き続き財務体質の強化が課題となっている。石油化学系事業の構造改革を進めながら半導体材料への資源集中を図る変革期にある企業である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 半導体・電子材料が売上の約38%・コア営業利益の約99%を占め、他4セグメントが補完する構造である。
- 2顧客: AI・データセンター向け先端半導体メーカーや自動車・石油化学の川下メーカーに素材・部品を供給する。
- 3価値提案: 旧2社統合によるCMP材料・封止材・ABFフィルム等の先端材料ポートフォリオで顧客の技術課題を共創解決する。
- 4コスト構造: 原料ナフサ・電力コストが収益を左右し、設備投資を半導体材料中心に年間870億円超を継続実施している。
Risks · リスク要因
- 1セグメント集中リスク: コア営業利益の約99%を半導体・電子材料に依存し、半導体市況の急変動が全社業績に直撃する構造である。
- 2NAND・黒鉛電極市況低迷: NANDの回復遅延とグラファイトセグメントのコア営業利益赤字化(-55億円)が足元の収益を圧迫している。
- 3のれん・無形資産の減損: 統合時に計上した大規模ののれんが残存し、事業環境悪化時に追加減損が発生し財務に打撃を与えるリスクがある。
- 4地政学・為替リスク: 負極材主原料の中国依存や米国通商政策の変化がサプライチェーン・コストに影響し、業績変動を拡大させる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1後工程材料の網羅性: ABFフィルム・封止材・CMP材料等を一社で提供できる後工程材料の品揃えはグローバルで希少である。
- 2統合シナジー: 旧昭和電工の前工程材料と旧日立化成の後工程材料を組み合わせ、顧客への一貫提案力を持つ点が差別化要因である。
- 3AI需要への直結: FY2025の半導体後工程材料はAI向け販売増でセグメント売上が前年比+13.7%・コア営業利益+47.0%と高成長を実現した。
- 4財務改善の進展: 劣後ローン1,375億円を早期弁済しネットD/Eレシオ0.83倍に改善、格付け・資本コスト面でのリスク低下が進んでいる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1半導体材料への集中投資: コア成長事業の半導体・電子材料向けに設備投資を積極継続し、AI・先端半導体の需要拡大を取り込む方針である。
- 2事業ポートフォリオ改革: 非中核事業(二次電池外装材・食品包装材・Fiamm Energy Technology等)を順次譲渡し、機能性化学特化へ変貌を図る。
- 3長期数値目標の達成: EBITDAマージン20%・ROIC10%・ネットD/Eレシオ1.0倍以下を長期目標に掲げ、財務体質強化と収益性改善を並行推進する。
- 4共創型人材育成: 従業員エンゲージメントスコアをサステナビリティKPIに組み込み、実力主義・評価透明性を徹底して自律型人材の創出を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
コア営業利益の大幅改善: FY2025のコア営業利益は1,091億円(前年比+18.4%)と過去最高水準に迫り、半導体後工程材料が+47.0%増益で牽引した。
特別損失で純利益が急減: Fiamm Energy Technology等の複数事業譲渡決定に伴う減損損失計上で営業利益は467億円(-47.6%)、純利益は290億円(-60.5%)に落ち込んだ。
劣後ローン1,375億円を期限前弁済: シニアローン等への借換えを実施し財務構造を改善したが、ネットD/Eレシオは0.83倍とやや上昇した。
FCFが681億円縮小: 営業CFが1,303億円に減少しつつ設備投資支出が増加したことでFCFは432億円(前年比-68%)と大幅に圧縮された。
02
業績推移
売上高
1.35兆円▼3.2%FY25
営業利益
0.05兆円▼47.6%FY25
純利益
0.03兆円▼60.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 0.91 | 0.97 | 1.42 | 1.39 | 1.30 | 1.39 | 1.35 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.06 | -0.01 | 0.09 | 0.05 |
| 経常利益 | 0.12 | -0.04 | 0.09 | 0.06 | -0.01 | 0.08 | 0.05 |
| 純利益 | 0.07 | -0.08 | -0.01 | 0.03 | -0.01 | 0.07 | 0.03 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.08 | 2.20 | 2.14 | 2.11 | 2.05 | 2.17 | 2.11 |
| 純資産 (自己資本) | 0.52 | 0.72 | 0.82 | 0.54 | 0.56 | 0.66 | 0.70 |
| 自己資本比率 (%) | 48.3 | 32.6 | 38.2 | 25.6 | 27.3 | 30.6 | 33.2 |
| 現金及び預金 | 0.12 | 0.20 | 0.23 | 0.19 | 0.19 | 0.29 | 0.26 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.08 | 0.11 | 0.12 | 0.10 | 0.12 | 0.16 | 0.13 |
| 投資CF | ▲0.05 | ▲0.93 | 0.03 | ▲0.05 | ▲0.06 | ▲0.05 | ▲0.09 |
| 財務CF | ▲0.02 | 0.90 | ▲0.12 | ▲0.10 | ▲0.07 | ▲0.02 | ▲0.07 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
160.49
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.3%
自己資本利益率
ROA
1.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Chemicals0.5兆40.1%0.01兆1.5%
InnovationEnablingMaterials0.1兆10.1%0.01兆8.7%
Mobility0.2兆13.9%0.00兆1.1%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.1兆9.7%▲0.00兆-1.8%
SemiconductorAndElectronicMaterials0.3兆26.2%▲0.01兆-2.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
346人
平均年齢
46.3歳
平均勤続
16.2年
単体 平均年収
1,132万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
65.00円
配当性向
664.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
65
FY21
65
FY22
65
FY23
65
FY24
65
FY25
65
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。